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臼井裕詞

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臼井 裕詞(うすい ひろつぐ)は、日本の映画プロデューサー。フジテレビジョン編成総局ドラマ・映画制作局長、株式会社マイシアターDD取締役、株式会社FILM代表取締役社長を兼務。

慶應義塾大学経済学部卒。

経歴

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フジテレビ入社後、『北の国から』を始めとする杉田成道監督を師事、杉田氏の元で助監督を数多く務め、『若者のすべて』でディレクターとしてデビューし、『輝く季節の中で』、『まだ恋は始まらない』、『ロングバケーション』などのディレクターを務める。

映画部ではプロデューサーとして、映画「踊る大捜査線」シリーズ、映画『ローレライ』、映画及び連続ドラマ『海猿』全シリーズ『マスカレード』シリーズ等を手がけ、エンターテイメント性が高いプロデュースとダイナミックで力強い作品を得意とする。映画『冷静と情熱のあいだ』、『アマルフィ 女神の報酬』、『アンダルシア 女神の報復』といったヨーロッパなど海外を舞台にした撮影を多く手掛けている。

また、『アンフェア』シリーズ、『ガリレオ』シリーズのメディアミックスとしてドラマ映画化にも数多く携わる一方、モントリオール世界映画祭で最優秀脚本賞を受賞した映画『誰も守ってくれない』のプロデューサーとして、商業的映画だけではない社会性、作家性の強い作品も手掛けている。

ドラマ制作部では、深夜ドラマ枠を立ち上げ若手クリエイターの活躍の場を設け、『水球ヤンキース』では山崎賢人、吉沢亮、間宮祥太郎などの若手を輩出。従来の月9枠や木10枠イメージを一新するような『鍵のかかった部屋』や『ラスト♡シンデレラ』、『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』、アニメ・映画連動の『信長協奏曲』等を手がけた。

その後、ドラマ・映画制作センターとして、として、『風間公親 教場0』、『silent』、『ブルーモーメント』、『119エマージェンシーコール』、『波うららかに、めおと日和』等を制作し、映画では、『東京リベンジャーズ』、『Drコトー診療所』、『室井慎次』を制作。

テレビドラマ

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映画(プロデュース)

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受賞歴

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出演

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脚注

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  1. ^ ドラマアカデミー賞 - 過去の受賞作品一覧”. KADOKAWA. 2006年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月26日閲覧。
  2. ^ 「第30回藤本賞」授賞式開催 映画『悪人』『告白』の川村元気氏が受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2009年10月19日). 2025年4月16日閲覧。

関連項目

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