回転速度
回転速度 rotational speed | |
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量記号 | n |
次元 | T −1 |
SI単位 | 毎秒([s−1]) |
古典力学 | ||||||||||
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歴史 | ||||||||||
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回転速度(かいてんそくど、英: rotational speed)は、回転数(かいてんすう、rotational frequency)ともいい、単位時間当たりに物体が回転する速さ(回数)のことである。
単位は、SIでは毎秒 (s−1) だが、毎分 (min−1) もSI併用単位である。また、SIではないが、回毎分 (rpm: revolutions per minute) あるいは回毎秒 (rps: revolutions per second) も日本の計量法で認められており、実用的には rpm が多く用いられている。
回転速度に 2π ラジアンをかけると、角速度の大きさになる。回転速度を n [s−1]、角速度の大きさを ω [rad/s] とすれば、回転速度と角速度の関係は以下のように表すことができる。
例えば、物体が 1 秒間に 360° の割合で回転するならば、その回転速度は 1 s−1 つまり 60 rpm であり、角速度の大きさは 2π rad/s となる。
機械の軸などの回転速度を計測する機器を回転計といい、タコメーターと回数計がある。
回転速度は一見、周波数(振動数)に似ており単位の次元も同じであるが、別の量である。