この記事は半保護されています。(半保護の方針による半保護)

ダニエル・ジェイコブス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ダニエル・ジェイコブス
Daniel Jacobs.jpg
基本情報
通称 The Golden Child(ゴールデン・チャイルド)
Miracle Man(奇跡の男)
階級 ミドル級
身長 185cm
リーチ 185cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1987-02-03) 1987年2月3日(29歳)
出身地 ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 33
勝ち 32
KO勝ち 29
敗け 1
テンプレートを表示

ダニエル・ジェイコブスDaniel Jacobs、男性、1987年2月3日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサー。第30代WBA世界ミドル級王者。ニューヨークブルックリン区出身。右フックが最大の武器の強打の選手でプレミア・ボクシング・チャンピオンズではNBC限定だが、BJ・フローレスと共にアナリストとして活躍している。ディベイラ・エンターテイメント所属。

来歴

アマチュア時代

2003年、ジュニアオリンピックに出場し優勝[1]

2004年、全米選手権にウェルター級(69kg)で出場するも1回戦敗退[2]。ナショナルゴールデングローブにウェルター級(69kg)で出場、1回戦でフェルナンド・ゲレーロ、準決勝でオースティン・トラウトを破り優勝。

2005年、全米選手権にウェルター級(69kg)で出場し、準決勝でオースティン・トラウトを破るが、決勝でデメトリアス・アンドラーデに敗れ敗退[3]。モスクワで開催されたワールドカップにミドル級(75kg)で出場するもマット・コロボフに敗退[4]

2006年、全米選手権にミドル級(75kg)で出場し決勝でショーン・ポーターを破り優勝[5]

2007年、全米選手権にミドル級(75kg)で出場するが準々決勝でショーン・ポーターに敗退した[6]。オリンピック国内予選会にミドル級(75kg)で出場、ショーン・ポーターに2度勝利するも、ショーン・エストラーダに2度敗れてオリンピック出場権を逃した[7]

アマチュア時代の戦績は137勝7敗。

プロ時代

2007年12月8日、ネバダ州ラスベガスMGMグランド・ガーデン・アリーナでデビュー戦を行い、初回29秒超高速TKO勝ち。白星でデビューを飾った。

2008年2月16日、MGMグランド・ガーデン・アリーナでアレクサンデル・ヴォルコブと対戦し、2回2分57秒TKO勝ち。

2009年5月2日、マイケル・ウォルカーと対戦し、8回3-0(2者が80-72、79-73)の判定勝ち。

2009年8月22日、ヒューストントヨタセンターで後のIBF世界スーパーウェルター級王者イシュー・スミスNABO北米ミドル級王座決定戦を行いプロ初の苦戦をするも、10回3-0(100-89、2者が96-93)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2010年5月15日、ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデン・シアターでファン・アストルガと対戦し、2回51秒TKO勝ちを収めNABO王座の初防衛、NABF王座の獲得に成功した。

2010年7月31日、マンダレイ・ベイ・イベント・センターファン・マヌエル・マルケスVSファン・ディアスの前座でディミトリー・ピログWBO世界ミドル級王座決定戦を行い、4回までは判定で39-37と3者ともにリードをしていたが、5回に右フックで痛烈なダウンを奪われるとそのままレフェリーストップ。プロ初黒星となる5回57秒逆転TKO負けを喫し王座獲得に失敗した。

2011年3月5日、ホンダセンターでロベルト・キリウェアーと対戦し、初回1分44秒KO勝ち。

2011年5月、脊椎骨肉腫と診断された[8]

2012年10月20日、治療でブランクを作り1年7か月振りの復帰戦。ニューヨークのバークレイズ・センターでジョシュ・ルテランと対戦し初回1分33秒TKO勝ち。

2013年8月19日、ベスト・バイ・シアターでジョバンニ・ロレンソとWBCアメリカ大陸ミドル級王座決定戦を行い、3回2分5秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年3月15日、プエルトリコバヤモンコリセオ・ルーベン・ロドリゲスダニー・ガルシアマウリシオ・ヘレーラの前座でミルトン・ヌネスと対戦し、初回2分25秒TKO勝ちを収めた。

2014年8月9日、バークレイズ・センターでダニー・ガルシアVSロッド・サルカの前座で登場。WBA世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンスーパー王座に認定に伴いジャロッド・フレッチャーとWBA世界ミドル級王座決定戦を行い、5回2分58秒TKO勝ちを収め悲願の王座獲得に成功した[9]

2014年9月7日、WBAは最新ランキングを発表し、ジェイコブスをWBA世界ミドル級正規王者としてランクインし、上述のフレッチャー戦を制したことを評価しWBAの2014年8月度の月間MVPに選出した[10][11][12]

2015年1月9日、ゴールデンボーイ・プロモーションズからプロモート権を破棄され、同プロモーションを離脱した[13]

2015年4月24日、シカゴUICパビリオンアンソニー・ディレルVSバドゥ・ジャックの前座でWBA世界ミドル級4位のカレブ・トゥルーアックスと対戦。初回からペースを握るも攻めあぐねるもどかしいし展開が続き12回にようやくレフェリーストップ。12回2分12秒TKO勝ちを収めWBA世界ミドル級王座の初防衛に成功した[14][15]

