ハゲタカ (テレビドラマ)

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ハゲタカ』は、作家・真山仁経済小説ハゲタカ』シリーズを原作とし製作された日本の実写映像化作品。

2007年NHKテレビドラマ化され、全6話が放送された。また、続編となる映画が2009年に製作された。

2018年7月19日から9月6日までテレビ朝日系でテレビドラマ化された[1]

目次

NHK版[編集]

ハゲタカ
ROAD TO REBIRTH
ジャンル テレビドラマ
放送時間 土曜 21:00 - 21:58(58分)
放送期間 2007年2月17日 - 3月24日(6回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
演出 大友啓史
井上剛
堀切園健太郎
原作 真山仁『ハゲタカ』『バイアウト』
脚本 林宏司
プロデューサー 阿部康彦(制作統括)
出演者 大森南朋
松田龍平
栗山千明
柴田恭兵
字幕 字幕放送
オープニング 佐藤直紀「ハゲタカ」
エンディング tomo the tomo「Road To Rebirth〜a chainless soul〜」
時代設定 1998年-2004年
外部リンク 土曜ドラマ「ハゲタカ」
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NHK総合テレビBSハイビジョンの「土曜ドラマ」で、2007年2月17日から3月24日まで毎週土曜日に放送された。連続6回。

2009年には続編となる映画『ハゲタカ』が製作された。

概要[編集]

経済を中心とした社会派ノベルを発表する元新聞記者作家真山仁による経済小説ハゲタカ』シリーズの第1作『ハゲタカ』と第2作『バイアウト[注 1]の2作品を原作とし、林宏司脚本を担当した。第1話 - 第3話は『ハゲタカ』、第4話 - 第6話は『バイアウト』をベースにし、製作されている。ドラマと小説は別物である[2]という原作者の意向を反映し、主要人物名・取り扱われる経済活動などの一部は原作に沿っているものの、ドラマ全体としては原作と大きく異なる[注 2]

放送のタイトルロゴには、タイトル『ハゲタカ』とともに、『ROAD TO REBIRTH』(「再生への道」の意)という副題的な記載がなされていた。

NHKのドラマとしては初のBlu-ray DiscおよびDVDのソフトがポニーキャニオンより販売され、国内外で受賞をしている。

ストーリー(NHK版)[編集]

鷲津(大森南朋)は、バブル経済崩壊後、ある事件をきっかけに「三葉銀行」を退職。渡米したのち、投資ファンド「ホライズン・インベストメント・ワークス」日本代表に就任し、帰国。ファンドマネージャーとして次々と日本企業を買収する「ハゲタカ」という異名を持つようになった。そして三葉銀行の資産流動対策室の室長であり、鷲津の元上司であった芝野(柴田恭兵)と再会することになる。銀行がかかえるバルクセール(保有債権のまとめ売り)を売る側、バルクセールを買う側という様に…。その後、まるで運命に導かれるように、2人は何度もぶつかることとなる。

更にドラマ後半には、鷲津が目指していた大手電機メーカーの買収(株式公開買い付けTOB)に西野(松田龍平)が名乗りを上げる。西野はITベンチャー企業の社長であるが、実家の旅館「西乃屋」が鷲津の手によって売り飛ばされたことをきっかけに起業家に転向した過去を持つ。西野にとっては鷲津は目標でもあり、また宿命のライバルでもあった。

エピソード別内容[編集]

第1話「日本を買い叩(たた)け!」
バルクセール(保有債権のまとめ売り)
代物弁済もしくはそれに類する申し込み(不動産ないし事業の譲渡と引き換えに債権を消滅させる旨の申し込みが債権者よりなされた。明確な描写はないものの、代物弁済の申し込みをしているものと思われる。ただし債務者の承諾がなかったため実現はしなかった)。
第2話「ゴールデン・パラシュート」
ゴールデンパラシュート(高額な退職金のこと。買収防衛策の一つとしても有名だが、作中では経営陣に退任を迫る条件として登場)
取締役会の決議による代表取締役の解任(一般的には解任と呼ばれることも多いが、会社法上の用語としては解職が正しい)。
第3話「終わりなき入札」
スポンサー選定のための入札(どちらかが降りるまで続けられるサドンデス方式)
第4話「激震! 株主総会」
プロキシーファイト-Proxy Fight-(株主委任状争奪合戦)
議案提案権の行使(一定以上の議決権を保有する株主は、株主総会の議題について議案を提出することができる。作中では役員の選任について提案がなされた。)
第5話「ホワイトナイト」
TOB(テイクオーバー・ビッド、株式公開買い付け)
最終話「新しきバイアウト」
EBO(エンプロイー・バイアウト、雇用者達による企業買収)

