コンテンツにスキップ

バーンヘート駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2023年3月2日 (木) 03:44; シャムネコ (会話 | 投稿記録) による版 (駅構造)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
バーンヘート駅
บ้านแฮด
Ban Haet
バーンパイ (15.88 km)
(7.99 km) ノーンメック
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
コーンケン県
バーンヘート郡
北緯16度11分51.3秒 東経102度45分58.1秒 / 北緯16.197583度 東経102.766139度 / 16.197583; 102.766139
駅番号 2156
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 三等駅
所属路線 東北本線・北線
キロ程 423.60 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 ฮด.
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
開業年月日 1933年4月1日
テンプレートを表示

バーンヘート駅(バーンヘートえき、タイ語: สถานีรถไฟบ้านแฮด )は、タイ王国東北部コーンケン県バーンヘート郡にある、タイ国有鉄道東北線・北線である。

概要

[編集]

バーンヘート駅は、タイ王国東北部コーンケン県の人口3万3千人が暮らすバーンヘート郡に位置する。駅の正面側は北北西向きである。

クルンテープ駅バンコク)より423.60 km 地点に位置するが、首都バンコクからの直通列車の設定は無いため乗り換えが必要になる。三等駅であり、1日に6本(3往復)の列車が発着しその全てが普通列車である。 

歴史

[編集]

タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅 - アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]。その後当初計画のナコンラチャシーマ駅まで完成すると、北本線、南本線の工事が始まりしばらく東北線の動きはなかった。北本線、南本線の完成後、東北線をウボンラーチャターニーまで延長する事になり1930年4月1日に完成した。その後ようやくウドーンターニー方面への工事が開始され、複数回の延伸開業の後1933年4月1日に当駅を含むコーンケン駅までの完成をみた。

駅構造

[編集]

2016年より開始されたタノンチラ - コーンケン間の複線化工事[2]に合わせ2019年ごろ[3]本駅は建て替えられ、従来の低床単式ホーム1面1線であったプラットホームも高床島式2面4線へと近代化された。駅舎と各プラットホームは跨線橋により結ばれている。

駅周辺

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
  2. ^ “タイ国鉄、ナコンラチャシマ―コンケン間複線化着工”. newsclip.be. (2016年2月10日). http://www.newsclip.be/article/2016/02/11/28320.html 2016年2月11日閲覧。 
  3. ^ รีวิว 5 ปี รถไฟทางคู่ เฟสแรก ขยับไทม์ไลน์เปิดใช้ตุลาคม 2566” (タイ語). プラチャーチャート・トゥラギット (2021年5月25日). 2021年12月12日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

[編集]