桂梅枝 (4代目)
| 4代目 桂 梅枝 | |
結三柏は、桂文枝一門の定紋である。 | |
| 本名 | |
|---|---|
| 生年月日 | 1959年6月21日(66歳) |
| 出身地 | |
| 師匠 | 5代目桂文枝 |
| 名跡 | 1. 桂小つぶ (1978年 - 1996年) 2. 2代目桂枝光 (1996年 - 2024年) 3. 4代目桂梅枝 (2024年 - 2025年12月) 4. 桂小つぶ (2025年12月 - ) |
| 出囃子 | 猩々 |
| 活動期間 | 1978年 - |
| 活動内容 | 上方落語 |
| 所属 | 吉本興業 |
| 備考 | |
| 上方落語協会会員( - 2025年3月) | |
4代目 桂 梅枝(かつら ばいし、1959年6月21日[1][2] - )は、上方落語の落語家。大阪府大阪市[1]城東区出身、札幌市在住[3]。吉本興業所属、上方落語協会会員( - 2025年3月)[4]。本名∶小出 良司[1]。出囃子は『猩々』[1]。
来歴
[編集]関西大倉高等学校出身で[1]、兄弟子の桂枝女太は高校の先輩である[5]。
1978年10月11日、3代目桂小文枝(後の5代目桂文枝)に11番弟子として[要出典]入門[1]。入門は枝女太が小文枝のもとに連れてきたという[5]。
1980年代に『MBSヤングタウン』(土曜日)、『プロポーズ大作戦』、『ヤングおー!おー!』、『ノンストップゲーム』などに出演[要出典]。関西で人気を獲得する[6]。
1991年、喘息の子供の転地療養のために北海道札幌市へ移住[6]。それをきっかけにして1994年に札幌吉本が設立される。テレビ北海道にて「桂小つぶのつぶよりモーニング」のMCを務め、北海道でも人気を博した。[要出典]
1996年8月、2代目桂枝光を襲名[1]。5代目文枝の十八番『紙屑屋』『立ち切れ線香』を唯一継承している弟子である[1]。
「落語文化不毛の地」と呼ばれた北海道において[6][7]、2005年5月に平成開進亭を立ち上げ活動している[6][7]。
2024年1月31日、同年秋より桂三風改メ5代目桂慶枝とともに、自身は4代目桂梅枝を襲名することを発表した[8]。
2024年9月、予告通り4代目桂梅枝を襲名した[9][10]。
2025年2月に不祥事を起こし、3月に上方落語協会を退会した(詳細後述)。同年6月に北海道の食材を出す居酒屋を大阪市内で開店した[11][12]。
兄弟子の4代桂小文枝が10月にX(旧Twitter)アカウントで、梅枝が「桂小つぶ」として大阪で落語家活動を再開することを明らかにし、同年12月の「ちんぷん寄席」に出演した[13]。
公式の経歴等には記載がないが、露の新治によると、自分と同じく林家染三の門下にいたことがあるという[14]。
落語以外の分野では、渡道後に「道民健康大使」(2002年)や「『湯けむりラーメン団』大使(2006年7月)にそれぞれ任命されている[要出典]。
不祥事
[編集]「四代目梅枝襲名披露興行」を行っていた最中の2025年2月26日、酒気帯び運転の疑いで北海道警中央署に現行犯逮捕された[15]。同日午前1時5分ごろ、駐車場から出た後に、交差点で右折待ちの車に衝突した[15]。「代行に電話したが待てずに、駐車場から車を出すのに運転した」と容疑を認め、所属する吉本興業はホームページで「関係者の皆さま、ファンの皆さまに深くおわびします」とコメントを出した[15][16]。翌27日に釈放されたが、この不祥事により同時襲名の5代目桂慶枝とともに全国で開催中だった「襲名披露公演」のうち、3月1日以降の公演はすべて中止となった[17]。その後、5月13日に札幌区検察庁に略式起訴された[3]。
この件により、所属する上方落語協会では除名処分などを含めた対応を検討していたが、本人より退会の申し出があったため、3月14日付で協会を退会することとなり、協会サイトに告知が掲載された[4]。吉本興業のタレントとしては「桂梅枝」名義でプロフィール掲載を継続している。また、上方落語協会の系図には「桂梅枝」名義で掲載は継続されているが、プロフィール等は削除された。
出演
[編集]映画
[編集]- 制覇(1982年、東映) - 田所範夫 役
過去に出演した番組
[編集]- ヤングおー!おー!(毎日放送テレビ)
- プロポーズ大作戦(ABCテレビ)
