ヌン

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ヌン(Nun)は、エジプト神話における原初のオグドアドの一柱。

ヌン
Nun
原初の神
水の神ヌン。
Naunet and Nun
ヒエログリフ表記
Nuのヒエログリフ表記
W24 W24 W24
N1
N35AA40

Nu
W24 W24 W24
N1
N35AX1
H8
B1

Naunet
信仰の中心地

ヘリオポリス

ヘルモポリス
配偶神 なし

なし

(オグドアドに数えられる場合、ヌンの女性名ナウネトを伴侶とする)
兄弟 なし
子供 アトゥム

概要[編集]

「原初の水」と呼ばれ、あらゆる存在の起源とされる。また、ヌンの名はアトゥムの立つ大地「原初の丘」も指す。 ヘリオポリス創世神話において、ヌンの中から意志の力によって創造神アトゥムが誕生したと語られる。 後にアトゥムとラーが習合した事により、ラーはヌンの中から意志の力によって生まれたという神話も存在する。 ヘルモポリス創世神話においても、ヌンの名は登場し、こちらでは八神一体の神々オグドアドの一員として語られている。

この名前は、コプト語の名詞 「abyss; deep」とも比較されている [1]

名前はnw象形文字で音声的に綴られている
W24
(3回繰り返される場合があります)、決定子 " 空 "
N1
そして「 水 」
N35A
表音文字nnを使用した代替の音声スペル
M22M22
[2]

信仰[編集]

古代エジプトにおいて、来世と関わりを持たないとされた死産した赤ん坊や罪人の魂はヌンのもとに送られ、死者の魂が還る場所と信じられていた。

関連項目[編集]

ヘリオポリス創世神話

  • ラー…アトゥムと習合した太陽神。

ヘルモポリス創世神話

  • オグドアド…ヘルモポリスにおいて崇拝された八柱の神々。

参考文献[編集]

  1. ^ Budge (1904), p. 284.
  2. ^ Budge, An Egyptian hieroglyphic dictionary (1920), p. 349f, 354.

関連文献[編集]

  • EAウォリスバッジ 、エジプト人の神々:または、エジプト神話の研究(1904)、vol。 1、283f。