キャスト(NHK版)[編集]

※ストーリー展開により設定に変化があった場合は、回ごとに()書きで区分けする。

ホライズン・インベストメントワークス・ジャパン(NHK版)[編集]

鷲津政彦
演 - 大森南朋
外資ファンド「ホライズン・インベストメントワークス・ジャパン」の代表。
昭和44年2月19日生まれ。
東昭大学経済学部 平成3年3月卒。
三葉銀行に平成3年入社。丸の内支店配属で法人営業を担当、半年間芝野健夫次長の部下となったが、仕事のトラブルにより平成5年退社。その後米国に渡り、ホライズン社に入社して数多くの仕事をこなす。
(第5回)ニューヨーク本社の意向を無視して大空電機買収を強行したためにホライズン・ジャパン代表を解任される。
(最終回)ある事件の後、芝野に促され、鷲津ファンドを設立して代表に就任する。
アラン・ウォード
演 - ティム
鷲津の部下で、右腕的存在。NY本社からのエリート。
(第5回)鷲津の後任としてホライズン・ジャパンの代表となる。
中延五郎
演 - 志賀廣太郎
鷲津の部下で、不動産取引のエキスパート。
鷲津の良き理解者でもあり、ニューヨーク本社に対する背任行為であっても裏方作業を引き受ける。
村田丈志
演 - 嶋田久作
鷲津の部下で、企業調査のエキスパート。
(第5回)「ハイパークリエーション」に引き抜かれる。
(最終回)鷲津ファンド設立のため、再び鷲津の元に戻る。
リン・ハットフォード
演 - 太田緑ロランス[注 3]
鷲津の部下。ゴールドバーグ・コールズ ファイナンシャルアドバイザー。

三葉銀行 → MGS銀行(住倉銀行と合併)(NHK版)[編集]

※三葉銀行の所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町

芝野健夫
演 - 柴田恭兵
三葉銀行のエリート社員。
配属は人事部、海外留学を挟み、国際企画部。その後、資産流動化対策室室長(第1回)→ 事業戦略部部長(第2回〜第3回)。
しかし、第3回の最後に銀行に対する不信感から三葉銀行を自ら退職する。
(第4回より)企業再生家(ターンアラウンドマネージャー)に転身し、大空電機の執行役員から取締役となり、塚本のサポートと改革を行う。
(最終回)ホライズンの命によりコストカッターとして取締役に残留。フェニックス推進本部長を兼務する。
鷲津ファンドからの要請によりEBO後のあけぼの光学(旧大空電機レンズ事業部)の代表取締役社長に就任した。
飯島亮介
演 - 中尾彬
三葉銀行役員(常務取締役)。俗に「会社の裏方事情を知る」仕事を数多く請け負っていた。
(第5回)MGS銀行副頭取。西野治のバックにつく。
(最終回)鷲津から大空電機のレンズ部門売却防止のためのロビー活動を依頼される。
沼田透
演 - 佐戸井けん太
三葉銀行社員。広報部部長。芝野の同期であり、良き仲間でもある。
海野重雄
演 - 神山繁
三葉銀行頭取。金融庁からの不良債権処理勧告を受け、飯島に処理命令を行った。
迫田専務
演 - 中原丈雄
三葉銀行役員
坂巻常務
演 - 津村鷹志
三葉銀行役員

東洋テレビ(NHK版)[編集]

三島由香
演 - 栗山千明
東洋テレビ報道局経済部記者。かつて父親が経営していた工場のメインバンクであった三葉からの貸し渋りにあって自殺。そのときの担当者が鷲津であった。以降、鷲津の動向を追跡している。
(第4回)東洋テレビの報道番組「PRIME11」のキャスターに就任。
野中裕二
演 - 小市慢太郎
東洋テレビ報道局経済部記者。由香の上司。
報道番組アナウンサー
演 - 宮川俊二
(第3回)東洋テレビアナウンサー。なお、宮川はかつてNHKアナウンサーだったので、久しぶりの「古巣復帰」でもあった。
武田直也
演 - 蟹瀬誠一
(第4回・第5回)東洋テレビの報道番組「PRIME11」のキャスター。

