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別所岳サービスエリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
別所岳サービスエリア
別所岳サービスエリア(下り線)
所属路線 E41 のと里山海道
本線標識の表記 別所岳
起点からの距離 74.3 km(千鳥台交差点起点)
横田IC (7.2 km)
(4.6 km) 越の原IC
供用開始日 1978年昭和53年)11月1日[1][2][3]
所在地 929-2202
〒927-0039
石川県七尾市中島町別所
石川県鳳珠郡穴水町曽福
北緯37度10分44.9秒 東経136度51分15.7秒 / 北緯37.179139度 東経136.854361度 / 37.179139; 136.854361座標: 北緯37度10分44.9秒 東経136度51分15.7秒 / 北緯37.179139度 東経136.854361度 / 37.179139; 136.854361
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別所岳サービスエリア(べっしょだけサービスエリア)は、石川県七尾市および鳳珠郡穴水町にあるのと里山海道(法律上は能越自動車道との重複区間)上にあるサービスエリアである。

概要

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上下線のSAが海側に設置されており、下り線(金沢 → 穴水)の側からは本線の下をくぐり抜けて到達するようになっている。別所岳(標高358m)の中腹に位置し、七尾北湾能登島、天気がよければ立山連峰を望むことができる[4]。下り線エリア内には展望台(別所岳スカイデッキ「能登ゆめてらす」)がある[4][5]。上り線エリアから展望台までの遊歩道もあり[4]、展望台完成により上下線の往来ができるようになった。

レストランや観光情報を提供する施設として、当SA内に奥能登山海市場(おくのとさんかいいちば)が2014年平成26年)7月にオープンした(奥能登広域圏事務組合が運営)[6][7]

パーキングエリア内にはバス停留所は設置されていないが、北鉄奥能登バス珠洲特急線、珠洲宇出津特急線のそれぞれ金沢方面ゆきのトイレ休憩箇所として利用されている[8][9]

歴史

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  • 1978年昭和53年)11月1日 - 能登半島縦貫自動車道の横田IC - 此木IC間(現在の穴水IC)の開通に伴い、供用開始[1][2][3][10]
  • 1982年(昭和57年)11月17日 - 能登有料道路の柳田IC - 徳田大津IC間が開通[3][11][12]、これに伴い能登有料道路が全線開通[3]
  • 2007年平成19年)
  • 2010年(平成22年)4月25日 - 展望台「別所岳スカイデッキ 能登ゆめてらす」が完成[4][20]
  • 2013年(平成25年)3月31日 - 能登有料道路が無料化されたことに伴い、所属路線がのと里山海道となる[3]。 -
  • 2014年(平成26年)
    • 4月 - 上下線パーキング連絡通路の完成により、金沢方面、穴水方面より車両のUターンが可能になる。また、上り線より下り線パーキングの駐車場の利用も可能となった。(逆方向は通路の配置の都合上駐車場の利用は出来ない)[要出典]
    • 7月20日 - 交流施設奥能登山海市場が開業[7]

道路

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施設

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別所岳サービスエリア(上り)敷地内にある能登有料道路の「日本の道100選」顕彰碑

金沢方面

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穴水方面

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  • 駐車場
    • 大型 3台
    • 小型 39台
    • 優先 2台
  • トイレ
    • 男性 大2・小3
    • 女性 5
    • 車椅子用 1
  • 展望台(「別所岳スカイデッキ 能登ゆめてらす」)

奥能登山海市場

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奥能登山海市場

奥能登山海市場は下り線側にあるが、遊歩道や上下線パーキング連絡通路を使用して上り線からも利用できる。

  • 所在地:石川県七尾市中島町田岸ソ1番地8[5]
  • 営業時間:9:00 - 18:00(冬季は9:00 - 17:00)

別所岳スカイデッキ 能登ゆめてらす

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下り線(穴水方面)エリアの敷地内にある展望台。上り線(金沢方面)エリアとの間には遊歩道があり、上り線エリアからも利用できる[4]。能登半島地震の復旧工事の際に使用された土砂採取地の跡地に整備し開設した[4]

展望台は高さ13mスロープ階段のついた「空中回廊」と、エレベーターで頂部へ上ることができる。期間によって開場時間が異なる(下記参照)。入場無料。

展望台の利用可能時間

隣接区間

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E41 のと里山海道能越自動車道との重複区間)
横田IC - 別所岳SA - 越の原IC

脚注

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  1. ^ a b ふるさと110年 2003, p. 206.
  2. ^ a b 有料道路のあゆみ 2013, p. 11.
  3. ^ a b c d e 『いしかわの交通統計(令和3年)』石川県警察本部、2022年3月、170頁。 
  4. ^ a b c d e f 有料道路のあゆみ 2013, p. 40.
  5. ^ a b c d e ちょっと遠くへ〈石川県七尾市〉おでかけスポット3選”. 日刊オンラインタクト (2022年5月28日). 2022年8月21日閲覧。
  6. ^ 組織概要 沿革 - 奥能登広域圏事務組合
  7. ^ a b 『意外と知らない石川県の歴史を読み解く! 石川「地理・地名・地図」の謎』実業之日本社、2015年1月5日、183頁。ISBN 978-4-408-11100-1 
  8. ^ 珠洲特急線”. 北陸鉄道. 2023年8月2日閲覧。
  9. ^ 珠洲宇出津特急線”. 北陸鉄道. 2023年8月2日閲覧。
  10. ^ 『石川県史 現代篇 (5)』石川県、1984年3月、627頁。 
  11. ^ ふるさと110年 2003, p. 242-243.
  12. ^ 県政の主なあゆみ昭和57年”. 石川県県民文化スポーツ部県民交流課広報広聴室 (2010年3月2日). 2022年10月21日閲覧。
  13. ^ a b 有料道路のあゆみ 2013, p. 35.
  14. ^ “通行止め相次ぐ 能登有料道や能越道”. 北陸中日新聞Web. (2007年3月26日). https://static.chunichi.co.jp/hokuriku/archives/hknotoeq/list/200703/CK2007032902104616.html 2022年10月21日閲覧。 
  15. ^ 有料道路のあゆみ 2013, p. 35-36.
  16. ^ “目の前で道崩れた 能登有料道 SAに逃げ込み”. 北陸中日新聞Web. (2007年3月26日). https://static.chunichi.co.jp/hokuriku/archives/hknotoeq/list/200703/CK2007032902104617.html 2022年8月21日閲覧。 
  17. ^ 平成19年(2007年)能登半島地震について” (PDF). 内閣府. p. 6 (2009年1月22日). 2022年8月21日閲覧。
  18. ^ a b c 有料道路のあゆみ 2013, p. 37.
  19. ^ a b “能登有料道 全線復旧 半島の動脈 威力実感”. 北陸中日新聞Web. (2007年4月28日). https://static.chunichi.co.jp/hokuriku/archives/hknotoeq/list/200704/CK2007042802012290.html 2022年10月20日閲覧。 
  20. ^ 県政の主なあゆみ平成22年前期”. 石川県県民文化スポーツ部県民交流課広報広聴室 (2011年1月6日). 2022年8月21日閲覧。

参考文献

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  • 北國新聞に見るふるさと110年(下)』北國新聞社、2003年8月5日。 
  • 『石川の有料道路のあゆみ〜有料道路事業42年間の記録〜』石川県土木部道路建設課、2013年6月。 

関連項目

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外部リンク

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