アジア・ワン・センター
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アジア・ワン・センター | |
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建物外観写真 | |
情報 | |
旧名称 |
KENGOO ABCビル プロクター・アンド・ギャンブル日本本社/神戸イノベーションセンター |
用途 | 事務所、研究所 |
設計者 | 竹中工務店 |
施工 | 竹中工務店 |
建築主 | プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク |
構造形式 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造及び鉄骨構造 |
敷地面積 | 10,918.63 m² |
建築面積 | 2,495.79 m² |
延床面積 | 41,160.72 m² |
階数 | 地上31階地下2階 |
高さ | 131.4m(最高高) |
エレベーター数 | 10台 |
着工 | 1990年10月 |
竣工 | 1993年2月 |
所在地 |
〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中1丁目17 |
座標 | 北緯34度41分26.2秒 東経135度16分12.2秒 / 北緯34.690611度 東経135.270056度座標: 北緯34度41分26.2秒 東経135度16分12.2秒 / 北緯34.690611度 東経135.270056度 |
アジア・ワン・センター(Asia One Center)は、兵庫県神戸市東灘区にある超高層オフィスビルである。
概要
[編集]米国の日用品大手、プロクター・アンド・ギャンブルの日本法人(当時のP&Gファー・イースト)が、複数拠点に分散していた本社および研究機能を集約し、執務環境とコミュニケーションの向上及び効率化を図るため、六甲アイランドの一角に建設された。
外観は6層単位のメガストラクチャーが特徴。低層階は研究機能を12層からなるアトリウムの周囲に配置。ガラス張りかつ外光を取り込む事で、閉鎖性を廃し研究員の交流を促すよう配慮された。中層階にはオープンタイプのミーティングスペースや図書室をはじめ、カフェテリア(食堂)やトレーニングセンターなどの共用施設などを配置。高層部は執務スペースとした。
P&Gは2009年のアジア本部を皮切りに研究開発などの機能をシンガポールに順次移管[1]。これに伴い、当ビルに余剰空間が発生したため、2016年(平成28年)に日本法人の本社を同じ神戸市内の三宮(中央区小野柄通)へ移転した[2]。P&Gは移転に先立ち、この土地と建物を剣豪集団に売却している[3]。
受賞歴
[編集]- 1994年度グッドデザイン賞
最寄駅
[編集]出典
[編集]- ^ 印南志帆 (2016年1月9日). “P&Gで人事に大ナタ、問われる日本の存在感”. 東洋経済オンライン 2020年2月22日閲覧。
- ^ 『P&G 新社屋へ移転完了、8月1日より全面稼働』(プレスリリース)プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、2016年7月28日 。2020年2月22日閲覧。
- ^ “P&Gジャパンの30階建て本社ビルを購入した中国系企業の「夢」とは?―日本華字紙”. レコードチャイナ. (2014年4月23日) 2020年2月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 「作品 - P&G日本本社ビル」 - 『新建築』1993年6月号(新建築社刊)305~313ページ及び315ページ