磯村千花子
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いそむら ちかこ 磯村 千花子 | |
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本名 | 上田 寿子[1] |
生年月日 | 1919年8月27日 |
没年月日 | 2006年11月 |
出生地 | 日本 東京府[1] |
磯村 千花子(いそむら ちかこ、1919年8月27日[1] - 2006年11月)は、日本の女優。本名は上田 寿子[1]。東京府出身[1]。特技は声楽。エム・スリー所属。元劇団造形代表[2]。
人物
[編集]1939年4月、芸術小劇場入団し、1942年2月まで所属[1]。『白衣の人々』の看護婦役か初舞台[1]。1947年4月、ぶどうの会に入団[1]。1960年1月[1]、ぶどうの会、芸術小劇場を脱会[1][3]。島宇志夫、稲葉まつ子などともに劇団造形を設立[1][3]。1962年の時点では鈴木事務所にも所属していた[4]。その後はエヌ・エー・シーに所属していた[5]
出演
[編集]映画
[編集]- スーパーの女(1996年、東宝) - 一郎の一族
- BLOOD(1999年、日活) - 老婆
- 呪怨(2003年、東映ビデオ) - 幸枝
- ガールフレンド(2004年、ラブコレクション製作委員会) - 愛子
テレビドラマ
[編集]- NHK大河ドラマ(NHK)
- あゝ同期の桜 第5話「出撃」(1972年、NET)
- 鬼平犯科帳 第2シリーズ 第17話「のっそり医者」(NET / 東宝、1972年) - おかん
- ウルトラマンA 第16話「夏の怪奇シリーズ 怪談・牛神男」(TBS、1972年) - 吉村タツ(吉村隊員の母)
- ポーラテレビ小説 (TBS)
- 「吉井川」(1972年 - 1973年) - すま 役
- 「白き牡丹に」(1982年 - 1983年) - たね 役
- 荒野の用心棒 第1話(NET、1973年)
- ウルトラマンタロウ (TBS) - 南原たか(南原隊員の母)役
- 第13話「怪獣の虫歯が痛い!」(1973年)
- 第51話「ウルトラの父と花嫁が来た!」(1974年)
- 七人の刑事・特別編 第2話「月光仮面」(TBS、1975年)
- 赤い絆 第9話「私は母の愛の証し」(TBS、1978年)
- 太陽にほえろ! (NTV)
- 第311話「ある運命」(1978年) - 三好恵子の母親 役
- 第335話「ある結末」(1978年) - 三好恵子の母親 役
- 第575話「向い風」(1983年) - 竹山商店店主
- 森村誠一シリーズII・青春の証明(1978年、MBS)
- 俺はあばれはっちゃく 第10話「じいさん笑え〇秘作戦」(ANB、1979年) - 朝比奈加代 役
- 西遊記II 第4話「落ちこぼれの恐怖 分数妖怪」(NTV、1979年)
- 旅がらす事件帖 第7話「嵐の中の用心棒」(KTV、1980年) - おさき 役
- 立花登・青春手控え 第3話「返り花」(NHK、1982年)
- 妻の定年(1983年、TBS)
- 特捜最前線 第431話「単身赴任・妻たちの犯罪パーティー!」(ANB、1985年)
- スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇 第7話「水の中に舞え!セーラー服の死闘」(CX、1986年) - 滝子の祖母 役
- 七人の女弁護士 第1シリーズ 第7話「疑惑のトリカブト殺人! 密会写真トリックの罠」(1991年、ANB)
- 世にも奇妙な物語「盗聴レシーバーの怪」(1991年、CX)
- ホテルドクター 第7話「怪しい女装客の秘密!!」(1993年、ABC)
- ひらり (テレビドラマ)(1993年) - 船田徳子 役
- 女検事の捜査ファイル 第9話「訪問看護婦の完全犯罪!?不倫の代償」(ANB、1993年) - 溝口文江 役
- 火曜サスペンス劇場 (日本テレビ)
- 「小京都ミステリー12 みちのく酒田殺人事件」(1994年)
- 「小京都ミステリー23 水郷柳川殺人事件」(1998年) - 樺島フミ 役
- 「ぬくもり」(2000年)
- 月曜ドラマスペシャル (TBS)
- 「松本清張特別企画 父系の指」(1995年)
- 土曜ワイド劇場 (ANB)
- 「事件4 生命維持装置を切った女!」(1996年)
- 「俺たちの世直し強盗」(1997年)
- 「豪華フェリー殺人事件」(2002年) - 川原茂子 役
- それが答えだ! 第8話「教師の失恋」(CX、1997年)
- ビーチボーイズ・スペシャル(1998年、CX)
- 虹色定期便(1999年、NHK) - 登喜子 役
- らぶ・ちゃっと(2000年、CX) - 八重 役
- ちゅらさん(NHK、2001年)- 患者 役
- ルーキー! 第2話「僕には無理です! 秘密捜査」(2001年、KTV)
- こちら第三社会部 第8話「絆の紙芝居」(2001年、TBS)
- 松本清張没後10年記念 張込み(ANB、2002年、)
- 月曜ミステリー劇場 「真実を追う男1」(2002年) - 糸井絹江 役
- ファンタズマ〜呪いの館〜 EPISODE3 ひと夏の拘束(EX、2004年)
- 危険な関係(THK、2005年) - 貝原房子 役
- ディロン〜運命の犬 第3話「セラピー犬への道」(2006年、NHK)※テレビドラマ遺作
舞台
[編集]- 一切黙霖(1941年、芸術小劇場) - おりか[6]
- 牝山羊ヶ島の犯罪(1961年、劇団造形) - アーガタ[7]
- イレーネに罪は無い(1963年、劇団造形) - エレーナ[8]
- スガナレル(1963年、劇団造形) - ギューメット[9]
- 恋の詩=アリアナ・ピネダ(1964年、劇団造形) - クラベーラ 役[10]
- アンドロマック(1966年、劇団造形) - アンドロマック 役[11]
- ひとり語り悠遊名作劇場
- マレーネ
参考文献
[編集]- 「テアトロ」編集部, ed (1965). 新劇便覧. テアトロ
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 新劇便覧 1965, p. 238, 新劇俳優名鑑
- ^ 新劇便覧 1965, p. 376, 連合体
- ^ a b 『芸能』10月号、芸能学会、1963年、78頁。
- ^ 『タレント名鑑』《NO1》芸能春秋社、1962年、105頁。
- ^ 『出演者名簿』《昭和48年度版》著作権資料協会、1972年、38頁。
- ^ 『文化日本』第5巻第2号、日本文化中央聯盟、1941年2月、125頁。
- ^ 『芸能』2月号、芸能学会、1962年、75頁。
- ^ 『芸能』3月号、芸能学会、1963年、75頁。
- ^ 『芸能』10月号、芸能学会、1963年、78頁。
- ^ 『芸能』2月号、芸能学会、1964年、80 - 81頁。
- ^ 『芸能』5月号、芸能学会、1966年、68頁。