永田みなみ台
永田みなみ台 | |
---|---|
町丁 | |
南永田団地 | |
北緯35度25分54秒 東経139度35分15秒 / 北緯35.43153度 東経139.58756度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 南区 |
人口情報(2023年(令和5年)4月30日現在[1]) | |
人口 | 4,025 人 |
世帯数 | 2,455 世帯 |
面積([2]) | |
0.215 km² | |
人口密度 | 18720.93 人/km² |
設置日 | 1981年(昭和56年)7月13日 |
郵便番号 | 232-0075[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
ウィキポータル 日本の町・字 ウィキポータル 神奈川県 ウィキプロジェクト 日本の町・字 |
永田みなみ台(ながたみなみだい)は、神奈川県横浜市南区の町名[5]。住居表示が施行されているが、丁目は設けられていない[6]。面積は0.215km2[2]。
地理
横浜駅から直線距離で4.5kmほど[7]、南区北西部の標高40~60mの丘陵地帯に位置し、北西の永田台、南東から南にかけて永田南および永田山王台と、似た名称の町に隣接する。都市再生機構南永田団地および横浜市立永田台小学校を囲むように外周道路が通り、北側にはみ出るように横浜市立永田中学校、東側には南永田第二団地と永田みなみ台公園が立地する[8]。町内に鉄道は通っていないが、南永田団地・南永田中央・南永田入口の3つのバス停留所があり、弘明寺口(京急本線弘明寺駅最寄り)、井土ケ谷(同井土ヶ谷駅最寄り)を経由して井土ケ谷下町へ至る神奈川中央交通の路線バスが運行されている。南永田団地および南永田第二団地は南区で最大の住宅団地であり、区内でも人口密度の高い町となっている[8]。
歴史
1981年(昭和56年)7月13日に南区永田町から永田みなみ台および永田北一~三丁目、永田東三丁目、永田台が新設され、永田町の町名は消滅した[6]。町名は住民の要望により地域の通称から採られたが、『新編武蔵風土記稿』の永田村の項にも「南台、東南の方を云」の記述がみられる[9][注釈 1]。
世帯数と人口
2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
永田みなみ台 | 2,455世帯 | 4,025人 |
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 6,309
|
2000年(平成12年)[12] | 5,686
|
2005年(平成17年)[13] | 4,961
|
2010年(平成22年)[14] | 4,623
|
2015年(平成27年)[15] | 4,297
|
2020年(令和2年)[16] | 4,207
|
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 2,372
|
2000年(平成12年)[12] | 2,383
|
2005年(平成17年)[13] | 2,330
|
2010年(平成22年)[14] | 2,318
|
2015年(平成27年)[15] | 2,309
|
2020年(令和2年)[16] | 2,419
|
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[17]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 横浜市立永田台小学校 | 横浜市立永田中学校 |
事業所
2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
永田みなみ台 | 17事業所 | 128人 |
南永田団地
日本住宅公団により南永田団地の計画が始まったのは1970年で、周囲は市街化が進んでいたがこの一帯は谷間にあたり、手つかずになっていた。企画・施工は日本住宅公団、基本設計は市浦都市開発建築コンサルタンツが手掛けた。敷地は幅300m×長さ600m、12.8ヘクタールの長方形に近い敷地で、中央部は長手方向に谷となっている[19]。9階~14階建て、タワー状や屏風状の高層住宅で構成され、西側が7棟1035戸の分譲住宅、東側は11棟1308戸の賃貸住宅となっている。中央付近には、スーパーマーケットや診療所、横浜南永田郵便局などがある[20]。当時、日本住宅公団には郊外の「大規模中層団地」と市街地の「面開発高層団地」の二つのタイプがあったが、南永田団地は市浦都市開発建築コンサルタンツが1969年に委託された奈良北団地、1970年の南神大寺団地とならび、中層団地と面開発団地の中間にあたる「近郊高層高密度団地」と位置づけられた[21]。南永田団地は1971年から1974年にかけて、南永田第二団地は1975年から1978年にかけて完成した[5]。
-
エレベーターは一部の階のみに停止し、外廊下で隣接棟と連絡している。
-
タワー状の住棟。
-
起伏を活かした住棟配置。途中階から伸びるブリッジがあり、歩行者動線は車道と隔てられている。
-
スーパーマーケット「エンゼルファミリー」
-
南永田団地バス停。井土ケ谷下町からのバスはここが終点となる。後方は南永田第二団地。
-
永田台小学校。
その他
日本郵便
脚注
注釈
出典
- ^ a b “令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b 横浜市町区域要覧、1 - 19頁
- ^ a b “永田みなみ台の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p651
- ^ a b “南区の町名一覧” (PDF). 横浜市市民局 (2017年10月23日). 2017年3月8日閲覧。
- ^ 『ドコノモン』p138
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p1053
- ^ 『横浜の町名』p88
- ^ 新編武蔵風土記稿.
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021-08-08]閲覧。
- ^ “平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 『ドコノモン』p144-145
- ^ “南永田団地”. 都市再生機構. 2017年12月3日閲覧。
- ^ 『ドコノモン』p146-147
- ^ “郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日。
- 横浜市市民局総務部住居表示課『横浜の町名』1996年12月。
- 『県別マップル14 神奈川県道路地図』(第6版)昭文社、2016年、12頁。ISBN 978-4-398-62683-7。
- 倉方俊輔『ドコノモン』日経BP、2011年12月26日、138-148頁。ISBN 978-4-8222-6064-4。
- 「永田村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ80久良岐郡ノ8、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763986/87。
- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2023年6月6日閲覧。
永田台 | 永田北 | |||
六ツ川 | 永田東 | |||
永田みなみ台 | ||||
永田山王台 | 永田南 |