コンテンツにスキップ

マテウス・ガムロット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。149.54.161.113 (会話) による 2023年3月21日 (火) 13:44個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (戦績)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

マテウス・ガムロット[1]
2015年
本名 マテウス・ガムロット
(Mateusz Gamrot)
生年月日 (1990-12-11) 1990年12月11日(33歳)
出身地 ポーランドの旗 ポーランド
シロンスク県ビェルスコ=ビャワ
通称 ゲーマー
(Gamer)
国籍 ポーランドの旗 ポーランド
身長 178 cm (5 ft 10 in)
体重 70 kg (154 lb)
階級 ライト級
リーチ 180 cm (71 in)
スタイル レスリング
ブラジリアン柔術
スタンス サウスポー
拠点 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州ココナッツクリーク
チーム アメリカン・トップチーム
レッド・ドラゴン・ポズナン
ランク ブラジリアン柔術 (黒帯)
現役期間 2012年 -
総合格闘技記録
試合数25
勝利22
ノックアウト7
タップアウト5
判定10
敗戦2
判定2
無効試合1
その他
総合格闘技記録 - SHERDOG
テンプレートを表示

マテウス・ガムロットMateusz Gamrot1990年12月11日 - )は、ポーランド共和国男性総合格闘家シロンスク県ビェルスコ=ビャワ出身。アメリカン・トップチーム/レッド・ドラゴン・ポズナン所属。UFC世界ライト級ランキング7位。元KSWライト級王者。元KSWフェザー級王者。

来歴

中学生の頃からフリースタイルレスリングを経験。その後、レスリングでポーランド代表チームに選抜され、ポーランドのレスリングジュニア選手権、ユース選手権でメダルを獲得した。2011年から総合格闘技のトレーニングを始め、2012年(71kg級)、2013年(70kg級)のアマチュア総合格闘技ヨーロッパ選手権で金メダルを獲得し、2014年、アブダビコンバットの欧州選手権(77kg級)で優勝するなどグラップリングでも活躍した[2]

総合格闘技

2012年、 プロ総合格闘技デビュー。

KSWライト級王座獲得

2016年5月27日、KSW 35のKSWライト級王座決定戦でマンスール・ベルナウイと対戦し、3-0の判定勝ち。王座獲得に成功した。

2016年10月1日、KSW 36のKSWライト級タイトルマッチで挑戦者ヘナート・ゴメス・ガブリエルと対戦し、ヒールフックで2R一本勝ち。王座の初防衛に成功した。

2017年5月27日、KSW 39のKSWライト級タイトルマッチで挑戦者ノーマン・パークと対戦し、3-0の判定勝ち。2度目の王座防衛に成功した。

2018年3月3日、KSW 42のKSWライト級タイトルマッチで挑戦者グルゼゴルツ・スズラコウスキーと対戦し、キーロックで4R一本勝ち。3度目の王座防衛に成功した。

KSWフェザー級王座獲得・二階級制覇

2018年12月1日、KSW 46のKSWフェザー級王座決定戦でクレベル・コイケと対戦。スタンドの攻防で終始圧倒し3-0の5R判定勝ち。ライト級に続いてフェザー級の王座獲得に成功し、KSW二階級制覇を達成した。

2020年8月29日、KSW 54のKSWライト級タイトルマッチで挑戦者マリアン・ジョルコフスキと対戦し、3-0の5R判定勝ち。4度目の王座防衛に成功した。

UFC

2020年10月18日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Ortega vs. The Korean Zombieでグラム・クタテラーゼと対戦。接戦を繰り広げたが、僅差で1-2の判定負け。キャリア初黒星を喫したものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]

2021年4月10日、UFC on ABC: Vettori vs. Hollandでスコット・ホルツマンと対戦し、右ストレートでダウンを奪いパウンドで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[4]

2021年7月17日、UFC on ESPN: Makhachev vs. Moisésジェレミー・スティーブンスと対戦し、キムラロックで1R一本勝ち。2試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[5]

2021年12月18日、UFC Fight Night: Lewis vs. Daukausでライト級ランキング12位のディエゴ・フェレイラと対戦し、ボディへの膝蹴りで2RTKO勝ち[6]

2022年6月25日、UFC on ESPN: Tsarukyan vs. Gamrotでライト級ランキング11位のアルマン・ツァルキヤンと対戦し、3-0の5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[7]

2022年10月22日、UFC 280でライト級ランキング6位のベニール・ダリウシュと対戦し、0-3の判定負け[8]