- ノンストップゲーム(関西テレビ)
- MBSヤングタウン土曜日(毎日放送ラジオ)[2]
- おっと!モモンガ(ラジオ大阪)
- OBC歌謡ベスト10(ラジオ大阪)[2]
- 桂小つぶのつぶよりモーニング(テレビ北海道)
- ガチャまるサタデー(FMいるか)
- サタデービートボックス(FMいるか)
著書
[編集]- 『お笑い屯田兵 ただ今奮闘中』北海道新聞社、1996年8月、ISBN 4-89363-118-7
- 『ちりとてちんの味わい方 桂枝光の落語案内 1』(土肥寿郎と共著)寿郎社、2007年9月、ISBN 978-4-902269-22-2
- 『愛宕山の登り方 桂枝光の落語案内 2』(土肥寿郎と共著)寿郎社、2008年7月、ISBN 978-4-902269-27-7
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h “桂 枝光 | 上方落語家名鑑”. kamigatarakugo.jp. 2022年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月28日閲覧。
- ^ a b c 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、53頁。
- ^ a b 「落語家を酒気帯び運転で略式起訴 「桂梅枝」の芸名で活動 札幌区検」『産経新聞』(北海道)、2025年5月13日。
- ^ a b “当協会員に関するお知らせ”. お知らせ. 公益社団法人 上方落語協会 (2025年3月14日). 2025年4月2日閲覧。
- ^ a b 五代目桂文枝 著「文枝一門銘々伝§枝女太と小つぶ」、小佐田定雄 編『あんけら荘夜話』(新装版)青蛙房、2011年11月25日、230頁。ISBN 978-4-7905-0878-6。 ※初版は1996年6月25日刊。
- ^ a b c d 「北海道で上方落語50回 桂枝光が30周年公演」『朝日新聞』朝日新聞社、2009年6月15日。2025年3月2日閲覧。
- ^ a b 「<デジタル発>「大阪弁は通用しない」北海道で抗った 桂枝光さん 貫いた笑いの魂」『北海道新聞 』2021年9月21日。2025年3月2日閲覧。
- ^ 「落語家・桂枝光が四代目桂梅枝、桂三風が五代目桂慶枝を襲名 桂文枝「新しい名前で盛り上げて」」『スポーツ報知』2024年1月31日。2025年3月2日閲覧。
- ^ 「W襲名の桂梅枝「伝説作りたい」 石破茂氏の地元の観光大使・桂慶枝は「私も天下を取りたい」」『スポーツ報知』2024年9月27日。2024年9月27日閲覧。
- ^ 福田講平「桂梅枝さん「伝説つくる」 札幌在住 大阪で襲名披露公演」『北海道新聞』2024年9月27日。2024年9月27日閲覧。
- ^ 「居酒屋ちんぷんかんぷん」『食べログ』。2025年12月20日閲覧。
- ^ “居酒屋ちんぷんかんぷん”. ホットペッパー. リクルート. 2025年12月20日閲覧。
- ^ きん枝 改メ 四代 桂小文枝 [@katsurakobunshi]「速報 小つぶ→枝光→梅枝 色々あって1からやり直す事になりました。」2025年10月20日。X(旧Twitter)より2025年12月20日閲覧。
- ^ 2012年 東京公演特集 - 露の新治(元・林家さん三→さん二)ウェブサイト(2012年6月、染三の訃報に接した記述に言及あり。当時の「桂枝光」と表記)2026年2月8日閲覧。林家染三は「セミプロ」の落語家指導を手がけていた。
- ^ a b c 「桂梅枝容疑者を逮捕 酒気帯び運転の疑いで 代行に電話も「待っていられず」」『スポーツニッポン』2025年2月27日。2025年11月3日閲覧。
- ^ 「弊社所属タレントの逮捕について」吉本興業、2025年2月26日。2025年10月20日閲覧。
- ^ 「逮捕の落語家・桂梅枝 残りのW襲名披露全国公演中止決定 とばっちりの慶枝「とても残念」無念つぶやく」『よろず〜ニュース』2025年2月28日。2025年3月2日閲覧。
参考文献
[編集]- タレントプロフィール - よしもとクリエイティブ・エージェンシー公式プロフィール
- 天満天神繁昌亭プロフィール:桂枝光 - ウェイバックマシン(2015年3月24日アーカイブ分) - 上方落語協会公式プロフィール