第八回中華民国立法委員選挙

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第八回中華民国立法委員選挙
中華民国
2008年 ←
2012年1月14日 (2012-01-14)
→ 2016年

立法院113議席
  第1党 第2党 第3党
  Yingjeou Ma Cropped.jpg Tsai-ing-wen-voa-crop.png TSU-huang-voa-cropped.png
党首 馬英九 蔡英文  黄昆輝
政党 中国国民党 民主進歩党 台湾団結連盟
党首就任 2009年10月 2008年5月 2007年1月
前回選挙 81議席 27議席 0議席
選挙前議席 81議席 27議席 0議席
獲得議席 64議席 40議席 3議席
議席増減 -17議席 +13議席 +3議席
得票数 5,863,279 4,556,424 1,178,797
得票率 44.55% 34.62% 8.96%

  第4党 第5党 第6党
  James Soong 2015 cropped.jpg
党首 宋楚瑜 林炳坤
政党 親民党 無党団結連盟 無所属
党首就任 2000年3月
前回選挙 1議席 3議席 1議席
選挙前議席 3議席 3議席 1議席
獲得議席 3議席 2議席 1議席
議席増減 +2議席 -1議席 ±0
得票数 722,089
得票率 5.49%

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第八回中華民国立法委員選挙 区域(小選挙区)選挙結果

=中国国民党、 =民主進歩党、=無党団結連盟、=無所属

中華民国立法院

第八回中華民国立法委員選挙(だい8かいちゅうかみんこくりっぽういいんせんきょ、中華民國第八屆立法委員選舉)は、中華民国台湾)の立法府である中華民国立法院を構成する立法委員を選出するため、2012年中華民国暦101年)1月14日に行なわれた選挙である。なお、中華民国の元首である中華民国総統を選出するために行われる総統選挙も同時に実施され、史上初の立法委員選挙と総統選挙のダブル選挙となった[1]

概要[編集]

立法委員の任期4年が満了したことに伴って実施される選挙である。立法院の委員定数は113名でこのうち、選挙区(73名)と比例代表および海外華僑(34名)の他、原住民(平地と山地それぞれ3名)をそれぞれ選出する仕組みとなっている[2]。比例代表の有権者数は1809万295人、選挙区候補の有権者数は1762万5632人、平地原住民候補の有権者数は17万1548人、山地原住民候補の有権者数は18万3398人となっている[3]

基礎データ[編集]

日程[編集]

  • 2011年
    • 11月11日:選挙公告
    • 11月17日:立候補者登録日および必要準備事項の公告
    • 11月21日-25日:立候補者登録申請
    • -12月16日:立候補者名簿の審査・決定とくじ引きの通知
    • 12月21日:地域区と先住民候補の届け出番号通知(各候補者によるくじ引きで決定)、比例区および海外華僑の立候補者名簿公告に際し届け出順位番号を決めるくじ引き実施。
  • 2012年
    • 1月3日:立候補者名簿、選挙活動期間開始日と最終日、毎日の選挙活動開始時間と終了時間の公告
    • 1月4日-13日:公式選挙運動期間
    • 1月14日:投開票(投票時間8時-16時)
    • 1月19日:当選者名簿公告
    • -1月21日:当選証書交付
出典:中央選挙委員会:総統・副総統選挙と立法院選挙の同日投票日を2012年1月14日に決定(台北駐日経済文化代表処)2011年12月29日 

定数[編集]

113名
  • 区域(選挙区):73名
  • 不分区(比例代表)及び海外華僑枠:34名
  • 原住民:6名
    • 平地原住民:3名
    • 山地原住民:3名

選挙制度[編集]

  • 有権者:20歳以上で中華民国の国籍所持者
    • 区域:17,980,578人
    • 不分区及び海外華僑枠:18,090,295人
  • 選挙制度:単一選区両票制(小選挙区比例代表並立制
  • 投票:2票制。選挙区候補と比例代表届け出政党にそれぞれ投票(記号式
  • クォーター制:比例代表当選者の半分以上は女性候補でなければならない

立候補者[編集]

12月16日に中央選挙委員会が立候補者の資格審査を行い、比例代表および海外華僑枠において届け出をした11政党127人(国内126人+海外1人)が規定を満たした。また選挙区と原住民選挙では届け出をした285名(選挙区269名+平地原住民10名+山地原住民6名)のうち、283名が規定を満たした[4]

