1994年の猛暑 (日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

1994年の猛暑(1994ねんのもうしょ)とは、1994年(平成6年)の7月中旬から8月前半にかけて日本の広範囲で見舞われた猛暑である。

経過[編集]

前年の記録的な冷夏から一転、7月13日までに全国で梅雨明けとなり、直後からお盆にかけて記録的な猛暑となる。40℃以上の日最高気温は、全国3か所で観測する(以下、斜字はアメダス観測)。

  • 5月1日 - 宮崎県西米良村で、当年のアメダスにおいて最早の真夏日30.8℃を観測。
  • 5月4日 - 新潟県新潟市および上越市で、当年の気象官署(気象台・測候所)において最早の真夏日31.5℃を観測。
  • 6月26日 - 宮崎県宮崎市で、当年で最早の猛暑日35.1℃を観測。
  • 7月16日 - 佐賀県佐賀市で39.6℃、熊本県熊本市で38.8℃を観測。
  • 8月3日 - 東京都千代田区で39.1℃を観測。
  • 8月4日 - 静岡県天竜市で40.6℃、山梨県甲府市で39.8℃を観測。
  • 8月5日 - 愛知県名古屋市で39.8℃、愛知県愛西市で40.3℃を観測。
  • 8月7日 - 北海道紋別市で日最低気温28.1℃を観測。2011年現在、北海道において最低気温の最高記録。
  • 8月8日 - 和歌山県かつらぎ町で40.6℃、大阪府豊中市で39.9℃、京都府京都市で39.8℃、大阪府大阪市で39.1℃を観測。近畿地方で40℃以上を観測したのは初であり、2019年8月現在も唯一。また、当時日本第二位の記録であった。また、豊中市の39.9℃も2019年8月現在大阪府内の最高記録である。
  • 8月13日 - 鳥取県米子市で日最低気温29.5℃を観測。
  • 8月14日 - 富山県富山市で日最低気温29.9℃を観測。
  • 9月10日 - 奈良県奈良市で、当年で最晩の猛暑日35.1℃を観測。
  • 10月12日 - 亜熱帯地域を除く気象官署19か所で、当年で最晩の真夏日を鳥取県米子市(32.1℃)などで観測。

記録[編集]

猛暑日連続日数[1]
  • 22日間 - 大分県日田市 (7月3日から24日。2016年現在、歴代全国最長日数)
猛暑日年間日数[1] (40日間以上)
  • 45日間 - 大分県日田市 (2016年現在、歴代全国最多日数)
  • 41日間 - 熊本県熊本市
  • 40日間 - 岡山県久世町
日最高気温の月平均[1] (35.0℃以上)
  • 36.0℃ - 大分県日田市 (7月)
  • 35.7℃ - 京都府京都市 (8月)、岐阜県多治見市 (8月)
  • 35.6℃ - 広島県広島市安佐北区可部町 (7月)
  • 35.4℃ - 奈良県奈良市 (8月)、佐賀県佐賀市 (7月)
  • 35.3℃ - 大阪府枚方市 (8月)、岡山県久世町 (7月)
  • 35.2℃ - 岐阜県岐阜市 (8月)、佐賀県佐賀市 (8月)、熊本県熊本市 (8月)、大阪府堺市 (8月)
  • 35.1℃ - 愛知県名古屋市 (8月)、岐阜県美濃市 (8月)
  • 35.0℃ - 大阪府大阪市 (8月)、鳥取県鳥取市 (8月)、岡山県久世町 (8月)、岡山県福渡町 (7月、8月)、岡山県高梁市 (7月)、熊本県岱明町 (8月)
月平均気温[1] (30.0℃以上)
  • 30.2℃ - 大阪府大阪市 (8月)
  • 30.1℃ - 広島県広島市 (7月)、岡山県笠岡市 (7月)
  • 30.0℃ - 岡山県笠岡市 (8月)
    沖縄県石垣市と鹿児島県沖永良部島以外では、国内で観測史上初めて30.0℃以上となる。
7月中旬から8月上旬(7月11日から8月10日)の平均気温[1] (30.0℃以上)
  • 30.8℃ - 大阪府大阪市
  • 30.7℃ - 岡山県笠岡市
  • 30.6℃ - 広島県広島市
  • 30.5℃ - 佐賀県佐賀市、大阪府豊中市
  • 30.4℃ - 岐阜県岐阜市、京都府京都市、岡山県岡山市
  • 30.3℃ - 岐阜県大垣市福岡県久留米市
  • 30.2℃ - 福岡県福岡市大阪府枚方市大阪府堺市
  • 30.1℃ - 香川県高松市、香川県多度津町、熊本県熊本市
  • 30.0℃ - 愛知県名古屋市、愛知県東海市熊本県岱明町

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ a b c d e 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2016年10月閲覧。