西乃屋(NHK版)[編集]

第1回に登場

西野治
演 - 松田龍平
(第1回)実家の老舗旅館「西乃屋」が鷲津により売り飛ばされたのち、家出。
(第2回・第3回)鷲津に対するライバル心から300万円の起業資金を集める。
(第4回)IT企業「ハイパー・クリエーション」を起業する。
(第5回)TOBをかけられていた大空電機のホワイトナイトとして登場し、ホライズンとのTOB合戦を繰り広げることになる。その後、インサイダー取引により逮捕され、鷲津を撃つ。
西野昭吾
演 - 宇崎竜童
(第1回)「西乃屋」経営者であり、治の父。本業の旅館経営の他にゴルフ場の経営やビル建設に手を出すも、本業の旅館経営が疎かになってしまい、膨大な債権を抱えてしまう。その為、息子の治と鷲津に自身の経営手腕の無さを指摘される。最終的に鷲津に債権のかたとして旅館を売却され、そのショックから自殺同然の事故死を遂げてしまう。
西野史子
演 - 永島暎子
(第1回・第2回)治の母。
西野泰三
演 - 三谷昇
(第1回)西野昭吾の父。病床にある。

サンデートイズ(NHK版)[編集]

第2回・第3回に登場

大河内瑞恵
演 - 冨士眞奈美
玩具メーカー「サンデートイズ」代表取締役社長。半ば会社を私物化していた。
取締役会において解任動議が提出され、社長を解任される。
大河内伸彰
演 - 小林正寛
専務取締役。瑞恵の長男。
三葉主導で、企業再生に障害となる瑞恵の解任動議を提案し、新たな社長に就任する。
百瀬敬一
演 - 岡本信人
常務取締役。
大河内ファミリーの番頭として仕える。
大河内伸男
演 - 山崎大輔
副社長。瑞恵の夫。
大河内真也
演 - 菅原大吉
常務取締役。瑞恵の義弟。
木下課長
演 - 村松利史
課長。イベントで着ぐるみを着せられる。

大空電機(NHK版)[編集]

第4回 - 第6回に登場

大木昇三郎
演 - 菅原文太
総合電機メーカー「大空電機」代表取締役会長
(第4回)「経営のカリスマ」と称えられる創業者でもあったが、末期癌で死去。
塚本邦彦
演 - 大杉漣
代表取締役社長
企業再生家となった芝野(大学の同級生で同じ野球部所属)を招き入れる。
加藤幸夫
演 - 田中泯
社員。レンズ研磨のプロフェッショナル。
牛島誠二
演 - 徳井優
情報端末部部長。
(最終回)リストラの過程で芝野と従業員との間で板挟みとなり、そのプレッシャーから自殺した。

ホライズン・インベストメントワークス(NHK版)[編集]

アルバート・クラリス
演 - イアン・ムーア
ケネス・クラリス・リバプール(KKL)代表。
外資バイアウトファンド「ホライズン・インベストメントワークス」の代表。
鷲津率いる「ホライズン・ジャパン」に対して企業買収の指示を出す。
大賀康男
演 - 松重豊
(最終回)「ホライズン・インベストメントワークス」より大空電機の新社長として送り込まれる。

その他(NHK版)[編集]

日下部進
演 - 矢島健一
(第3回)三葉銀行系列投資会社「アイアン・オックス」代表。熾烈な入札合戦を行った。
遠山鎌一郎
演 - 光石研
(第3回)サンデートイズに対するスポンサー選定時の弁護士。
三島健一
演 - 渡辺哲
由香の父親で三葉による貸し渋りによって自殺。故人。(回想シーン登場)
三島頼子
演 - 唐木ちえみ
由香の母親。
牛島誠二の息子
演 - 浅利陽介
リー・ジェンミン
演 - 薄宏
(第5回)中国電機メーカー「テクスン」社長。大空電機の引き受け先として鷲津から直接打診された。大木昇三郎を尊敬している。

