ムアンコン駅
表示
ムアンコン駅 | |
---|---|
เมืองคง Muang Khong | |
◄バーンドンヤーイ (6.45 km) (6.87 km) バーンライ► | |
所在地 |
タイ王国 ナコーンラーチャシーマー県 コン郡 |
駅番号 | 2131 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 三等駅 |
所属路線 | 東北本線・北線 |
キロ程 | 326.80 km(クルンテープ駅起点) |
電報略号 | งค. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
開業年月日 | 1932年5月1日 |
ムアンコン駅(ムアンコンえき、タイ語:สถานีรถไฟเมืองคง )は、タイ王国東北部ナコーンラーチャシーマー県コン郡にある、タイ国有鉄道東北線・北線の駅である。
概要
[編集]ムアンコン駅は、タイ王国東北部ナコーンラーチャシーマー県の人口約8万2千人が暮らすコン郡に位置する。町のほぼ中心部に位置し、駅の正面側は北西向きである。
クルンテープ駅(バンコク)より326.80 km 地点に位置し、首都バンコクより乗り換え無しでの直通列車は設定されていない。三等駅であり、1日に8本(4往復)の列車が発着しその全てが普通列車である。
歴史
[編集]タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅 - アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]。その後当初計画のナコンラチャシーマ駅(当時の名称はコラート駅)まで完成すると、北本線、南本線の工事が始まりしばらく東北線の動きはなかった。32年後の1932年5月1日に当駅を含むブワヤイ駅まで延伸開業した。
- 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08 km)
- 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - ケンコーイ駅 (54.02 km)
- 1898年3月3日 【開業】ケンコーイ駅 - ムワックレック駅 (27.20 km)
- 1899年5月25日 【開業】ムワックレック駅 - パークチョン駅 (27.63 km)
- 1900年12月21日 【開業】パークチョン駅 - ナコンラチャシーマ駅 (83.72 km)
- 1922年5月1日 【開業】ナコンラチャシーマ駅 - タノンチラ分岐駅 (2.63 km)
- 1929年5月1日 【開業】タノンチラ分岐駅 - ノーンスーン駅 (28.80 km)
- 1932年5月1日 【開業】ノーンスーン駅 - ブワヤイ駅 (50.42 km)
駅構造
[編集]2016年より開始されたタノンチラ - コーンケン間の複線化工事[2]に合わせ2019年ごろ[3]従来の低床単式ホーム1面1線であったプラットホームも高床島式2面4線へと近代化された。駅舎と各プラットホームは跨線橋により結ばれている。
駅周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
- ^ “タイ国鉄、ナコンラチャシマ―コンケン間複線化着工”. newsclip.be. (2016年2月10日) 2016年2月11日閲覧。
- ^ “รีวิว 5 ปี รถไฟทางคู่ เฟสแรก ขยับไทม์ไลน์เปิดใช้ตุลาคม 2566” (タイ語). プラチャーチャート・トゥラギット (2021年5月25日). 2021年12月12日閲覧。
参考文献
[編集]- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5