木崎駅
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木崎駅 | |
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開業以来の木造駅舎(2012年10月) | |
きざき Kizaki | |
◄TI 19 細谷 (3.4 km) (2.9 km) TI 21 世良田► | |
所在地 | 群馬県太田市新田木崎町45[1] |
駅番号 | TI20 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■伊勢崎線 |
キロ程 | 101.2 km(浅草起点) |
電報略号 | キサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗降人員 -統計年度- |
2,137人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)3月27日[3] |
木崎駅(きざきえき)は、群馬県太田市新田木崎町にある東武鉄道伊勢崎線の駅である。駅番号はTI 20。
なお、ここでは当駅より分岐していた「徳川河岸線」についても記述する。
歴史
当初は、現在地より約400mから約500mほど北側の日光例幣使街道の宿場町木崎宿のあった木崎町内の松林に開設される予定であったが、尾島町の強い要望を受けて当時の木崎町と尾島町の境界線付近に設置された[3]。
年表
- 1910年(明治43年)3月27日 - 東武伊勢崎線の太田駅 - 新伊勢崎駅間が開通し、開業[3]。
- 1925年(大正14年)11月27日 - 当駅 - (貨)徳川河岸間に徳川河岸線開業[4]。
- 1927年(昭和2年)10月1日 - 東武伊勢崎線の館林駅 - 伊勢崎駅間電化[3]。
- 1968年(昭和43年)6月11日 - 徳川河岸線廃止[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物取扱廃止[要出典]。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 太田 - 伊勢崎間のワンマン運転開始[6]。これにより太田駅以南から乗り入れる一般列車は廃止された[要出典]。
- 2013年(平成25年)3月16日 - ダイヤ改正により一般列車の太田駅以南への乗り入れが再度設定され館林駅までの運用となった。
駅構造
木造駅舎は開業時に建設されたもので[要出典]、伊勢崎方面ホーム側にある[2]各ホーム間は構内踏切で連絡している[7]。2006年(平成18年)3月に構内踏切が設置されるまでは、列車接近時に駅員2名が通行整理を行っていた[要出典]。各ホーム間の通路とホームとの間には階段のほか、スロープも設置されている[2]。また2番線から直接、駅北側に出られる通路が存在するが、2番線ホーム上にあるICカード専用の簡易改札機を除いて、改札設備は設けられていない。トイレは伊勢崎方面ホーム側に設置されており、かつては汲み取り式であったが、2012年頃に 男女別の水洗式の新しいトイレとなった。[2]。かつては上下線の間に中線があったが、現在は撤去されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 伊勢崎線 | 上り | 太田・足利市・館林・ 東武スカイツリーライン 北千住・とうきょうスカイツリー・浅草方面 |
2 | 下り | 伊勢崎方面 |
利用状況
2021年度の1日平均乗降人員は2,137人である[1]。近年の1日平均乗降人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[8] |
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2000年(平成12年) | 2,595[要出典] |
2001年(平成13年) | 2,351[要出典] |
2002年(平成14年) | 2,283[要出典] |
2003年(平成15年) | 2,262 |
2004年(平成16年) | 2,261 |
2005年(平成17年) | 2,279 |
2006年(平成18年) | 2,251 |
2007年(平成19年) | 2,343 |
2008年(平成20年) | 2,462 |
2009年(平成21年) | 2,431 |
2010年(平成22年) | 2,449 |
2011年(平成23年) | 2,447 |
2012年(平成24年) | 2,484 |
2013年(平成25年) | 2,556 |
2014年(平成26年) | 2,473 |
2015年(平成27年) | 2,513 |
2016年(平成28年) | 2,520 |
2017年(平成29年) | 2,565 |
2018年(平成30年) | 2,511 |
2019年(令和元年) | 2,470 |
2020年(令和 | 2年)1,863 |
2021年(令和 | 3年)2,137 |
駅周辺
- 太田市役所尾島庁舎(旧・尾島町役場)
- 太田市役所木崎行政センター
- 太田市役所尾島行政センター
- 太田市尾島体育館
- 中央消防署宝泉出張所
- 尾島郵便局
- 群馬県立太田フレックス高等学校
- サッポロビール群馬工場
- 太田市立木崎中学校
隣の駅
かつて存在した路線
- 東武鉄道
- 徳川河岸線
- 木崎駅 - (貨)徳川河岸駅
東武徳川河岸線
徳川河岸線 | |
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概要 | |
現況 | 廃止 |
起終点 |
起点:木崎駅 終点:徳川河岸駅(平塚河岸駅) |
駅数 | 1 (2) 駅 |
運営 | |
開業 | 1925年11月27日 |
廃止 | 1968年6月11日 |
所有者 | 東武鉄道 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 3.2 km (2.0 mi)[4] |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
停車場・施設・接続路線(廃止当時) | ||||||||||||||||||||||||
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徳川河岸線(とくがわがしせん)は、かつて群馬県新田郡木崎町および同郡尾島町(いずれも現・太田市)にあった東武鉄道の貨物線である。利根川で採取された砂利運搬用に敷設された貨物専用の路線であった。
路線データ
- 管轄:東武鉄道
- 路線距離:木崎 - 徳川河岸(平塚河岸)間 3.2km[4]
- 軌間:1067mm
- 駅数:2駅(起終点含む、平塚河岸駅を含めると3駅)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:全線(直流1500V)
運行形態
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歴史
- 1925年(大正14年)
- 1965年(昭和40年)9月18日 - 電化[12]。
- 1968年(昭和43年)6月11日 - 廃止[5]。河床低下や法規制強化により、川砂利の採取が困難になったことによる[12]。
駅一覧
なお、徳川河岸 - 平塚河岸間は平塚側線とも呼ばれていた[12]ことから、平塚河岸駅は徳川河岸駅の構内側線であった可能性あり[13]。
接続路線
- 木崎駅:東武伊勢崎線
脚注
- ^ a b “木崎駅”. 東武鉄道. 2021年8月26日閲覧。
- ^ a b c d e “木崎駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2021年5月4日閲覧。
- ^ a b c d 『太田市史 通史編 近現代』 太田市、1994年。
- ^ a b c d 東武鉄道年史編纂事務局 『東武鉄道六十五年史』 東武鉄道、1964年8月1日。
- ^ a b “会社の沿革 昭和41年〜63年”. 東武鉄道. 2015年8月31日閲覧。
- ^ “会社の沿革 平成11年〜20年”. 東武鉄道. 2015年8月31日閲覧。
- ^ railway.tobu.co.jp/guide/station/insidemap/1802.html
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1925年7月10日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 昭和12年10月1日現在鉄道停車場一覧 - 国立国会図書館近代デジタルライブラリー
- ^ “会社の沿革 大正元年〜15年”. 東武鉄道. 2015年10月22日閲覧。
- ^ a b c d 『東武鉄道百年史』資料編209ページ。
- ^ 『日本鉄道旅行地図帳』3 関東1、30頁。
参考文献
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 3 関東1、新潮社、2008年。ISBN 978-4-10-790021-0。
- 東武鉄道社史編纂室編集『東武鉄道百年史』東武鉄道、1998年。
関連項目
外部リンク
- 木崎駅(駅情報) - 東武鉄道