スタッフ(NHK版)[編集]

放送日程(NHK版)[編集]

  • 総合テレビ:21時 - 21時58分(第3話のみ22時 - 22時58分)[3]
  • BSハイビジョン:18時 - 18時58分
各話 放送日 サブタイトル 演出 ターゲット(ゲスト)
第1話 2月17日 日本を買い叩(たた)け! 大友啓史 宇崎竜童 etc.
第2話 2月24日 ゴールデン・パラシュート 井上剛 冨士眞奈美小林正寛 etc.
第3話 3月03日 終わりなき入札 冨士眞奈美、小林正寛 etc.
第4話 3月10日 激震! 株主総会 堀切園健太郎 菅原文太大杉漣 etc.
第5話 3月17日 ホワイトナイト 大杉漣、田中泯 etc.
最終話 3月24日 新しきバイアウト 大友啓史 田中泯 etc.

再放送[編集]

NHKが行ったもののみ。総合テレビでは放送日時等が一部地域で変更されたケースもある。

  • 2007年6月23日・24日:BSハイビジョン(プライムタイムに3話ずつ放送)
  • 2007年8月19日 - 24日:総合テレビ(プライムタイムに1話ずつ放送) - 視聴者からのアンコール
  • 2007年12月22日 - 24日:総合テレビ(夕刻に2話ずつ放送) - イタリア賞受賞記念
  • 2009年5月4日 - 6日:総合テレビ(午前帯に2話ずつ放送) - 映画版公開にあわせて
  • 2010年1月9日:BSハイビジョン(午後帯に全話一挙放送) - 『龍馬伝』放送開始にあわせて
  • 2010年6月21日 - 23日:BSハイビジョン - BShiでの映画版放送にあわせて
  • 2010年8月3日 - 7日:総合テレビ(未明帯での放送) - 総合テレビでの映画版放送にあわせて
  • 2018年11月4日・11日:BSプレミアム(未明帯に3話ずつ放送)[4]

製作[編集]

キャストに関して[編集]

出演者の1人である柴田恭兵肺癌手術・療養のため、当初の2006年9月2日から放送される予定が延期された[5][6]。また、当初出演予定であった中村獅童飲酒運転で信号無視したため出演を辞退し、その代役に松田龍平が起用された[7]

実社会とのリンク[編集]

原作同様、ドラマも完全なパラレルワールドで展開されるわけではなく、実社会での出来事に繋がる場面が含まれている。

  • 鷲津政彦が口にする「お金を稼ぐことがいけない事でしょうか」 - 同時期の村上世彰
  • 注目を一身に受ける中、インサイダー取引で西野治が突然逮捕される場面 - 同時期粉飾決算などの容疑で逮捕された堀江貴文
  • 第4回以降、1983年ヤシカ(旧・八洲精機)を吸収合併にした京セラが、2007年7月にカメラ事業から撤退して、香港のJNCデイタム・テック・インターナショナルに「ヤシカ」商標権を売却した。

作品の評価[編集]

作品のクオリティが高く評価され、国際番組コンクール「イタリア賞」をはじめ国内外において数々の賞を受賞している[8]

受賞歴[編集]

  • 第33回放送文化基金賞テレビドラマ部門「本賞」 受賞
  • 第33回放送文化基金賞テレビドラマ部門「出演者賞」 受賞(大森南朋
  • 第44回ギャラクシー賞「優秀賞」 受賞
  • 第44回ギャラクシー賞「マイベストTV賞グランプリ」 受賞
  • 第6回放送人グランプリ「特別賞」 受賞
  • 第59回イタリア賞シリーズドラマ部門 受賞(第1回「日本を買い叩け!」)
  • 第32回ゴールデンチェスト国際テレビ祭「モスフィルム特別賞」 受賞
  • 第12回アジア・テレビジョン・アワードシリーズドラマ部門「最優秀賞」 受賞
  • 第32回エランドール賞TV部門「作品賞TVガイド賞」 受賞
  • 第32回エランドール賞「プロデューサー賞田中友幸基金賞」 受賞(訓覇圭
  • 第7回映像技術賞撮影部門 受賞(清水昇一郎
  • 第7回映像技術賞照明部門 受賞(久慈和好
  • 第7回映像技術賞美術部門 受賞(山口類児神林篤日高一平

