生涯未婚率

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生涯未婚率(しょうがいみこんりつ)とは、日本政府人口統計において用いている用語であり、50歳になった時点で一度も結婚をしたことがない人間の割合を意味する言葉である[1]。2017年頃から、日本政府の刊行物では50歳時未婚率の語を代わりに用いることが多い[2]

江戸時代は江戸に住む男性の生涯未婚率は50%近くあった[3]1970年代までは安定して2%程度を推移し、2000年頃でも10%未満という少ない数字であったが、年々上昇傾向にあり2010年には男性の生涯未婚率は20%を超えた[4]。今後この数字がさらに増加すると予想されており、このことにより少子化などといった問題が一層深刻になっていくとされている[5]。2015年に男性が約23%、女性が約14%である。推計では2035年に男性が約29%、女性が19%になるとの推計が出ている[3]

2020年の場外未婚率は、男性25.7%、女性16.4%である。日経など一部報道されている男28.3%、女17.9%と言う数値は、配偶関係不詳と年齢不詳を按分合算した「不詳補完値」を使用したもので、総務省統計局的にも参考値であり正しくない。もっとも、政府が今回から不詳補完値の採用をはじめたことで、今後、国立社会保障人口問題研究所が発表するであろう生涯未婚率の数値に、なんらかの影響が及ぶ可能性はある。

脚注[編集]

外部リンク[編集]