滝本竜彦

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滝本 竜彦(たきもと たつひこ、1978年9月20日 - )は、日本の男性小説家北海道檜山郡上ノ国町出身。専修大学文学部中退。血液型O型。

来歴[編集]

2001年、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』で第5回角川学園小説大賞特別賞を受賞。その後、2作目となる長編小説『NHKにようこそ!』や、エッセイ『超人計画』を発表。

引きこもりオカルト趣味、自己啓発など、サブカルチャー系のガジェットを駆使した青春小説で、2000年代に人気を博した。

2010年9月、文藝春秋より『僕のエア』、2011年3月、角川書店より『ムーの少年』がそれぞれ刊行された後は、断続的な活動になっている。

2019年、小説投稿サイト・カクヨムに連載した「異世界ナンパ 〜無職ひきこもりのオレがエルフや猫人間や幼女竜に声をかけてみました〜」で第5回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門特別賞を受賞。2021年1月10日からマンガワンでコミカライズ版の連載を開始した。[1]

エピソード、人物像[編集]

90年代後半のweb日記ブームに啓発され、本格的に文章を書き始める。活動初期はボイルドエッグズとエージェント契約を結んでいた。

角川書店でデビューしたが、『ファウスト』(講談社)の常連執筆者だったことから、一時期、西尾維新乙一佐藤友哉らと親交があった。西尾維新とはデビューが同時期。米澤穂信とは第5回角川学園小説大賞での同期である。

Quick Japan』『ビッグイシュー』など、媒体のインタビューや企画記事では積極的に顔出ししており、映画『立喰師列伝』(監督:押井守)にも出演している。

2018年頃から、DTMでの音楽活動を開始(TKMT名義)[2]。佐藤友哉、海猫沢めろんpha、ロベスピエールらとバンド、エリーツとして活動もしている[3]

作品リスト[編集]

単行本
単行本未収録作品
  • 『新世紀レッド手ぬぐいマフラー』(『ファウスト』Vol.4に掲載。上京をテーマにした短編。挿絵は舞城王太郎)
  • 『誰にも続かない』(『ファウスト』 Vol.4に掲載。乙一北山猛邦佐藤友哉西尾維新との短編リレー小説)
  • 『非国民は誰だ!?』(『Quick Japan』 Vol.64~65。本田透と共著。ユニット名は「AMネットワーク」)
  • 『メタフィジカル・マルチまがい』 (『九龍(クーロン)』 Vol.6に掲載。短編小説。挿絵は小畑健)
  • 『メタフィジカル・セルフプレジャー2056』 (『野性時代』 2007年10月号に掲載。短編小説)
  • 『ECCO』 (『ファウスト』 Vol.2~Vol.4に連載。挿絵は映画「CASSHERN」のメカニックデザインを手掛けたD.K。青春SF)
  • 『タートル・イン・ザ・バルドゥ』(KOBO CAFE限定特別小冊子〈講談社〉、2008年6月)
  • 『クリアライト』 (『ビッグイシュー』第111号(2009年1月15日発売)に掲載されたショートショート)
  • 『メタトロンの心』(「聖なる門」、「部屋と覚醒と私」、「私のメタトロン」)(『ノベルアクト』1(2010年9月)に掲載。没原稿3編の一挙掲載)
  • 『アセンデッド・サガ 序章 -天を照らせ我が空なる心-』(『中ニ病でGO!!』収録)
  • 『アセンデッド・マスターをつかまえて』(『ファウスト』Vol.8に掲載)
  • 『おじいちゃんの小説塾』(WEBサイト『最前線』カレンダー小説第四弾。2011年10月9日から16日までの期間限定公開。『星海社カレンダー小説2012(下)』(2012年7月 ISBN 978-4-06-138834-5)収録)
  • 『ライトノベル 光の小説』(第一話 ミーニャ現る - 『ノベルアクト』3(2013年8月)に掲載)
  • 『異世界ナンパ 〜無職ひきこもりのオレがエルフや猫人間や幼女竜に声をかけてみました〜』(カクヨムに掲載[4])
エッセイ
  • 『滝本竜彦のぐるぐる人生相談』(『ファウスト』 Vol.1~Vol.6SIDE-Aで連載。挿絵は箸井地図)
  • 타키모토 타츠히코의 <서울의 추억> ~불고기가 아주 맛있었습니다~(直訳:「滝本竜彦の〈ソウルの追憶〉 ~プルコギがとっても美味しかったです~」)』(韓国版ファウストVol.2に掲載。韓国訪問のエッセイ。全21ページ)
  • 『あの日の作文』(『小説すばる』2010年6月号掲載)
  • 『超人計画2.0』(ウェブサイト「Boiled Eggs Online」にて連載)
漫画原作
  • 『山田さんの夏』(作画:イダタツヒコ。『九龍(クーロン)』 Vol.6に掲載。読切漫画)

脚注[編集]

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外部リンク[編集]