NHK企業CMへの起用[編集]

2007年9月3日、NHKの企業CM「今日も、どこかでNHK」シリーズとして、ドラマ「ハゲタカ」をモチーフにした内容が放送された。『ハゲタカ特別編・NHKを買収せよ』と題してホライズンが次の標的をNHKとし、鷲津役の大森南朋など"ホライズン"の社員がドラマのイメージ通り、NHKの投資価値=魅力について議論するというもの。演技はシリアスだったが、アラン役のティムが「サラリーマンNEO」のセクスィー部長を見て吹き出しそうになったり、おじゃる丸等のキャラクター人形名を低いトーンで言い合うなど、パロディとして仕上がっている。放映時間は約2分間。同年9月20日にも再放送された。

関連商品[編集]

ノベライズ
サウンドトラック
DVD/Blu-ray
  • 土曜ドラマ ハゲタカ DVD-BOX(2007年7月18日、ポニーキャニオン、PCBE-62419)
    • 土曜ドラマ ハゲタカ DVD-BOX(2018年10月26日、NHKエンタープライズ、23314AA)
  • 土曜ドラマ ハゲタカ Blu-ray Disc BOX(2009年5月20日、ポニーキャニオン、PCXE-60002)

映画[編集]

テレビドラマの続編としてテレビドラマとほぼ同キャスト・スタッフにでNHKエンタープライズ東宝などの製作委員会により映画化され、2009年6月6日に公開された。ドラマ版の4年後を舞台に、日本の大手自動車メーカーに買収を仕掛ける中国系ファンドを相手にした買収戦争を描く[9]。NHKの連続ドラマの初の映画化となる[8]

NHK 土曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
スロースタート
(2007年1月27日 - 2月3日)
ハゲタカ
(2007年2月17日 - 3月24日)
病院のチカラ〜星空ホスピタル〜
(2007年4月14日 - 5月12日)

テレビ朝日版[編集]

ハゲタカ
ジャンル テレビドラマ
放送時間 木曜 21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2018年7月19日 - 9月6日(8回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 和泉聖治
田村直己
近藤一彦
星野和成
原作 真山仁
『ハゲタカ』『ハゲタカⅡ』
脚本 古家和尚
プロデューサー 内山聖子(GP
中川慎子
下山潤
出演者 綾野剛
ナレーター 小手伸也
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
エンディング Mr.ChildrenSINGLES
時代設定 1997年 - 2018年
外部リンク 公式サイト

特記事項:
第1話と最終話は、21時 - 22時9分の15分拡大放送。
第2話は、21時 - 22時4分の10分拡大放送。
第4話は、直前の「2018年パンパシフィック水泳選手権」中継(19時 - 21時)との接続はステブレレスとなった。
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2018年7月19日から9月6日まで毎週木曜日21時 - 21時54分に、テレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送された。主演は綾野剛[1]

鷲津がホライズンジャパン・パートナーズを解雇された時の「私はまだ生きている」という第4話の台詞は、綾野の提案でできた原作にはない台詞で、第3章は、原作者の真山が原案を書き下ろしたオリジナルエピソードとなる[10]

ドラマ内で行われた主要な行動[編集]

ラストルック
内通者が入札価格を漏らし、それを上乗せすることで入札を勝ち取る。
MBO(経営陣買収)
経営陣が株主から自社株式を譲り受けオーナー経営者として独立する。

ドラマ内のファンド[編集]

プラザ・グループ
アメリカ最大の軍需産業ファンド。
日本ルネッサンス機構
政府が産業復興を目的に立ち上げた。

ストーリー(テレビ朝日版)[編集]

キャスト(テレビ朝日版)[編集]

ホライズンジャパン・パートナーズ(テレビ朝日版)[編集]

