ターチャーン駅

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ターチャーン駅
ท่าช้าง
Tha Chang
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ナコーンラーチャシーマー県
チャルームプラキアット郡
北緯15度0分7秒 東経102度16分27秒 / 北緯15.00194度 東経102.27417度 / 15.00194; 102.27417
駅番号 2213
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 三等駅
所属路線 東北本線・南線
キロ程 285.40 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 ชา.
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1922年5月1日
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ターチャーン駅(ターチャーンえき、タイ語: สถานีรถไฟท่าช้าง )は、タイ王国東北部ナコーンラーチャシーマー県チャルームプラキアット郡にある、タイ国有鉄道東北線・南線である。

概要[編集]

ターチャーン駅は、タイ王国東北部ナコーンラーチャシーマー県の人口3万5千人が暮らすチャルームプラキアット郡に位置する。駅の正面側は向きである。

クルンテープ駅バンコク)より285.40km地点に位置し、快速利用で6時間10程度である。1日に12本(6往復)の列車が発着しその内訳は、快速2往復、普通4往復である。 

歴史[編集]

タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅クルンテープ駅)-アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]1900年12月21日に当初の計画のナコンラチャシーマまで開通し、そのしばらく後にウボンラーチャターニーまで路線を延長する事になり、1922年5月1日に当駅が開業した。開業後3年程は終着駅であったが、1925年4月1日に ブリーラム駅まで開通した事により中間駅となった。

  • 1900年12月21日 【開業】パークチョン駅 - ナコンラチャシーマ駅 (83.72km)
  • 1922年5月1日 【開業】ナコンラチャシマー駅 - ターチャーン駅 (21.75km)
  • 1925年4月1日 【開業】ターチャーン駅 - ブリーラム駅 (90.62km)

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している

駅周辺[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25

参考文献[編集]

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目[編集]