非婚社会
(未婚化から転送)
非婚社会(ひこんしゃかい)[1]とは、本人が望むか望まないかは問わず、結婚しない者が増える社会の形態を表す語である。未婚化(みこんか)ともいい、晩婚化と合わせて「未婚化・晩婚化」と呼ばれることが多い。
2000年代以降の日本では生涯未婚率が急激に上昇しており、今後も上昇し続けることが予測されている[2]。婚外子に対する抵抗が強い日本社会では、未婚化・晩婚化は必然的に少子化につながり人口減少社会を招くこととなるため、少子化対策に関連して論じられることが多い[3]。
未婚と独身の違いは、「未婚者」は結婚経験がない者を指し、「独身者」は今現在結婚していない者で、配偶者と離別・死別した者を含むことである。詳細はそれぞれの記事を参照。
非婚社会とともに発生した新たな共同生活の形として、複数の独身者が一軒家やアパートなどを借り上げ、その家の各部屋でそれぞれが居住する「シェアハウス」や、部屋を共有する「ルームシェア」もある[4]。