鷲津政彦
演 - 綾野剛
外資系投資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」代表取締役。のちにアランの裏切りでホライズンを解雇されるが、自分を慕って退職したリンや佐伯、中延らと共に《サムライファンド》を設立する。
かつて追い詰められた末に自害した父の行為がある種の行動原理ともなっている様で、企業買収や債権回収等で追い詰められて絶望したり会社の惨状を諦観する人間に対しては「貴方はまだ、生きている」と諭し、その状況を自らの手で抜け出して再起する様に促す[注 4]
アラン・フジタ
演 - 池内博之
社員。アメリカ育ちの日系アメリカ人。鷲津の右腕。のちに実利のみを重んじない鷲津のやり方に業を煮やし、本社に密告して鷲津をホライズンから追放。その後釜としてホライズンジャパンの新社長に就任の後は、鷲津の方針を徹底的に否定して出資先の見直しなどを断行するが、そのことが原因でホライズンを解雇された。その後、鷲津にプラザグループの不正に関するデータを渡す。その際、鷲津からサムライファンドに来ないかと誘われるが、断った。
2018年には「ウォードキャピタル」代表となり、帝都重工と提携し、スペース・フロンティア・ジャパンに出資を決める。
リアム・ジェームス
演 - カイル・カード
社員。
リン・ハットフォード
演 - 太田緑ロランス[注 3]
社員。原作とは違い、公私共に鷲津と対等な立場のパートナーという描写はない。鷲津を追放したアランに反発し、ホライズンを退社。鷲津についていく。
佐伯宗徳
演 - 杉本哲太
社員。日本政財界に精通している。鷲津を追放したアランに反発し、ホライズンを退社。鷲津についていく。鷲津の退社後は、サムライファンドの社長に就任する。
中延五朗
演 - 光石研
社員。不動産取引のエキスパート。鷲津を追放したアランに反発し、ホライズンを退社。鷲津についていく。

三葉銀行(テレビ朝日版)[編集]

芝野健夫
演 - 渡部篤郎
資産流動化開発室室長。
家庭を犠牲にする形で汚れ役的に任された仕事をこなしていたが、二回にわたる鷲津との対決を経て銀行の暗部を直視させられ、アルコール中毒に苛まれ心を病んでいく妻を助けてやり直したいという思いを強くした結果、退職。その後企業再生のスペシャリストとして数々の企業を再生させているが、容赦ないリストラを推進するやり方から「首切り屋」などと揶揄されてもいる。友人である諸星社長の招聘で、あけぼのの再生担当執行役員に就任する。
宮部みどり
演 - 佐倉絵麻
資産流動化開発室メンバー。
大伴和彦
演 - 飯田基祐
金融戦略部メンバー。
迫下平吉
演 - 国広富之
常務取締役。
飯島亮介
演 - 小林薫
常務取締役。バルクセールをオークションで仕切ろうとするが、芝野のせいにした。
三葉の「大番頭」として、汚れ仕事を一手に引き受ける存在。その中で、かつて鷲津の父を陥れて自殺に追いやり、その直接の担当者が芝野であったとする等などの工作を行っていたことを鷲津に暴かれた末に失脚した。
その後、日本ルネッサンス機構の特別顧問に就任。のちに鷲津の要望により、鷲津と望月総理を引き合わせた。

日光みやびホテル(テレビ朝日版)[編集]

松平貴子
演 - 沢尻エリカ
「クラウンセンチュリーホテル」のフロントマネージャー。留学してホテル経営を学んだ。のちに名門リゾートホテル「日光みやびホテル」の4代目社長に就任する。
松平珠香
演 - 木南晴夏
従業員。貴子の妹。のちに「日光みやびホテル」の副社長に就任する。
松平重久
演 - 利重剛
3代目社長。貴子の父。
松平華
演 - 水野久美
2代目社長の妻。貴子の祖母。
松平寿
演 ‐ 池田良
元副支配人。珠香の元夫。
財津幸助
演 ‐ 久保酎吉
サービス長。

ファインTD(テレビ朝日版)[編集]

滝本誠一郎
演 - 高嶋政伸[12](第4話 - 第6話)
PCメーカー「ファインTD」代表取締役。一代でファインを大企業へと成長させたカリスマ経営者とも称され、業績拡大の為には手段を選ばない強気な性格。
米国の巨大軍需産業ファンド《プラザ・グループ》を後ろ盾とした豊富な資金力を持ち、プラザの意向であけぼのの持つレーダー技術を手に入れるべく同社の買収を画策。鷲津と対立する。
海野玲香
演 - 伊藤ゆみ
滝本の秘書。
川藤道広
演 - 中林大樹
「ファインTD」社員。滝本の側近。