2023年3月4日、UFC 285でライト級ランキング10位のジェイリン・ターナーと対戦し、2-1の判定勝ち[9]

人物・エピソード

戦績

総合格闘技 戦績
25 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
22 7 5 10 0 0 1
2 0 0 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ジェイリン・ターナー 5分3R終了 判定2-1 UFC 285: Jones vs. Gane 2023年3月4日
× ベニール・ダリウシュ 5分3R終了 判定0-3 UFC 280: Oliveira vs. Makhachev 2022年10月22日
アルマン・ツァルキヤン 5分5R終了 判定3-0 UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot 2022年6月25日
ディエゴ・フェレイラ 2R 3:26 TKO(ボディへの膝蹴り) UFC Fight Night: Lewis vs. Daukaus 2021年12月18日
ジェレミー・スティーブンス 1R 1:05 キムラロック UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moisés 2021年7月17日
スコット・ホルツマン 2R 1:22 KO(右ストレート→パウンド) UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland 2021年4月10日
× グラム・クタテラーゼ 5分3R終了 判定1-2 UFC Fight Night: Ortega vs. The Korean Zombie 2020年10月18日
マリアン・ジョルコフスキ 5分5R終了 判定3-0 KSW 54
【KSWライト級タイトルマッチ】
2020年8月29日
ノーマン・パーク 3R 3:02 TKO(ドクターストップ) KSW 53 2020年7月11日
クレベル・コイケ 5分5R終了 判定3-0 KSW 46
【KSWフェザー級王者決定戦】
2018年12月1日
グルゼゴルツ・スズラコウスキー 4R 4:15 キーロック KSW 42
【KSWライト級タイトルマッチ】
2018年3月3日
ノーマン・パーク 2R 4:39 ノーコンテスト(偶発的なサミング) KSW 40 2017年10月22日
ノーマン・パーク 5分3R終了 判定3-0 KSW 39
【KSWライト級タイトルマッチ】
2017年5月27日
ヘナート・ゴメス・ガブリエル 2R 3:46 ヒールフック KSW 36
【KSWライト級タイトルマッチ】
2016年10月1日
マンスール・ベルナウイ 5分3R終了 判定3-0 KSW 35
【KSWライト級王座決定戦】
2016年5月27日
マリフ・ピラエフ 2R 3:21 TKO(パウンド) KSW 32 2015年10月31日
ホドリゴ・カルバレイロ・コヘイア 3R 4:54 TKO(パウンド) KSW 30 2015年2月21日
ウカシュ・クレウィッキ 5分3R終了 判定3-0 KSW 29 2014年12月6日
ティム・ニューマン 1R 1:37 ヒールフック Cage Warriors 72 2014年9月13日
ジェファーソン・ジョージ 5分3R終了 判定3-0 KSW 27 2014年5月17日
アンドレ・ウィナー 5分3R終了 判定3-0 KSW 24 2013年9月28日
マテウシュ・ザワツキ 2R 5:00 TKO(コーナーストップ) KSW 23 2013年6月8日
トマシュ・デアーク 5分2R終了 判定3-0 XFS - Night of Champions 5 2012年10月20日
トマシュ・マツゼフスキ 1R 1:11 ギロチンチョーク XFS - Night of Champions 4
【NoCライト級トーナメント決勝】
2012年4月21日
アルビ・シャマエフ 2R 3:57 TKO(ドクターストップ) XFS - Night of Champions 3 2012年2月4日

獲得タイトル

総合格闘技

アマチュア総合格闘技

レスリング

  • ポーランドシニアカップ 66kg未満級 3位(2008年)
  • ポーランド国際ジュニア選手権 66kg未満級 2位(2009年)
  • ポーランドジュニア選手権 66kg未満級 3位(2010年)
  • ポーランドユース選手権 1位(2010年)
  • ポーランドジュニア選手権 74kg未満級 2位(2010年)

グラップリング

  • ポーランド選手権 ノーギ 74kg未満級 青帯部門 1位(2012年)
  • FILA欧州選手権 ノーギ 1位(2013年)
  • ポーランド選手権 77kg未満級 1位(2013年)
  • ADCC欧州選手権 77kg級 1位(2014年)
  • ADCC欧州選手権 76.9kg級 3位(2015年)
  • ADCC欧州選手権 77kg級 2位(2018年)
  • ADCC欧州選手権 77kg級 1位(2019年)

表彰

  • UFCパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFCファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)

脚注

関連項目

外部リンク