奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 (Studio Live Ver.)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 (Studio Live Ver.)
Bank Band配信限定シングル
収録アルバム沿志奏逢3
リリース2009年7月15日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンルJ-POP
時間5分30秒
レーベルトイズファクトリー
作詞者櫻井和寿
作曲者
プロデュース小林武史
チャート順位
  • 週間2位(着うたフル)
Bank Band シングル 年表
はるまついぶき
(2007年)
奏逢
〜Bank Bandのテーマ〜
(Studio Live Ver.)

(2009年)
こだま、ことだま。
(2016年)
沿志奏逢3 収録曲
Reborn
(10)
奏逢
〜Bank Bandのテーマ〜

(11)
ライブ映像
「奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜」 (2011)
- YouTube

奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 (Studio Live Ver.)』(そうあい バンク・バンドのテーマ スタジオ・ライヴ・ヴァージョン)は、日本バンドBank Bandの3作目の配信限定シングル。2009年7月15日にトイズファクトリーより発売された[1]

概要[編集]

Bank Bandとしては『はるまついぶき』以来約2年ぶりとなる配信限定シングルで、4作目となるオリジナル楽曲。野外音楽フェスティバル『ap bank fes '09』のリハーサル中に、スタジオライブという形でレコーディングが行なわれた[2]

本作の収益は、ap bank内に新たに作られた組織「明日(あす)ラボ」の活動資金に充てられる[3]

収録曲[編集]

  1. 奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 (Studio Live Ver.) [5:30]
    小林のソロアルバム『WORKS I』に収録されているインストゥルメンタル曲「手紙」をモチーフに、小林と櫻井がメロディーを付け加えて制作された[4]
    小林は、5年目を迎える野外音楽フェスティバル『ap bank fes '09』と、先述の「明日(あす)ラボ」の活動資金のために新曲があった方が良いと考えていたため、同イベントのリハーサル中に歌詞の制作を櫻井に依頼。一方櫻井は前年にMr.Childrenでアルバム『SUPERMARKET FANTASY』を発売し、それに伴うツアー『Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜』を行なった直後で、「空っぽの感じだったんで、自分の中から何かが生まれるという自信がまったくないし、新しいアイデアみたいなのもなかった」という[3]が、今回のBank Bandのリハーサルに影響を受け1日で歌詞を完成させた。櫻井は「Bank Bandの皆さんの音楽に対する真摯な向き合い方が、僕にこの歌詞を書かせてくれたのだと思う」[5]「リスナ-と会場にいる人、そしてBank Bandが想いを共有できるものにしたいなぁと思って作った」[6]と語っている。
    テレビ西日本の番組『ゴリパラ見聞録』のエンディングテーマとして使用された。

参加ミュージシャン[編集]

テレビ出演[編集]

番組名 日付 放送局 演奏曲
SONGS[7] 2021年9月30日 NHK総合
奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜
東京協奏曲
to U

ライブ映像作品[編集]

曲名 作品名
奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 ap bank fes '09
ap bank fes '10
ap bank fes '11 Fund for Japan
ap bank fes '12 Fund for Japan

収録アルバム[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Bank Band、1年半ぶり新曲をフェス直前にリリース”. 音楽ナタリー (2009年7月13日). 2021年3月7日閲覧。
  2. ^ 奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 (Studio Live Ver.) 2009.7.15 wed. 配信限定リリース!”. ap bank. 2021年3月7日閲覧。
  3. ^ a b ap bank fes'09 直前! 特別対談 小林武史×櫻井和寿 後篇”. エコレソウェブ (2009年7月14日). 2021年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月11日閲覧。
  4. ^ 鹿野淳 2009, p. 28.
  5. ^ 桜井和寿 2009, p. 9.
  6. ^ 小貫信昭 (2010年7月1日). “「沿志奏逢 3」Release Special 櫻井和寿Interview(後編)”. エコレゾウェブ. 2022年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月11日閲覧。
  7. ^ Bank Bandが「SONGS」出演、宮本浩次&櫻井和寿のコラボ曲初パフォーマンス”. 音楽ナタリー (2021年9月16日). 2021年9月16日閲覧。

参考文献[編集]

  • 桜井和寿「COULD BE ANYTHING」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第53巻、OORONG-SHA、2009年7月、8 - 9頁。
  • 鹿野淳「小林武史 インタビュー」『ap bank fes '09 official document』ポプラ社、2009年9月1日、26 - 31頁、ISBN 978-4-591-11115-4

外部リンク[編集]