党派別立候補者数(選挙区及び原住民)
党派 選挙区 原住民 合計
平地 山地
中国国民党 71 2 2 75
民主進歩党 69 0 1 70
新党   1 0 0 1
親民党 10 1 1 12
無党団結連盟  2 0 1 3
健保免費連線 10 0 0 10
中華台商愛国党 1 0 0 1
中華民国台湾基本法連線 11 1 0 12
台湾緑党 10 0 0 10
人民民主陣線  4 0 0 4
正党  1 0 0 1
人民最大党   11 0 0 11
台湾主義党   11 1 0 12
台湾国民会議   10 0 0 10
政党未推薦(無所属) 47 5 1 53
269 10 6 285
出典:第8屆區域及原住民立法委員選舉各選舉區政黨推薦候選人登記及應選名額表。中央選挙委員会(2012年1月6日閲覧) 

比例代表において登録が認可された政党は以下の通りである(届け出順)。

  • 中国国民党 34名
  • 民主進歩党 33名
  • 親民党 18名
  • 台湾団結連盟 10名
  • 新党 6名
  • 台湾緑党 2名
  • 人民最大党 2名
  • 台湾主義党 8名
  • 台湾国民会議 5名
  • 中華民国台湾基本法連線 6名
  • 健保免費連線 3名

選挙結果[編集]

馬英久総統の与党である国民党は64議席を獲得、現有議席(72)を減らしたが過半数は維持した。一方の野党、民進党は40議席(現有議席32)で小幅の伸びに留まった。現有議席が無かった親民党と台湾団結連盟は共に3議席を獲得した[5]

投票率
区域及び原住民 投票者数 13,390,326人
投票率 74.47%
不分区及び海外華僑枠 投票者数 13,445,691人
投票率 74.33%
党派別当選者数と得票
党派 区域
(選挙区)
不分区
(比例代表)
原住民 当選者
合計
比率
平地 山地
得票数 得票率 % 議席数 得票数 得票率 % 議席数 議席数 議席数
泛藍連盟   中国国民党 6,228,671 48.1230 44 5,863,279 44.5468 16 2 2 64 56.64%
親民党 145,507 1.1242 0 722,089 5.4861 2 1 0 3 2.65%
小計 44 18 3 2 67
泛緑連盟  民主進歩党 5,753,242 44.4499  27 4,556,424 34.6178 13 0 0 40 35.40%
台湾団結連盟 - -  - 1,178,797 8.9560 3 0 0 3 2.65%
小計 27 16 0 0 43
無党団結連盟 139,341 1.0766 1 - - - 0 1 2 1.77%
緑党 79,730 0.6160 0 229,566 1.7441 0 0 0 0 0.00%
新党 10,678 0.0825 0 195,960 1.4888 0 0 0 0 0.00%
健保免費連線 19,088 0.1475 0 163,344 1.2410 0 0 0 0 0.00%
台湾国民会議 19,987 0.1544 0 118,632 0.9013 0 0 0 0 0.00%
人民最大党 13,761 0.1063 0 84,818 0.6444 0 0 0 0 0.00%
台湾主義党 15,294 0.1182 0 29,889 0.2271 0 0 0 0 0.00%
中華民国台湾基本法連線 8,960 0.0692 0 19,274 0.1464 0 0 0 0 0.00%
人民民主陣線 5,852 0.0452 0 - - - 0 0 0 0.00%
中華台商愛国党 2,439 0.0188 0 - - - 0 0 0 0.00%
正党 1,852 0.0143 0 - - - 0 0 0 0.00%
無党籍 498,817 3.8539 1 - - - 0 0 1 1.77%
合計 12,943,219 73 13,162,072 34 3 3 113
2012-ROC-LY.png

党派別議席数半円グラフ
=国民党、=民進党、=親民党、=台連、=無党団、=無党籍
出典:「選舉概況總說明」、「區域政黨推薦候選人得票狀況」、「不分區第1階段政黨得票 」、「當選人資歷統計表」。いずれも中央選挙委員会“選舉分析明細類 第 08 屆 立法委員選舉”より(2013年9月22日閲覧)     
立法委員選挙當選者地域分布図。
=国民党、 =民進党、=無党団、=無党籍
地域別選挙結果
地域 合計 国民党 民進党 無党団 無党籍 
直轄市  台北市の旗 台北市  8 7  1
新北市の旗 新北市  12 10  2
台中市の旗 台中市  8 4  3 1
台南市の旗 台南市  5 5 
高雄市の旗 高雄市  9 2 7 
省轄市  基隆市の旗 基隆市  1 1 
新竹市の旗 新竹市  1 1 
嘉義市の旗 嘉義市  1 1 
宜蘭県の旗 宜蘭県 1 1 
桃園県の旗 桃園県 6 6 
新竹県の旗 新竹県 1 1 
苗栗県の旗 苗栗県 2 2 
彰化県の旗 彰化県 4 3  1
南投県の旗 南投県 2 2 
雲林県の旗 雲林県 2 1  1 
嘉義県の旗 嘉義県 2 1  1 
屏東県の旗 屏東県 3 1 2 
台東県の旗 台東県 1 1 
花蓮県の旗 花蓮県 1 1 
澎湖県の旗 澎湖県 1 1 
金門県の旗 金門県 1 1 
連江県の旗 連江県 1 1 
合計 74 44 27 1 1
出典:立法委員選舉 區域立法委員 當選人分析。中央選挙委員会(2012年1月16日閲覧)。市及び県別の結果については左ウィンドウの個別地域をクリックすると閲覧可能。
注:各地域で第1党となった党派については太字で強調。 

