ゼロエミッション車

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電気自動車 "テスラモデルS" は、2013年の"ワールドグリーンオブザイヤー"を受賞したゼロエミッション車(ZEV)である。[1]

ゼロエミッション車(ゼロエミッションしゃ、英語: zero emission vehcle 略語:ZEV)は、搭載された動力源から二酸化炭素や大気汚染物質などの排気ガスを排出しない自動車である。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などが該当する。ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)は排気ガスを排出するためゼロエミッション車には含まれない。

排気ガスから放出される健康および環境に有害な汚染物質には、微粒子、炭素水素、一酸化炭素オゾン 、および様々な窒素酸化物に加え、地球規模の汚染物質である二酸化炭素やその他の温室効果ガスなどが含まれる。ゼロエミッション車の例には、自転車やバッテリー型の電気自動車や、水素を燃料とする燃料電池車がある。

これらの車両は開発の初期段階にあり、技術革新、産業の発展、大量生産への移行により製造排出量が減少する可能性がある。

インドの REVA 電気自動車 は、ゼロエミッション車(ZEV)販売 インド、欧州の数カ国、コスタリカ向けに販売
Honda FCXクラリティは、2008年に始まった、 水素燃料電池車 にZEV基準に準拠する。 日本 と、米国(ロサンゼルス)で販売

ZEV規制[編集]

ZEV規制(英語:zero emission vehicle requirement)は、現在、米国カリフォルニア州大気資源局が施行している制度。

カリフォルニア州内で一定台数以上を販売する自動車メーカーに対し、ZEVを一定比率(2017年現在:14%)以上販売することを義務付ける制度。例えば同州で一ヶ月に100,000台を販売するメーカーがあるとすれば、ZEVを14,000台販売しなければ、罰金を課せられるというもの。

また、欧州のイギリス、フランス[2]は2040年までに、インド[3]は2030年までに乗用車・バンの新車の販売をZEVに限定し、ガソリン・ディーゼルなどの内燃機関を搭載した車両の新車販売を禁止することを表明している。

各国のZEV規制状況[編集]

国名 規制年 ガソリン・ディーゼル PHV
フランス 2040 規制 規制
イギリス 2040 規制 規制
 スコットランド 2032 規制
インド 2030 規制 規制
米国カリフォルニア州 2018 規制

脚注[編集]