コンテンツにスキップ

Over (Mr.Childrenの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Mr.Children > Over (Mr.Childrenの曲)
Over
Mr.Children楽曲
収録アルバムAtomic Heart
リリース1994年9月1日
ジャンルJ-POP
時間4分42秒
レーベルトイズファクトリー
作詞者桜井和寿
作曲者桜井和寿
プロデュース小林武史
その他収録アルバム
Atomic Heart収録曲
  1. Printing
  2. Dance Dance Dance
  3. ラヴ コネクション
  4. innocent world
  5. クラスメイト
  6. CROSS ROAD
  7. ジェラシー
  8. Asia (エイジア)
  9. Rain
  10. 雨のち晴れ
  11. Round About~孤独の肖像~
  12. Over
Atomic Heart収録順
Round About~孤独の肖像~
(11)
Over
(12)

Over』(オーバー)は日本バンドMr.Childrenの代表的なバラードソングである。

概要・楽曲紹介[編集]

本楽曲は1994年9月1日に発売された4thアルバム『Atomic Heart』収録楽曲である。本アルバムのCMには『クラスメイト』と一緒にCMソングに使用された。

仮タイトルは「2beatでKAN」。理由はリズムが2ビートであり、『KAN』を意識したからである。

失恋ソングであり、桜井は「悲しいことを悲しいことと思わない僕の性格が出た」と語っており、Overの意味は「これで終わりにしよう」「でもここを越えてかなきゃ」という二つの意味合いを掛けている。

音楽の詞やリズムはギルバート・オサリバンの楽曲「アローン・アゲイン」を参考にした[1]

歌詞の「顔のわりに小さな胸」が物議を醸す原因を作ってしまい、桜井自身も「不徳の致すところ」と語っている。

タイアップは2001年に放送されたドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』第6話エンディングソングとして使用された。

本楽曲はシングルカットされていないにも関わらず人気であり、oricon styleが2005年に実施した『男女1000人に聞いた!失恋した時に聴きたい曲NO.1』のアンケートにおいて、本曲が男性部門で1位を獲得した[2]

2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは8位に選ばれた[3]

後にベスト・アルバム『Mr.Children 1992-1995』に収録。36thシングル『ヒカリノアトリエ』ではシークレットトラックで『Over(弾き+語り2 Version』として収録された。

ライブでは非常に演奏されることが少なく、「Mr.Children TOUR "REGRESS OR PROGRESS" '96〜'97以降歌われることがなかったが『MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U"』にて10年ぶりに演奏された。基本的には桜井の弾き語りがベースだがMr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』にて、バンドスタイルで演奏し、『ap bank fes '05』以来約17年ぶりとなり、バントスタイルとして初の映像化となった。

参加ミュージシャン[編集]

ライブ映像作品[編集]

  • MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U" 〜FINAL IN TOKYO DOME〜
  • Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ ヒカリノアトリエ
  2. ^ 男女1000人に聞いた!失恋した時に聴きたい曲NO.1はこれ!(オリコン)”. 2005年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  3. ^ 映画『Mr.Children REFLECTION』劇場公開パンフレット

外部リンク[編集]