レジェンド/光と闇の伝説
| レジェンド / 光と闇の伝説 | |
|---|---|
| Legend | |
| 監督 | リドリー・スコット |
| 脚本 | ウィリアム・ヒョーツバーグ |
| 製作 | アーノン・ミルチャン |
| 出演者 | トム・クルーズ |
| 音楽 |
ジェリー・ゴールドスミス タンジェリン・ドリーム(アメリカ公開版) |
| 主題歌 |
「Is Your Love Strong Enough?」 ブライアン・フェリー(アメリカ公開版) |
| 撮影 | アレックス・トムソン |
| 編集 | テリー・ローリングス |
| 製作会社 | リージェンシー・エンタープライズ |
| 配給 |
ユニバーサルピクチャーズ |
| 公開 |
|
| 上映時間 |
94分(劇場公開版) 89分(アメリカ公開版) 114分(ディレクターズ・カット版) |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $30,000,000 |
『レジェンド / 光と闇の伝説』(レジェンド ひかりとやみのでんせつ、原題:Legend)は、1985年製作のアメリカ映画。北欧神話を題材としたファンタスティック・アドベンチャーである。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
大古の世界。美しい2頭のユニコーンに魅せられ、決して触れてはならぬその角に触ってしまった王女リリー。1頭のユニコーンが倒れたことで世界は呪いをかけられ、彼女もまた闇の魔王の手に落ちてしまう。森の若者ジャックは、リリーの救出に乗り出す。
キャスト
[編集]| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
|---|---|---|---|
| テレビ朝日版 | |||
| ジャック | トム・クルーズ | 関俊彦 | |
| リリー | ミア・サラ | 佐々木優子 | |
| 闇の魔王 | ティム・カリー | 若本規夫 | |
| ガンプ | ダーフィト・ベンネント | 井上瑤 | |
| 魔王の父 | マイク・エドモンズ | 加藤精三 | |
| ネル | ティナ・マーティン | 此島愛子 | |
| ブラウン・トム | コーク・ハバート | 滝口順平 | |
| スクリューボール | ビリー・バーティ | 北村弘一 | |
| ブリックス | アリス・プレイテン | 緒方賢一 | |
| ブランダー | キーラン・シャー | 水野龍司 | |
| ポックス | ピーター・オファレル | 福田信昭 | |
| ウーナ | アナベル・ランヨン | 坂本千夏 | |
| メグ | ロバート・ピカード | 峰あつ子 | |
| ミイラの衛兵 | エディ・パウエル | 稲葉実 | |
| 演出 | 清水勝則 | ||
| 翻訳 | 入江敦子 | ||
| 調整 | 金谷和美 | ||
| 効果 | 南部満治 大橋勝次 | ||
| 選曲 | 河合直 | ||
| プロデューサー | 松田佐栄子 | ||
| 解説 | 淀川長治 | ||
| 制作 | ザック・プロモーション | ||
| 初回放送 | 1989年6月11日 『日曜洋画劇場』[注釈 1] | ||
スタッフ
[編集]- 監督:リドリー・スコット
- 製作:アーノン・ミルチャン
- 脚本:ウィリアム・ヒョーツバーグ
- 撮影:アレックス・トムソン
- 音楽:ジェリー・ゴールドスミス(国際版)、タンジェリン・ドリーム(アメリカ公開版)
- 特殊メイク:ロブ・ボーティン
評価
[編集]レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは43件のレビューで支持率は40%、平均点は5.00/10となった[1]。Metacriticでは11件のレビューを基に加重平均値が30/100となった[2]。
解説
[編集]『エイリアン』『ブレードランナー』で高い評価を受け、注目を浴びたリドリー・スコット監督によるファンタジー作品。監督自ら手がけた舞台美術と、一級の特殊メイクで作り上げられたクリーチャーたち。若手俳優として人気急上昇中だったトム・クルーズや、本作がデビュー作となったミア・サラの起用など、ハリウッド映画としての話題性は高かった。しかし映画そのものは単調で盛り上がりに欠けるストーリー展開と演出が目立ち、低い評価と興行的失敗に終わる。本作の失敗により、リドリー・スコットは暫く雇われ監督の身となったことでも知られる。
劇場公開時には2種類のバージョンがあり、1つは当初の予定通りにジェリー・ゴールドスミスによる格調高い音楽が付けられた「国際版」。そしてもう1つはタンジェリン・ドリームによるロック音楽が付けられた「アメリカ公開版」である。後者は「若者向けにアピールした方が良い」と、当時のユニヴァーサル会長だったシドニー・シャインバーグの直言を受け入れたもので、何も知らされずに音楽を差し替えられたゴールドスミスはこれに激怒。『エイリアン』でもリドリー・スコットによって勝手に曲を差し替えられた経緯もあり、以後ゴールドスミスはスコットと組まなくなる。後にスコットが業界紙「ヴァラエティ」1面を買い取ってゴールドスミスに謝罪広告を出すまでに至ったが、ゴールドスミスは「何で許さなくてはならないのだ」と反論広告を出し、決裂したままとなる。この事件は、映像面でのセンスには定評があるものの、音楽面でのトラブルが絶えないリドリー・スコットらしいものと言える[注釈 2]。
もともと劇場公開前のオリジナルフィルムは約140分という長編だったが、製作サイドの思惑で大幅にカットされ、「国際版」では94分に、「アメリカ公開版」では89分に再編集された。尚、本作は後に114分の「ディレクターズ・カット版」としてアメリカでDVDリリースされている。
上記のとおり不遇な経緯のある本作だが、一方で、ロブ・ボーティンの特殊メイクによるクリーチャーの評価は高く(アカデミー賞メイクアップ賞ノミネート)、ティム・カリーが演じた闇の王ロード・オブ・ダークネスは米Yahoo!ムービーの「偉大な映画のクリーチャー20」にも選ばれ、現在でも関連商品がリリースされるなど人気が高い。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑
劇場公開版ノーカット放送、BD収録 - ↑ なお、アメリカ公開版の主題歌だったブライアン・フェリーの『Is Your Love Strong Enough?』は、後にハウ・トゥ・デストロイ・エンジェルスによって『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)の主題歌としてカヴァーされた。
出典
[編集]- ↑ “Legend (1985)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月12日閲覧。
- ↑ “Legend Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月12日閲覧。