ジェームズ・ダン

受賞
アカデミー賞
	助演男優賞; 1945年『ブルックリン横丁』
その他の賞

ジェームズ・ダン; James Dunn
	1936年宣伝写真
本名	James Howard Dunn
生年月日	1901年11月2日
没年月日	1967年9月3日（65歳没）
出生地	アメリカ合衆国ニューヨーク市
死没地	アメリカ合衆国サンタモニカ
身長	183 cm
職業	俳優
活動期間	1929年 - 1966年
配偶者	エドナ・オライア (19??-19??); フランシス・ギフォード (1938-1942); エドナ・ラッシュ (1945-1967)
主な作品
	1945年『ブルックリン横丁』
受賞
アカデミー賞
	助演男優賞; 1945年『ブルックリン横丁』
その他の賞
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ジェームズ・ダン（James Howard Dunn、1901年 11月2日 – 1967年 9月3日）は、ニューヨーク市出身のアメリカ合衆国の俳優。1945年の『ブルックリン横丁』でアカデミー助演男優賞を受賞した。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにテレビと映画で2つの星がある。

来歴[編集]

1901年（1905年との資料もある^[2]）、ウォール街の株式仲買人の息子としてニューヨーク市に生まれる。ヴォードヴィリアンとして活動を開始し、1920年代後半にはエキストラとしてサイレント映画に出演するようになる^[3]。

1931年にフォックス・フィルム（後の20世紀フォックス）と契約、数々の映画に出演し、1934年にはシャーリー・テンプルの映画4本に出演するなどキャリアのピークを迎える。しかし、1930年代後半になると役がつかなくなり、アルコール依存症とあいまって低迷する。

1945年、『ブルックリン横丁』で「アルコール依存症だが心優しい父親」を演じ、第18回アカデミー賞で助演男優賞を受賞、奇跡的な復活を果たすが、その後は再び低迷し、1950年代初頭には破産、酒浸りの生活を送るようになる。1950年代以降、活動の中心を映画からテレビに移す。

1967年、胃の手術を受けた後の合併症により死去。

主な出演作[編集]

公開年	邦題原題	役名	備考
1931	バッド・ガール Bad Girl	エディ・コリンズ
	婦人記者 Sob Sister	ギャリー・ウェブスター
	オーバー・ゼ・ヒル Over the Hill	ジョニー・シェルビー
1932	ダンス・チーム Dance Team	ジミー・マリガン
1932	運動選手を目指して Society Girl	ジョニー・マローン
1933	水兵上陸 Sailor's Luck	ジミー・フェニモア・ハリガン
	四一九号室の女 The Girl in 419	ダニエル・フレンチ
	当たって砕けろ Take a Chance	デューク・スタンリー
1934	歓呼の嵐 Stand Up and Cheer!	ジミー
	紐育の口笛 Change of Heart	マック
	ベビイのお目見得 Baby Take a Bow	エディ・エリソン
	アイスクリーム娘 Have a Heart	ジミー・フラハティ
	聖林三百六十五夜 365 Nights in Hollywood	ジミー・デイル
	輝く瞳 Bright Eyes	ループ・メリット
1935	ジョージ・ホワイツ一九三五年スキャンダルス George White's 1935 Scandals	エディ・テイラー
1935	深夜の出来事 Bad Boy	エディ・ノーラン
1936	鉄拳熱血紳士 Two-Fisted Gentleman	ミッキー
1937	紳士ギャング We Have Our Moments	ジョン・ウェイド
1943	陽気な女秘書 Government Girl	ジョー・ブレイク
1945	ブルックリン横丁 A Tree Grows in Brooklyn	ジョニー・ノーラン	アカデミー助演男優賞受賞
1960	許されざる愛情 The Bramble Bush	ステュー・シェイファー
1962	青年 Hemingway's Adventures of a Young Man	電信技手
1966	オスカー The Oscar	重役

脚注[編集]

^ 1930年代から1940年代にかけて多くの映画に助演で出演した女優。Frances Gifford (1920 - 1994)。
^ “James Dunn” (英語). IBDB. 2013年4月16日閲覧。
^ James Dunn. Allocine.co.uk.

