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小華和ためお

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小華和 ためお(こはなわ ためお、本名:小華和 為雄(読みは左記と同じ)、1936年9月18日 - 2019年3月31日)は、山形県酒田市出身のアニメーターアニメ監督である。

来歴

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多摩美術大学を卒業後、1959年昭和34年)に東映動画入りして3か月の見習い期間を経るが、見習い期間終了後の本採用はならず不採用となる[1]。本人は本採用にあたって作文を書くことになり、「アニメ作りよりもまず労働条件改善が先だろう」と書いたが、それが実質“思想調査”だったと回顧している[1]。当時は職場各所で労働争議の活動が起こっていた時期であり東映動画も例外ではなく、自分の作文が当時の東映社長の大川博の目に留まって「そのうち組合活動で暴れるかも」と思われたことで不採用になったと話している[1]。行く当てもなく困っていたところ、友人の知り合いの紹介でアニメCM制作会社「テレビ動画プロダクション」に勤務[1]。CMの演出を手掛ける傍ら、独学でアニメーションの製作技術を習得した。1965年契約社員として一度は不採用になった東映動画に戻り[1]、動画マン・原画マンとして多くの作品を担当。後に東映動画を退社し、学生時代の同期だった光延博愛に誘われてアニメ制作プロダクション「放送動画」で仕事をする[1]。その後グループ・タック土田プロダクションなどでキャラクターデザイン、演出などを手掛けた[1]

キャラクターデザインを担当した代表的な作品は、『ドカベン』。主な監督作品は、『ハックルベリィの冒険』『野球狂の詩』『ゲームセンターあらし』『伊賀野カバ丸』『つる姫じゃ〜っ!』『アニメひみつの花園』『ビット・ザ・キューピッド』など。主な絵コンテ担当作は、『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』など。

主な参加作品

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g ジ・アニメ(近代映画社)1984年1月号 p.121 - 124「アニメ人間インタビュー」

関連項目

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