サンサン
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サンサン | |
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欧字表記 | San San[1] |
品種 | サラブレッド[1] |
性別 | 牝[1] |
毛色 | 黒鹿毛[1] |
生誕 | 1969年4月9日[1] |
死没 | 1994年11月20日(25歳没) |
父 | Bald Eagle[1] |
母 | Sail Navy[1] |
母の父 | Princequillo[1] |
生国 | アメリカ合衆国(ケンタッキー州)[1] |
生産者 | Harry Frank Guggenheim[1] |
馬主 | Margit Gräfin Batthyany |
調教師 | Angel Penna, Sr.(フランス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 22戦5勝[1] |
獲得賞金 |
2,126,405フランス・フラン、 5,000USドル |
サンサン(欧字名:San San、1969年4月9日 - 1994年11月20日)は、アメリカ合衆国で生産されたフランスの競走馬、日本の繁殖牝馬[1]。主な勝ち鞍に1972年のプシケ賞(en)、ヴェルメイユ賞、凱旋門賞。牝馬の凱旋門賞馬として初めて日本へ輸出された馬である。所有者はマルギト・バッチャーニ伯爵夫人。
経歴
[編集]競走馬時代
[編集]ヴェルメイユ賞ではジャン・クリュゲが騎乗し勝利した。10月の凱旋門賞ではフランスのリーディングジョッキーのフレディ・ヘッドが騎乗し、前哨戦のPrix de la Nonetteで2着となったRescousseや後の大種牡馬ロベルト、日本から出走したメジロムサシらを破って勝利した。
その後、ローレル競馬場で開催されたワシントンDCインターナショナルに出走し、ドロールロール(en)の4着に敗れた。
繁殖牝馬時代
[編集]引退後、1976年に明和牧場がサンサンを日本に繁殖牝馬として輸入[2]、ウインザーノット、スプライトパッサーと二頭の重賞馬を産んだ。
代表産駒
[編集]- リキサンサン(牝) - 1977年生まれ。父Sir Ivor。代表産駒に1989年に当時の最高落札価格、3億6050万円を記録したサンゼウス。
- ウインザーノット(牡) - 1980年生まれ。父パーソロン。主な勝ち鞍に函館記念(2回、1984年、1985年)。
- ポトマックチェリー(牝) - 1981年生まれ。父ノーザンテースト。代表産駒にネイティヴハート。孫にサクセスストレイン、マーブルチーフ。
- ストームボーイ(牡) - 1982年生まれ。父ハードツービート。高松宮杯3着。
- スプライトパッサー(牝) - 1987年生まれ。父メイワパッサー。主な勝ち鞍に関屋記念(1992年)。
血統表
[編集]サンサン (San San)の血統(ナスルーラ系/Bull Dog・Sir Gallahad4×4=12.50%) | (血統表の出典) | |||
父 Bald Eagle 1955 黒鹿毛 |
父の父 Nasrullah1940 鹿毛 |
Nearco | Pharos | |
Nogara | ||||
Mutaz Begum | Blenheim | |||
Mumtaz Mahal | ||||
父の母 Sigma1947 鹿毛 |
Tiger | Bull Dog | ||
Starless Moment | ||||
China Face | Display | |||
Sweepilla | ||||
母 Sail Navy 1958 鹿毛 |
Princequillo 1940 鹿毛 |
Prince Rose | Rose Prince | |
Indolence | ||||
Cosquilla | Papyrus | |||
Quick Thought | ||||
母の母 Anchors Aweigh1949 鹿毛 |
Davil Diver | St Germans | ||
Dabchick | ||||
True Bearing | Sir Gallahad | |||
Dead Reckoning F-No.7-c |
四代母Dead Reckoningの姉ダイシングは社台牧場が基礎繁殖牝馬として輸入した。その子孫からはメジロフレーム、メジロカーラ、キョウトシチー、サンライズバッカスらが出ている。