当選した議員[編集]

選挙区当選者[編集]

 中国国民党   民主進歩党   親民党   台湾団結連盟   無党団結連盟   無所属 [6]

台北市 1区 丁守中 2区 姚文智 3区 羅淑蕾 4区 蔡正元 5区 林郁方
6区 蒋乃辛 7区 費鴻泰 8区 頼士葆
新北市 1区 呉育昇 2区 林淑芬 3区 高志鵬 4区 李鴻鈞 5区 黄志雄
6区 林鴻池 7区 江恵貞 8区 張慶忠 9区 林徳福 10区 盧嘉辰
11区 羅明才 12区 李慶華
台中市 1区 蔡其昌 2区 顔清標 3区 楊瓊瓔 4区 蔡錦隆 5区 盧秀燕
6区 林佳龍 7区 何欣純 8区 江啓臣
台南市 1区 葉宜津 2区 黄偉哲 3区 陳亭妃 4区 許添財 5区 陳唐山
高雄市 1区 邱議瑩 2区 邱志偉 3区 黄昭順 4区 林岱樺 5区 管碧玲
6区 李昆沢 7区 趙天麟 8区 許智傑 9区 林国正
基隆市 全市 謝国樑
宜蘭県 全県 陳欧珀
桃園県 1区 陳根徳 2区 廖正井 3区 陳学聖 4区 楊麗環 5区 呂玉玲
6区 孫大千
新竹県 全県 徐欣瑩
新竹市 全市 呂学樟
苗栗県 1区 陳超明 2区 徐耀昌
彰化県 1区 王恵美 2区 林滄敏 3区 鄭汝芬 4区 魏明谷
南投県 1区 馬文君 2区 林明溱
雲林県 1区 張嘉郡 2区 劉建国
嘉義県 1区 翁重鈞 2区 陳明文
嘉義市 全市 李俊俋
屏東県 1区 蘇震清 2区 王進士 3区 潘孟安
台東県 全県 劉櫂豪
花蓮県 全県 王廷升
澎湖県 全県 楊曜
金門県 全県 楊応雄
連江県 全県 陳雪生
平地原住民[7] 廖国棟 鄭天財 林正二
山地原住民[8] 孔文吉 高金素梅 簡東明

補欠選挙[編集]

選挙区 当選者 当選政党 欠員 欠員政党 欠員事由 出典
2013年 2月 台中2区 顔寛恒 中国国民党 顔清標 無党団結連盟 汚職による資格喪失 [9]
7月 平地原住民 欠員 林正二 親民党 選挙不正による資格喪失
2015年 2月 台中6区 黄国書 民主進歩党 林佳龍 民主進歩党 台中市長選へ出馬 [10]
彰化4区 陳素月 民主進歩党 魏明谷 民主進歩党 彰化県長選へ出馬 [11]
苗栗2区 徐志栄 中国国民党 徐耀昌 中国国民党 苗栗県長に当選 [12]
南投2区 許淑華 中国国民党 林明溱 中国国民党 南投県長に当選 [13]
屏東3区 荘瑞雄 民主進歩党 潘孟安 民主進歩党 屏東県長に当選 [14]

比例区当選者[編集]

比例区 中国国民党 王金平 王育敏 曽巨威 楊玉欣 邱文彦 洪秀柱 呉育仁 潘維剛 陳鎮湘 李貴敏 蘇清泉 陳碧涵 詹凱臣 徐少萍 紀国棟 陳淑慧
民主進歩党 陳節如 柯建銘 呉宜臻 李応元 田秋菫 蔡煌瑯 蕭美琴 陳其邁 鄭麗君 段宜康 尤美女 呉秉叡 薛凌
台湾団結連盟 許忠信 黄文玲 林世嘉
親民党 李桐豪 張暁風

繰り上げ当選[編集]

当選者 政党名 欠員 欠員事由
2013年 3月 陳怡潔 親民党 張暁風 辞職
7月 葉津鈴 台湾団結連盟 林世嘉 党籍除名
2014年 2月 周倪安 台湾団結連盟 許忠信 辞職
頼振昌 台湾団結連盟 黄文玲 辞職
2015年 7月 詹満容 中国国民党 紀国棟 党籍除名

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]