加藤恒平

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加藤 恒平
名前
カタカナ カトウ コウヘイ
ラテン文字 KATO Kohei
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1989-06-14) 1989年6月14日(34歳)
出身地 和歌山県新宮市[1]
身長 173cm
体重 70kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
ユース
2002-2004 日本の旗 ジェフユナイテッド市原ジュニアユース舞浜
2005-2007 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉U-18
2008-2011 日本の旗 立命館大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012 日本の旗 FC町田ゼルビア 29 (0)
2013-2015 モンテネグロの旗 ルダル・プリェヴリャ 61 (8)
2015-2016 ポーランドの旗 ポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワ 35 (1)
2016-2018 ブルガリアの旗 ベロエ・スタラ・ザゴラ 39 (1)
2018 日本の旗 サガン鳥栖 1 (0)
2019 ポーランドの旗 ヴィジェフ・ウッチ 11 (0)
2019-2020 ジブラルタルの旗 セント・ジョセフスFC 6 (0)
2020-2021 モンテネグロの旗 FKイスクラ・ダニロヴグラード 25 (1)
2021 モンテネグロの旗 FKポドゴリツァ (loan) 15 (1)
2021 ポルトガルの旗 アナディアFC 0 (0)
2022 タイ王国の旗チェンライ・ユナイテッドFC 14 (1)
2022 日本の旗 FC琉球 8 (0)
2023- モンテネグロの旗 FKイエゼロ
代表歴2
2017 日本の旗 日本 0 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年5月12日現在。
2. 2017年6月7日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

加藤 恒平(かとう こうへい、1989年6月14日 - )は、和歌山県新宮市出身のプロサッカー選手ポジションは、ミッドフィールダー。元日本代表

来歴[編集]

小学校1年の時に新宮サッカースポーツ少年団に入団。サッカーにのめり込み、中学進学にあわせ母方の祖母宅がある千葉県に移った。ジェフユナイテッド千葉ジュニアユース舞浜、ジェフユナイテッド千葉U-18で技術を磨いた後、立命館大学に進学した[2]

2010年、大学3年の夏休みに、アルゼンチンのクラブ入団を目指し渡航。2か月ほど滞在したが、怪我のため入団テストを受けられず帰国。2011年7月に再び渡航。「セファール」と呼ばれる、クラブ未契約の選手が共同生活する施設で約7か月暮らし、プロ契約を目指した。アルゼンチン4部リーグのクラブから高評価を受け、契約までこぎつけるも、試合出場に必要なビザが下りず断念し、帰国[2]

帰国後の2012年2月中旬から3週間FC町田ゼルビアに練習生として参加し、3月正式に入団した[3]。しかしチームがJFLに降格したことに伴い、2013年1月に「上のカテゴリーでプレーしたい」という意志が強かったため、町田を退団することとなった[4]

2013年8月、モンテネグロ1部FKルダル・プリェヴリャへ移籍[5]。在籍2シーズン目の2014-15シーズンにはリーグベストイレブンに選出される活躍で、チームを1部制覇に導いた[6]

2015年6月、ポーランド1部リーグTSポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワへ移籍[6]。2015-16シーズン開幕戦でいきなりマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、その後も活躍を続けたものの、チームは2部に降格[7]

2016年6月、ブルガリア1部リーグPFCベロエ・スタラ・ザゴラへ移籍[7]

2017年5月25日日本代表に初選出された[8] が、同年6月7日シリアとの親善試合には出場せず、6月13日FIFAワールドカップ・アジア3次予選イラク戦に向けたメンバー23名からは外れた。

2018年3月27日、サガン鳥栖へ完全移籍[9]。Web上で行われた「もうひとつのルヴァンカップ」という「ルヴァンプライムスナック」(ヤマザキビスケットのスナック菓子)を使ったレシピをJ1からJ3までのクラブが発表し、それをランキングで競う企画で、元スペイン代表のフェルナンド・トーレスと作った「カトーレスサンド」(スナックに団子を挟んだもの)が1位に選ばれている[10][11]。しかし、リーグ戦1試合、カップ戦4試合のみの出場で1年での退団となった[12]

2019年3月、ポーランド3部のヴィジェフ・ウッチに入団[13]。同年7月まで所属した後、10月にジブラルタル1部セント・ジョセフスFCに入団した。

2020年2月、モンテネグロ1部FKイスクラ・ダニロヴグラードに入団[14]

2021年7月20日、 元川崎フロンターレ中村彰がオーナーを務めるポルトガルリーガ3英語版アナディアFC英語版に加入[15]

2021年12月、タイ・リーグ1チェンライ・ユナイテッドFCに移籍[16]

2022年8月、FC琉球へ加入した[17]。同年10月29日、契約満了による退団が発表された[18]

2023年8月、再びモンテネグロ1部FKイエゼロに移籍した。

プレースタイル[編集]

アルゼンチンに渡った当初はサイドの選手だったが、「セファール」でコンバートされてからは激しい守備と縦に素早くボールを繋げるスタイルが注目されるボランチとしてプレーしている[19]

