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connie

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
connie
出生名 丹羽 洋介[1]
生誕 1978年[1]
出身地 日本の旗 日本新潟県
学歴 新潟大学卒業
職業
活動期間 2003年 -
共同作業者 Negicco
公式サイト https://connie521.wixsite.com/home

connie(コニー、本名:丹羽洋介[1] 1978年[1] - )は、日本音楽プロデューサーソングライター編曲家DJ会社員Negiccoの音楽プロデューサーとして知られる[2]

来歴

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新潟市出身。中学時代に兄の影響で音楽に目覚めた。

1998年 新潟大学に入学。サークルでバンド活動(ドラム)。3、4年次にハロー!プロジェクトなどの女性アイドルに夢中になる。

2001年 大学卒業。IT関連企業の営業職として上京。PCでの楽曲制作を始める。音楽プロデューサー「connie(コニー)」を名乗り、インターネットに曲を投稿。

2003年 会社の異動で新潟に戻る。結成したばかりのNegiccoと出会う。J-POPオンリーのクラブ・イベント「トキメキ★ハイスクール」を主宰。

2005年 新卒で勤めていた会社を辞める。派遣社員として複数企業に勤める

2010年 新潟市の建設会社「新光ハウス」に中途入社。現在は営業係長の肩書をもつ[3]

2013年 Negiccoの楽曲リリースの頻度が増え始め、楽曲制作を正式に会社の事業とする、独自の"副業"スタイルを確立[4]

2019年 1月22日、日本経済新聞社が主催するセミナー「建設×音楽プロデューサー 達人に学ぶ"副業術"」に登壇[5]。2019年9月21日、新潟大学医学部学士会主催の有壬セミナー「作詞のひみつ、言葉のちから」のゲストとして岩里祐穂と共演[6]

2019年8月21日、Negiccoの所属事務所・EHクリエイターズが設立した音楽レーベル“Fall Wait Records”の第1弾作品として、自身初のミニアルバム『VOICES』をリリース[7][8]。「一番聴かせたい彼女たちの声をどう生かすかを最優先に考えた」ことから、タイトルの『VOICES』にもその意味が込められている[9]

"副業"音楽プロデューサー

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Negiccoに関しては2003年7月のデビュー・イベントからの最古参ファンで、「トキメキ★ハイスクール」にゲストとして招いたのをきっかけに楽曲「トキメキ★マイドリーム」を初提供以降、Negiccoに50曲以上の楽曲を提供している[10]。このほか複数のアイドルグループへの楽曲提供や、アニメ「アイカツ!」シリーズの挿入歌の提供もしている[11][12][13]

こうした音楽プロデューサー業の一方、普段は新潟市の建設会社「新光ハウス」に勤務。プレハブの営業や施工管理をしている。業務上、まったく関係のない2つの仕事を両立させるため、以下のような工夫をしている。

  • 新光ハウスが定款を変更し事業に「音楽制作」を盛り込む(=従って、厳密に言えば楽曲制作は副業ではない)
  • 会社から課せられた予算のうち、「一部を音楽、一部をプレハブ営業」で達成
  • 楽曲制作費と著作権収入は会社の売り上げとして計上
  • connie自身は会社からの評価を受け給料をもらう
  • 楽曲の著作権はconnieに帰属
  • 楽曲の請求書は「工事名」[4]

connie本人はこうした勤務形態について「私の売り上げの半分以上は、本業のプレハブ営業によるものです。やはり音楽だけでは難しい。そう考えると、会社は私のやりがいを生かしてくれているんです」と述べている[14]

作品

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Fall Wait Records
# タイトル 発売日 規格 品番 収録曲 備考
1 VOICES 2019年8月21日 (2019-08-21) CD FAWA-0001 ミニアルバム
2 VOICES Ⅱ 2020年8月25日 (2020-08-25) CD FAWA-0002 ミニアルバム

楽曲提供

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Negicco

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その他

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 笹川清彦「プロデューサー・インタビュー connie」『月刊にいがた別冊 インタビュー・ファイル・キャスト』第54巻、ジョイフルタウン、2016年10月1日、150-175頁、ASIN B01LTHMMZ8 
  2. ^ 「矛盾、はじめました。」ファンとつかんだオリコン8位 3作連続ベストテン入り 新潟日報、2016年4月7日配信。
  3. ^ 読売新聞 2019年5月20日「本業と両立 順調?建設会社営業と音楽制作」
  4. ^ a b Negiccoプロデューサー、副業を語る|山田豊(COMEMOスタッフ)”. 日経COMEMO. 2021年10月12日閲覧。
  5. ^ 日経産業新聞、1面、2019年1月22日。
  6. ^ http://www.yuhoiwasato.com/201907seminer.html
  7. ^ Negiccoプロデューサーのconnie、新レーベル第1弾作品として初のソロCD発表”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年3月5日). 2019年3月6日閲覧。
  8. ^ connie初ミニアルバムにさよポニみぃな、KIRINJI弓木英梨乃ら”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年6月5日). 2019年6月5日閲覧。
  9. ^ https://www.niigata-nippo.co.jp/entame/kennai/other/20190930498187.html(新潟日報2019年9月30日付朝刊)
  10. ^ 特集:Negiccoのキーパーソン! メイン作家、connieインタビュー”. CDJournal. 株式会社音楽出版社 (2011年7月20日). 2018年6月13日閲覧。
  11. ^ connieが作曲したアニソン一覧 アニソン!、2018年6月13日閲覧。
  12. ^ TVアニメ『アイカツ!』3rdシーズンベストアルバムLovely Party!! ランティス、2018年3月16日配信。
  13. ^ アイカツ!ミュージックフェスタ2017 LIVE Blu-ray アイカツスターズ!盤 アイカツ!通信、2017年10月30日配信。
  14. ^ NTTコムウェア C+ | 賢いはたらき方のススメ connieさん (Negiccoプロデューサー) 本業と副業の音楽制作を融合、好きなことを続ける道を開く”. www.nttcom.co.jp. 2021年10月12日閲覧。

外部リンク

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