あけぼの(テレビ朝日版)[編集]

諸星恒平
演 - 筒井道隆
総合電機メーカー「あけぼの」社長。再生担当執行役員に招聘した芝野とは大学の同期。
新見哲平
演 - 竜雷太(特別出演[13]
会長。
中尾武
演 - 菅原大吉
レーダー開発部部長。

帝都重工(テレビ朝日版)[編集]

真壁達臣
演 - 伊武雅刀
「帝都重工」会長。
嶋田寛子
演 - 峯村リエ
「帝都重工」財務担当常務。

スペース・フロンティア・ジャパン(テレビ朝日版)[編集]

天宮光一
演 - 森崎ウィン
「スペース・フロンティア・ジャパン」代表。
桜井加奈
演 - 青野楓
「スペース・フロンティア・ジャパン」広報担当。

その他(テレビ朝日版)[編集]

芝野亜希子
演 - 堀内敬子
芝野の妻。
芝野あずさ
演 - 是永瞳[14](少女期:栗田桃花[15]
芝野の娘。
西澤則之
演 - 山本學
経協連会長。
花井順平〈享年51〉
演 - 小木茂光
大蔵省本館で割腹自殺した繊維会社「ワープジャパン」社長。鷲津の父。

ゲスト(テレビ朝日版)[編集]

第1話
沼田透
演 - 藤本隆宏
三葉銀行の審査役。芝野の同期。
金田大作
演 - 六角精児
鬼怒川の老舗料亭「金色庵」の社長。
第2話
中森瑞恵
演 - かたせ梨乃
寝具メーカー「太陽ベッド」社長。創業者の娘。
中森伸彰
演 - 渡部豪太
「太陽ベッド」役員。瑞恵の息子。
名高悟
演 ‐ 北見敏之
「太陽ベッド」栃木工場工場長。
百瀬和磨
演 ‐ 半海一晃
「太陽ベッド」専務。
青山大輔
演 ‐ 伊藤正之
「太陽ベッド」財務担当常務。
三枝万平
演 ‐ 神尾佑
「アトムファンド」社長。
第6話
加瀬彰一
演 ‐ 堀部圭亮
「クラウンセンチュリーホテル」役員。
望月康夫
演 ‐ 角野卓造
内閣総理大臣。
報道番組キャスター
演 ‐ 大下容子[16]
報道番組「NewsStatellite」キャスター。

スタッフ(テレビ朝日版)[編集]

放送日程(テレビ朝日版)[編集]

各話 放送日 ラテ欄[18] 監督 視聴率[19]
第1話 7月19日 第1章 巨大銀行を1円で買い叩く男!? 和泉聖治 11.9%
第2話 7月26日 借金480億 華麗なる老舗メーカー一族を買い叩け…!! 11.3%
第3話 8月02日 VS大銀行!! 創業100年名門ホテルを買い叩け! 10.4%
第4話 8月09日 第2章 史上最大の買収劇…社員1万人!! リストラを阻止せよ 09.6%
第5話 8月16日 腐った社長を買い叩け! 990円の逆転宣告!! 田村直己 09.9%
第6話 8月23日 VS.ハイエナ 総理の秘密を買う!? 近藤一彦 09.5%
第7話 8月30日 第3章 最終章!! 〜データ偽装、報復人事 不祥事は許さない! 08.8%
最終話 9月06日 さらば! 天才買収者!! 9万人の命を救え…! 星野和成 11.1%
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 第1話と最終話は、21時 - 22時9分の15分拡大放送。
  • 第2話は、21時 - 22時4分の10分拡大放送。
  • 第4話は、直前の「2018年パンパシフィック水泳選手権」中継(19時 - 21時)との接続はステブレレスとなった。
テレビ朝日系列 木曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
未解決の女 警視庁文書捜査官
(2018年4月19日 - 6月7日)
ハゲタカ
(2018年7月19日 - 9月6日)

