山崎一穎
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山崎 一穎(やまざき かずひで、1938年9月20日 - 2024年9月14日)は、日本近代文学研究者。跡見学園女子大学名誉教授。元学校法人跡見学園理事長。森鷗外が専門。森鷗外記念会会長、森鷗外記念館(津和野町)館長。
来歴
[編集]長野県中野市生まれ。千葉県育ち。1957年千葉県立千葉第一高等学校、1962年早稲田大学教育学部国語国文学科卒、千葉県立高校の定時制教諭の傍ら、1970年同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。同年跡見学園女子大学および短期大学専任講師、1974年助教授、1978年教授、同年学長を務め、1989年退任、1998年学長に再任、2008年定年退任後、跡見学園理事長。2023年に理事長を退任[1]。2024年9月14日に死去。85歳没[1][2]。
1990年物集索引賞(共同)、2002年『森鷗外・歴史文学研究』でやまなし文学賞受賞。
著書
[編集]- 『森鷗外・歴史小説研究』桜楓社 1981
- 『森鷗外・史伝小説研究』桜楓社 1982
- 『二生を行く人 森鷗外(日本の作家)』新典社 1991
- 『森鷗外 明治人の生き方』ちくま新書 2000
- 『森鷗外・歴史文学研究』おうふう 2002
- 『鷗外十話』鳥影社 2005
- 『森鷗外論攷』おうふう 2006
- 『森鷗外 国家と作家の狭間で』新日本出版社 2012
校訂
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “顧問(前理事長) 元学長(名誉教授)山崎一穎 儀 逝去のお知らせ”. 跡見学園女子大生. (2024年9月20日) 2024年9月20日閲覧。
- ^ “森鷗外研究家の山崎一穎さん死去、85歳 跡見学園前理事長”. 産経新聞. (2024年9月20日) 2024年9月20日閲覧。