中興部駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
中興部駅
なかおこっぺ
Naka-Okoppe
六興 (3.4km)
(3.1km) 班渓
所在地 北海道紋別郡西興部村字中興部
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 名寄本線
キロ程 52.2km(名寄起点)
電報略号 ナオ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1921年(大正10年)10月5日
廃止年月日 1989年平成元年)5月1日
備考 名寄本線廃線に伴い廃駅
テンプレートを表示
1978年の中興部駅と周囲約500m範囲。右上が紋別方面。千鳥式ホーム2面2線。駅舎横名寄側、駅裏紋別側にそれぞれ貨物積卸用の引込み線があったが、周囲のストックヤード共々既に使用されなくなって久しいようである。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

中興部駅(なかおこっぺえき)は、北海道網走支庁紋別郡西興部村字中興部にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線廃駅)である。電報略号ナオ。名寄本線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

廃止時点で、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった。互いのホームは、駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム東側を結んだ構内踏切で連絡していた[1]。駅舎側(南西側)ホームが上り線、対向側ホームが下り線となっていた[1]。そのほか、下り線の遠軽方から対向側ホーム外側に分岐した行き止まりの側線を1線有していた[1]

無人駅扱いの運転取扱い要員のみが配置されていた駅であった。駅舎は構内の南西側に位置し、上り線ホーム中央部分に接していた。

JR化後は、入場券のみ発売を行っていた。

駅名の由来[編集]

当駅が所在する地名より。地名は、興部川の中流に位置したため[2]、「興部」に「中」を冠する。

駅周辺[編集]

駅跡[編集]

2000年(平成12年)時点で木造駅舎が完全な形で残存し、ホームと植え込み、構内の信号施設も残存していた[4]。2010年(平成22年)時点でも同様で[5]、2011年(平成23年)時点では別棟のトイレの残存も確認出来た[6]。ホーム側はレールは撤去されたがホーム上は現役当時の状態であった[6]。現在は個人所有となっており[6]、駅舎内は非公開となっている[7]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
名寄本線
六興駅 - 中興部駅 - 班渓駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)209ページより。
  2. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)186ページより。
  3. ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)18ページより。
  4. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング2000年1月発行)40ページより。
  5. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)34ページより。
  6. ^ a b c 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)117-118ページより。
  7. ^ 書籍『追憶の鉄路 北海道廃止ローカル線写真集』(著:工藤裕之、北海道新聞社2011年12月発行)143ページより。

関連項目[編集]