松沢弘陽

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松沢 弘陽(まつざわ ひろあき、1930年昭和5年) - )は、日本政治学者。専門は、政治思想史。北海道大学名誉教授。「松澤 弘陽」とも表記される。

略歴[編集]

この他に小樽商科大学北海道教育大学札幌大学法学部、北星女子短期大学東京都立大学 (1949-2011)法学部、名古屋大学法学部東北大学文学部京都大学文学部、大阪大学文学部の非常勤講師も務めた。

研究・業績[編集]

専門は日本における近代政治思想史だが、近代政治思想史全般に精通する。特に内村鑑三福沢諭吉の研究が有名。この他、思想史上の師である丸山眞男の業績を整理紹介している。特にその刊行中に丸山が逝去するなかで『丸山眞男集』の編纂にあたったほか、丸山の蔵書類が日本女子大学に寄贈される仲立ちを果たし[1]、丸山眞男文庫の整備にもあたった。また思想の科学研究会の共同研究「転向」にも参加した。後年は、日本政治史も研究対象としている。

受賞歴[編集]

  • 城戸浩太郎賞(1960年)

著書[編集]

  • 『日本社会主義の思想』(筑摩書房、1973年)
  • 『日本政治思想』(放送大学教育振興会、1989年、改訂版1993年)
  • 『近代日本の形成と西洋経験』(岩波書店、1993年)
  • 『政治学講義』(千葉眞との共著、国際基督教大学教養学部、2003年)
  • 『福澤諭吉の思想的格闘-生と死を超えて』(岩波書店、2020年)

編集委員等[編集]

  • 『内村鑑三全集』全40巻(分担執筆担当、岩波書店、1980年~1984年)
  • 中江兆民全集』全17巻(共編、岩波書店、1984年~1986年)
  • 『文明論之概略』(校注、岩波書店、1995年)
  • 『福沢諭吉の哲学』(共編、岩波書店、2001年)
  • 『丸山眞男回顧談』上下巻(共編、岩波書店、2006年)
  • 『新日本古典文学大系 明治編10 福澤諭吉集』(岩波書店、2011年)
  • 『定本 丸山眞男回顧談』上下巻(共編、岩波書店、2016年)

参考文献[編集]

  • 『北大法学論集 第43巻第6号』(北海道大学法学部 1993年)
  • 川崎修「松沢弘陽教授の経歴と業績」『北大法学論集』第43巻第6号、北海道大学法学部、1993年3月、 261-280頁、 ISSN 03855953NAID 120000964673

門下生[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 丸山眞男文庫受贈式行われる”. 東京女子大学. 2021年1月31日閲覧。