主な用語[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2007年3月15日・文庫化に当たって『ハゲタカII』に改題。
  2. ^ 例:鷲津政彦の出自と経歴、被買収企業の名称と業種、ドラマにオリジナル主要人物など。
  3. ^ a b NHK版とテレビ朝日版で同じ役を演じている[11]
  4. ^ 第4話ではホライズンを解雇になった後、状況を懸念する芝野に「私はまだ、生きている」と語り、自身が依然《ハゲタカ》であるという意志を露わにした。

出典[編集]

  1. ^ a b “綾野剛、テレ朝連ドラ初主演 伝説の企業買収者“ハゲタカ”降臨”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年5月16日). https://www.oricon.co.jp/news/2111488/full/ 2018年5月16日閲覧。 
  2. ^ 土曜ドラマ「ハゲタカ」特集vol.1 「日本が抱える問題を正視し、問う勇気を!」 - 真山 仁 - JIN MAYAMA Official Home Page - 2006年12月11日
  3. ^ 放送予定・あらすじ”. 土曜ドラマ「ハゲタカ」. NHK. 2007年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月3日閲覧。
  4. ^ 再放送情報「ハゲタカ」”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2018年10月2日). 2018年10月2日閲覧。
  5. ^ “柴田恭兵さん肺がんで手術、NHKドラマ放送延期に”. 朝日新聞. (2006年8月2日). オリジナル2018年7月2日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180702083647/http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200608020429.html 2018年7月2日閲覧。 
  6. ^ “柴田恭兵が肺がん手術から復帰”. 朝日新聞. (2006年12月4日). オリジナル2012年3月21日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120321005056/http://www.asahi.com:80/culture/news_entertainment/NIK200612040009.html 2018年7月2日閲覧。 
  7. ^ “中村獅童の代役に松田龍平 NHK「ハゲタカ」”. 産経新聞. (2006年9月13日). オリジナル2007年12月8日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071208221714/http://www.sankei.co.jp/enak/2006/nov/kiji/15tvshidou.html 2018年7月2日閲覧。 
  8. ^ a b 永田哲也 (2009年6月5日). “NHKエンタープライズが『ハゲタカ』を映画化した本当の理由”. 日経トレンディネット (日経BP社). https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090604/1026764/ 2018年10月2日閲覧。 
  9. ^ “専門用語の多さにキャストら閉口!大森南朋、玉山鉄二主演「ハゲタカ」会見”. 映画.com. (2009年5月12日). https://eiga.com/news/20090512/3/ 2018年10月2日閲覧。 
  10. ^ 『ハゲタカ』名せりふ「あなたはまだ生きている」を生んだ綾野剛の文才” (2018年8月23日). 2018年8月30日閲覧。
  11. ^ “『ハゲタカ』の金髪美女、太田緑ロランス 朝ドラにも出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年7月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2116000/full/ 2018年7月27日閲覧。 
  12. ^ “高嶋政伸:「ハゲタカ」で綾野剛の敵役に 野望に満ちたカリスマ経営者を“怪演””. MANTANWEB. (2018年8月17日). https://mantan-web.jp/article/20180801dog00m200033000c.html 2018年8月18日閲覧。 
  13. ^ エンドクレジットより。
  14. ^ “是永瞳、『ハゲタカ』第4話から登場 渡部篤郎の娘役”. ORICON NEWS. (2018年8月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2117208/full/ 2018年8月10日閲覧。 
  15. ^ “清水在住、栗田桃花が「ハゲタカ」でドラマデビュー”. 日刊スポーツ. (2018年7月18日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201807180000498.html 2018年7月27日閲覧。 
  16. ^ “テレビ朝日大下容子アナウンサー『ハゲタカ』第2部最終回に出演! クライマックスへ向け激震する重大局面で綾野剛と共演!”. (2018年8月23日). http://www.tv-asahi.co.jp/hagetaka/news/0011/ 2018年8月26日閲覧。 
  17. ^ “Mr.Children、初のテレ朝ドラマ主題歌 綾野剛主演『ハゲタカ』”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年6月29日). https://www.oricon.co.jp/news/2114536/full/ 2018年6月30日閲覧。 
  18. ^ 該当各日 朝日新聞 テレビ欄。
  19. ^ “綾野剛主演「ハゲタカ」最終回は11.1%でフィニッシュ”. スポーツ報知. (2018年9月7日). https://www.hochi.co.jp/entertainment/20180907-OHT1T50045.html 2018年9月8日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]