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2012 町田 27 J2 29 0 - 3 0 32 0
モンテネグロ リーグ戦 リーグ杯ツルノゴルスキ杯 期間通算
2013-14 ルダル 19 プルヴァ 30 1 -
2014-15 31 7 -
ポーランド リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2015-16 ポドベスキジェ 19 エクストラクラサ 35 1 - 2 0 37 1
ブルガリア リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2016-17 スタラ・ザゴラ 4 A PFG 28 1 - 1 0 29 1
2017-18 11 0 - 0 0 11 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2018 鳥栖 21 J1 1 0 4 0 0 0 5 0
ポーランド リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2018-19 ヴィジェフ・ウッチ 5 IIリガ 11 0 - 0 0 11 0
ジブラルタル リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2019-20 セント・ジョセフス 14 プレミア 6 0 0 0 0 0 6 0
モンテネグロ リーグ戦 リーグ杯ツルノゴルスキ杯 期間通算
2019-20 イスクラ・ダニロヴグラード プルヴァ 10 1 0 0 0 0 10 1
2020-21 15 0 0 0 0 0 15 0
2020-21 ポドゴリツァ 14 1 0 0 0 0 14 1
ポルトガル リーグ戦 リーグ杯ポルトガル杯 期間通算
2021-22 アナディア リーガ3 0 0 0 0 0 0 0 0
タイ リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2021-22 チェンライU 4 T1 15 1 4 0 1 0 20 2
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2022 琉球 37 J2 8 0 - 0 0 8 0
モンテネグロ リーグ戦 リーグ杯ツルノゴルスキ杯 期間通算
2023-24 FKイエゼロ 14 プルヴァ
通算 日本 J1 1 0 4 0 0 0 5 0
日本 J2 37 0 - 3 0 40 0
モンテネグロ プルヴァ 100 10 - 100 10
ポーランド エクストラクラサ 35 1 - 2 0 37 1
ポーランド IIリガ 11 0 - 0 0 11 0
ブルガリア A PFG 39 1 - 1 0 40 1
ジブラルタル プレミア 6 0 0 0 0 0 6 0
ポルトガル リーガ3 0 0 0 0 0 0 0 0
タイ リーグ1 15 1 4 0 1 0 20 1
総通算 244 13 4 0 3 0 259 13
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2022 チェンライU 4 4 0
通算 AFC 4 0

代表歴[編集]

タイトル[編集]

クラブ[編集]

FKルダル・プリェヴリャ

個人[編集]

プルヴァ・ツルノゴルスカ・フドバルスカ・リーガ
  • ベストイレブン:2014 - 2015

脚注[編集]

  1. ^ a b “サッカー日本代表に初選出 W杯最終予選のメンバー 新宮市出身・加藤恒平選手”. 紀南新聞. (2017年5月26日). http://www.kinan-newspaper.jp/?p=9754 2020年2月1日閲覧。 
  2. ^ a b 新宮出身、Jリーガー誕生 J2町田ゼルビア 加藤恒平選手 紀南新聞、2012年4月20日
  3. ^ 加藤恒平選手、加入のお知らせ FC町田ゼルビア オフィシャルサイト、2012年3月30日
  4. ^ 加藤恒平選手の契約に関しまして』(プレスリリース)FC町田ゼルビア、2013年1月13日http://www.zelvia.co.jp/news/news-23890/2020年2月1日閲覧 
  5. ^ “元大宮の川辺隆弥と元町田の加藤恒平がモンテネグロ1部に移籍”. サッカーキング. (2013年8月15日). http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20130815/129149.html 2013年8月15日閲覧。 
  6. ^ a b “モンテネグロでリーグ優勝を果たしたMF加藤恒平がポーランド1部へ移籍”. サッカーキング. (2015年6月24日). http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150624/325037.html 2016年6月23日閲覧。 
  7. ^ a b “元町田のMF加藤恒平がブルガリア1部リーグ3位のクラブと契約…来季のヨーロッパリーグ出場へ”. サッカーキング. (2016年6月23日). http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20160623/459849.html 2016年6月23日閲覧。 
  8. ^ “【日本代表メンバー発表】サプライズ新戦力ズラリ…東欧から秘密兵器も。西川・清武・森重はまさかの落選”. Football Channel. (2017年5月25日). https://www.footballchannel.jp/2017/05/25/post212519/ 2017年5月25日閲覧。 
  9. ^ 加藤恒平選手 PFCベロエ・スタラ・ザゴラ(ブルガリア)より完全移籍加入のお知らせ”. サガン鳥栖 (2018年3月27日). 2018年3月27日閲覧。
  10. ^ J1レシピ:もうひとつのルヴァンカップ:2018JリーグYBCルヴァンカップ Jリーグ.jp
  11. ^ もう見た?トーレスが鳥栖代表で「もうひとつのルヴァンカップ」に登場!可愛すぎる… ニコニコニュース 2018年9月9日
  12. ^ 加藤恒平選手 契約期間満了のお知らせ 2018年12月7日
  13. ^ 鳥栖退団のMF加藤恒平、新天地はポーランド3部に決定 ゲキサカ - 2019年3月8日
  14. ^ “元日本代表MF加藤恒平、モンテネグロ1部クラブに加入「ELを狙って頑張ります」”. フットボールチャンネル. (2020年2月1日). https://www.footballchannel.jp/2020/02/01/post360436/ 2020年2月1日閲覧。 
  15. ^ ハリルチルドレンと呼ばれた男 元日本代表MF加藤恒平がポルトガル3部に移籍”. 東京スポーツ (2021年7月20日). 2021年7月20日閲覧。
  16. ^ 元日本代表MFの加藤恒平がチェンライ・ユナイテッドに加入”. サッカーキング (2021年12月17日). 2022年4月22日閲覧。
  17. ^ 加藤恒平選手 加入のお知らせ”. FC琉球 (2022年8月12日). 2022年8月12日閲覧。
  18. ^ 加藤恒平選手 契約満了のお知らせ”. FC琉球 (2022年10月29日). 2023年1月20日閲覧。
  19. ^ “加藤恒平「僕のような選択肢もある」ハリルの秘密兵器が語るキャリア<前編>”. スポーツナビ. (2017年5月3日). https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201705020008-spnavi 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]