ボストチヌイ宇宙基地

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ボストチヌイ宇宙基地の位置
基地
基地の位置

座標: 北緯51度42分 東経128度00分 / 北緯51.700度 東経128.000度 / 51.700; 128.000

ソユーズ2ロケット発射台の模型

ボストチヌイ宇宙基地(ボストチヌイうちゅうきち、ロシア語: Космодром Восточный英語: Vostochny Cosmodrome)とはロシア極東ロシアに建設を計画中の宇宙ロケットの発射場である。アムール州ウグレゴルスクの南、スヴォボードヌイの北にあるスヴォボードヌイ宇宙基地跡地に位置している。この場所にはバム鉄道や、チタハバロフスク間のM58国道が走っており、太平洋側からの輸送にも便利である。2011年1月から建設が開始され[1]2015年11月25日までに基本的な建設工事は完了する予定であり、最初の無人ロケット打ち上げは2015年、有人宇宙船打上げは2018年に行われる予定、同宇宙基地が完全に完成するのは2020年となる予定で、ソユーズ2ロケットとアンガラ・ロケットの2つの射点が建設されている[2][3]。ただし着工時期については予算配分をめぐる対立から遅れていると報じられたこともあった[4]

ソビエト連邦崩壊後、バイコヌール宇宙基地カザフスタンの領域となったため、ロシアは毎年1億1500万ドルの使用料をカザフスタンに支払い使用してきた。しかし近年プロトンロケットの打ち上げ失敗等から風当たりが強くなり、また、ロシアの自立性をより高めるため、スヴォボードヌイ宇宙基地(財政難のため2007年に廃止された)の跡地にボストチヌイ宇宙基地の建設が決定された。ボストチヌイはロシアのロケットの打上げの45%を担当する予定で、2020年からは有人打上げはすべてこちらに移行する予定で、バイコヌールからの打ち上げ比率は、65%から11%にまで下がる予定。 この宇宙基地には、ロシアの技術者が建設・運営に関わっているギアナ宇宙センターのソユーズ発射台(ELS)および韓国の羅老宇宙センターの経験が生かされる[1]。また費用削減のためにバイコヌール宇宙基地にあるような防衛用の軍事施設は建設されない。

出典[編集]

関連項目[編集]

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