外部リンク[編集]

[1] 1930年代から1940年代にかけて多くの映画に助演で出演した女優。Frances Gifford (1920 - 1994)。

[2] “James Dunn” (英語). IBDB. 2013年4月16日閲覧。

[allocine-3] James Dunn. Allocine.co.uk.

[1]

[2]

[3]

表話編歴アカデミー助演男優賞
1936–1940	ウォルター・ブレナン（1936）ジョゼフ・シルドクラウト（1937）ウォルター・ブレナン（1938）トーマス・ミッチェル（1939）ウォルター・ブレナン（1940）
1941–1960	ドナルド・クリスプ（1941）ヴァン・ヘフリン（1942）チャールズ・コバーン（1943）バリー・フィッツジェラルド（1944）ジェームズ・ダン（1945）ハロルド・ラッセル（1946）エドマンド・グウェン（1947）ウォルター・ヒューストン（1948）ディーン・ジャガー（1949）ジョージ・サンダース（1950）カール・マルデン（1951）アンソニー・クイン（1952）フランク・シナトラ（1953）エドモンド・オブライエン（1954）ジャック・レモン（1955）アンソニー・クイン（1956）レッド・バトンズ（1957）バール・アイヴス（1958）ヒュー・グリフィス（1959）ピーター・ユスティノフ（1960）
1961–1980	ジョージ・チャキリス（1961）エド・ベグリー（1962）メルヴィン・ダグラス（1963）ピーター・ユスティノフ（1964）マーティン・バルサム（1965）ウォルター・マッソー（1966）ジョージ・ケネディ（1967）ジャック・アルバートソン（1968）ギグ・ヤング（1969）ジョン・ミルズ（1970）ベン・ジョンソン（1971）ジョエル・グレイ（1972）ジョン・ハウスマン（1973）ロバート・デ・ニーロ（1974）ジョージ・バーンズ（1975）ジェイソン・ロバーズ（1976）ジェイソン・ロバーズ（1977）クリストファー・ウォーケン（1978）メルヴィン・ダグラス（1979）ティモシー・ハットン（1980）
1981–2000	ジョン・ギールグッド（1981）ルイス・ゴセット・ジュニア（1982）ジャック・ニコルソン（1983）ハイン・S・ニョール（1984）ドン・アメチー（1985）マイケル・ケイン（1986）ショーン・コネリー（1987）ケヴィン・クライン（1988）デンゼル・ワシントン（1989）ジョー・ペシ（1990）ジャック・パランス（1991）ジーン・ハックマン（1992）トミー・リー・ジョーンズ（1993）マーティン・ランドー（1994）ケヴィン・スペイシー（1995）キューバ・グッディング・ジュニア（1996）ロビン・ウィリアムズ（1997）ジェームズ・コバーン（1998）マイケル・ケイン（1999）ベニチオ・デル・トロ（2000）
2001–2020	ジム・ブロードベント（2001）クリス・クーパー（2002）ティム・ロビンス（2003）モーガン・フリーマン（2004）ジョージ・クルーニー（2005）アラン・アーキン（2006）ハビエル・バルデム（2007）ヒース・レジャー（2008）クリストフ・ヴァルツ（2009）クリスチャン・ベール（2010）クリストファー・プラマー（2011）クリストフ・ヴァルツ（2012）ジャレッド・レト（2013） J・K・シモンズ（2014）マーク・ライランス（2015）マハーシャラ・アリ（2016）サム・ロックウェル（2017）マハーシャラ・アリ（2018）ブラッド・ピット（2019）ダニエル・カルーヤ（2020）
2021–現在	トロイ・コッツァー（2021）キー・ホイ・クァン（2022）ロバート・ダウニー・ジュニア（2023）

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