2015年8月1日、バークレイズ・センターでダニー・ガルシア対ポール・マリナッジの前座で元WBC世界スーパーウェルター級王者でWBA世界ミドル級10位のセルヒオ・モラと対戦し、初回にお互いにダウンを喫するが、2回に再びモラがダウンを喫した際に足首の異常を訴え試合を棄権、2回2分55秒TKO勝ちを収めWBA世界ミドル級王座の2度目の防衛に成功した[16][17]。モラは担架でリングから運び出され、右足首を骨折していたことが判明した[18]

2015年12月5日、バークレイズ・センターで元WBO世界ミドル級王者でWBA世界ミドル級5位のピーター・クイリンと対戦し、右ストレートが顎にヒットしぐらつかせた後に連打の猛攻で棒立ちにさせフラフラになったところでレフェリーストップ。初回1分25秒TKO勝ちを収めWBA世界ミドル級王座の3度目の防衛に成功した[19][20]

2015年12月10日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のクイリン戦の勝利を評価し、ジェイコブスをWBAの2015年11月度の月間優秀選手賞に選出した[21][22]

2016年7月30日、バークレイズ・センターでレオ・サンタ・クルスVSカール・フランプトンの前座で元WBC世界スーパーウェルター級王者のセルヒオ・モラと約1年ぶりに再戦しWBA世界ミドル級王座の4度目の防衛を目指す予定だったが、スパーリング中に肩を痛めた為延期となった。当初は元WBO世界ミドル級王者のアンディ・リーと対戦する予定だったが、リーがランキングに入っておらず前回の対戦で微妙な決着となったモラとの再戦を選んでいた。

2016年9月9日、ペンシルベニア州レディングサンタンデール・アリーナで延期になっていた元WBC世界スーパーウェルター級王者でWBA世界ミドル級15位のセルヒオ・モラと1年1ヵ月ぶりに再戦し、4回と5回に1度ずつ、7回に3度の計5度ダウンを奪い7回2分8秒TKO勝ちを収め、WBA世界ミドル級王座の4度目の防衛に成功した[23][24][25]

2016年9月13日、WBAはWBA・WBC・IBF世界ミドル級スーパー王者のゲンナジー・ゴロフキンとWBA世界ミドル級正規王者のダニエル・ジェイコブスに対し、30日以内に王座統一戦に関する対戦交渉を開始し、120日以内に対戦するよう指令を出した。対戦交渉が合意に至らない場合は入札になるとのこと[26][27]

獲得タイトル

  • NABO北米ミドル級王座
  • NABF北米ミドル級王座
  • WBCアメリカ大陸ミドル級王座
  • 第30代WBA世界ミドル級王座(防衛4)

脚注

  1. ^ 8.Junior Olympic International Tournament - Alexandria, USA - July 1-3 2003”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年5月12日閲覧。
  2. ^ 114.Unites States National Championships Colorado Springs January 13-17, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年5月12日閲覧。
  3. ^ US National Championships - Colorado Springs - March 13-19th 2005”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2013年12月1日閲覧。
  4. ^ 10.World Cup - Moscow, Russia - July 12-17 2005”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年5月12日閲覧。
  5. ^ US National Championships - Colorado Springs - March 6-11th 2006”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年5月12日閲覧。
  6. ^ US National Championships - Colorado Springs - June 2-8 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年5月12日閲覧。
  7. ^ US Olympic Trials - Houston - August 20-26 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年5月12日閲覧。
  8. ^ Brownsville product Danny Jacobs, a top young middleweight, battles the toughest foe of his life”. NYDailyNews.com (2011年12月17日). 2014年5月11日閲覧。
  9. ^ ガルシア余裕の2回KO勝ち、ピーターソンはV3 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年8月10日
  10. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年9月7日
  11. ^ Daniel Jacobs is the WBA boxer of the month WBA公式サイト 2014年9月8日
  12. ^ ラウンドアップ WBA最新ランキング Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月8日
  13. ^ GBPがブローナー、ワイルダーら主力を放出 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年1月10日
  14. ^ Jacobs stops Truax in 12 to retain WBA 160lb belt WBA公式サイト 2015年4月25日
  15. ^ ジェイコブス最終回TKO勝ち、WBAミドル級戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年4月25日
  16. ^ Jacobs Stops Mora, Retains WBA Title WBA公式サイト 2015年8月2日
  17. ^ ガルシア9回TKO勝ち、ジェイコブス防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年8月2日
  18. ^ Mora suffered a fractured ankle”. FightNews.com (2015年8月2日). 2015年8月10日閲覧。
  19. ^ ジェイコブスが初回KO勝ち、クイリン下しV3 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月5日
  20. ^ Jacobs Obliterates Quillin WBA公式サイト 2015年12月6日
  21. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年12月10日
  22. ^ 最新ランキング、ヒューリーが2団体で月間MVP Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月11日
  23. ^ Jacobs brutalizes Mora in mismatch Fightnews.com 2016年9月9日
  24. ^ Jacobs Stops Mora to Retain Title WBA公式サイト 2016年9月10日
  25. ^ ジェイコブス7回TKO勝ち、WBAミドル級正規王座V4 Boxing News(ボクシングニュース)2016年9月10日
  26. ^ WBA: Golovkin-Jacobs must happen within 120 days Fightnews.com 2016年9月13日
  27. ^ WBA Orders Golovkin-Jacobs Championship Bout WBA公式サイト 2016年9月13日

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
ゲンナジー・ゴロフキン
第30代WBA世界ミドル級王者

2014年8月9日 - 現在

次王者
N/A