丹生官省符神社

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丹生官省符神社
Niukanshobujinja 02.JPG
所在地 和歌山県伊都郡九度山町
慈尊院835番地
位置 北緯34度17分39.2秒
東経135度32分58.0秒
座標: 北緯34度17分39.2秒 東経135度32分58.0秒
主祭神 丹生都比売大神
高野御子大神
大食都比売大神
市杵島比売大神
天照大御神
誉田別大神
天児屋根大神
社格 郷社
創建 弘仁7年(816年
本殿の様式 一間社春日造檜皮葺
札所等 神仏霊場巡拝の道第11番(和歌山第11番)
例祭 10月第4日曜 官省符祭
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拝殿
本殿

丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)は和歌山県伊都郡九度山町慈尊院[1]にある神社。九度山町慈尊院集落の南部に位置する。

本殿は国の重要文化財(建造物)[2]、境内は国の史跡高野山町石[3]の一部[4]。本殿はユネスコ世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の構成資産の一部[5]

祭神[編集]

主祭神は以下の通り。

もとはこの四神に太神宮(天照大御神)、八幡宮(誉田別大神)、春日明神(天児屋根大神)の三社を祀り、神宮寺の神通寺をあわせ神通寺七社明神とも呼んだ。

歴史[編集]

社伝では弘仁7年(816年)に空海によって慈尊院とともに丹生高野明神社として創建されたという[6]。 空海が真言密教の道場の根拠地を求め歩いて大和国宇智郡に入ったときである。そこで猟師の姿に扮した狩場明神(高野御子大神)に霊地・高野山の存在を教えられた。狩場明神はその使いである白・黒二匹のに空海を高野山まで導かせた。この縁により、空海は高野山の地主神狩場明神(高野御子大神)とその母である丹生都比売大神を高野山の入り口である当地に祀ることとした。この後、社名は丹生七社大明神、丹生神社、次いで丹生官省符神社と変わっていった。

高野山の領する官省符荘鎮守とされ、応永3年(1396年)の文書に「官省符鎮守・神通寺七社」と記録がある(『官省符荘庁番殿原請文』)[7]

この他にも神通寺七社明神の記録があり、七社のほかに十二王子社・百二十番神社などの名前が挙げられている。また、『紀伊続風土記』によれば、七社のうち丹生・高野の両神は弘仁年間に空海が勧請し、十二王子と百二十番神の2社が同時に勧請され、気比・厳島の2神は文明年間に勧請されたと伝えられており、これら4社は天文年間の洪水によって昔の境内が沈んでしまったので移転したという[7]

1910年明治43年)に九度山、入郷、慈尊院(現・九度山町)にあった諸社を合祀し、1946年(昭和21年)、丹生官省符神社の社号にあらためた[6]

文化財[編集]

重要文化財[編集]

  • 本殿
    「丹生官省符神社本殿」(附 宮殿4棟、棟札2枚)として、1965年昭和40年〉5月29日、重要文化財(建造物)指定。室町時代後期の永正14年(1517年)再建の2棟および天文10年(1541年)の再建の1棟の社殿3棟で、当地における神社建築様式を良好な保存状態で伝える[2]。2004年7月、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された[4]

史跡[編集]

和歌山県指定文化財[編集]

  • 1口。1959年(昭和34年)8月18日指定(有形文化財〈美術工芸品〉)。室町時代永正14年銘[8]
  • 獅子頭
    2面。1967年(昭和42年)4月14日指定(有形文化財〈美術工芸品〉)。室町時代の作と推定される[8][9]

アクセス[編集]

関連項目[編集]

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  1. ^ 伊都郡慈尊院村
  2. ^ a b 重要文化財としての名称は「丹生官省符神社本殿」丹生官省符神社本殿”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2011年1月18日閲覧。
  3. ^ a b 高野山町石”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2010年1月18日閲覧。
  4. ^ a b c 文化庁 (2006年9月26日). “条約上の資産種別と登録資産の国内法上の指定状況 (PDF)”. 文化審議会文化財分科会世界文化遺産特別委員会(第1回)議事次第. 文化庁. 2011年1月18日閲覧。
  5. ^ 世界遺産登録推進三県協議会、2005、『世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道』、世界遺産登録推進三県協議会(和歌山県・奈良県・三重県)、pp.39,75
  6. ^ a b 丹生官省符神社 (PDF)”. 和歌山県神社庁. 2011年1月18日閲覧。
  7. ^ a b 日本歴史地名大系(オンライン版)
  8. ^ a b 県指定文化財・有形文化財・美術工芸品”. 和歌山県. 2011年1月18日閲覧。
  9. ^ この他の文化財等は次を参照。丹生官省符神社 (PDF)”. 和歌山県神社庁. 2011年1月18日閲覧。

参考文献[編集]

  • 日本歴史地名大系(オンライン版)、小学館 — 『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年~2002年 を基にしたデータベース

外部リンク[編集]