ウトゥムポーンピサイ駅

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ウトゥムポーンピサイ駅
อุทุมพรพิสัย
Uthomphon Phisai
ノーンケーン (5.41 km)
(3.82 km) バーンテー
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
シーサケート県
ウトゥムポーンピサイ郡
北緯15度6分23秒 東経104度8分27秒 / 北緯15.10639度 東経104.14083度 / 15.10639; 104.14083
駅番号 2267
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 東北本線
キロ程 494.45 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 อุ.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1928年8月1日
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ウトゥムポーンピサイ駅(ウトゥムポーンピサイえき、タイ語:สถานีรถไฟอุทุมพรพิสัย)は、タイ王国東北部シーサケート県ウトゥムポーンピサイ郡にある、タイ国有鉄道東北線・南線である。

概要[編集]

ウトゥムポーンピサイ駅は、タイ王国東北部人口145万人が暮らすシーサケート県ウトゥムポーンピサイ郡にある。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側(側)が、市街地であるがその規模は小さい。バンコクから494.45km地点に位置し、特急列車利用で7時間15分程度である。

一等駅であり1日に24本(12往復)の列車が発着する。その内訳はディーゼル特急1往復、ディーゼル急行1往復、寝台急行1往復、快速5往復、普通4往復である。

歴史[編集]

タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅-アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]1900年12月21日に当初の計画のナコンラチャシーマまで開通した。そのしばらく後にウボンラーチャターニーまで路線を延長する事になり、少しずつ延伸開業を重ね1928年8月1日シーサケート駅まで開通し、それに伴い当駅が開業した。当駅開業の1年8か月後の1930年4月1日に目標のウボンラーチャターニーまで全通開業した[2]

駅構造[編集]

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
  2. ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.229

参考文献[編集]

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目[編集]