スプラトゥーン (漫画)

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Splatoon
ジャンル ギャグ漫画
漫画
作者 ひのでや参吉
出版社 小学館
掲載誌 別冊コロコロコミック月刊コロコロコミック
発表期間 2016年4月号 - 連載中
巻数 既刊6巻(2018年9月現在)
テンプレート - ノート

スプラトゥーン』は、ひのでや参吉による日本ギャグ漫画である。任天堂ゲームソフトスプラトゥーン』シリーズを題材としている。

概要[編集]

  • 内容は、ウデマエC-[注釈 1]の主人公・ゴーグル[注釈 2]が所属するブルーチームの活躍や成長を描いたギャグ・アクション作品。
  • コミックスはコロコロ連載作品としては異例の大ヒットとなっており、2018年3月時点で累計80万部を突破している。

ストーリー[編集]

S4編(1巻 - 2巻)
ナワバリバトルナンバーワンを決めるコロコロカップに参加したブルーチーム。全員がB-以下という低ランクにも関わらず、初戦で最高ランクS+のライダーと対戦し大健闘の末勝利する。その後もことごとくS4[注釈 3]と対戦するも、持ち前の明るさと勇気で切り抜けていく。
ヒーローモード編(3巻)
ひょんなことからアタリメ司令にニュー! カラストンビ隊隊員3号とその2に抜擢されたゴーグルとライダー。ハイカラシティから奪ったデンチナマズ・オオデンチナマズの電力を使い、地上に攻め込もうとしているタコを止めることになる。途中、タコゾネス、タコツボックスなどに妨害されるものの無事に切り抜け、ついにタコ軍団のボスDJタコワサ将軍と対戦することに。周りをすべてタコに囲まれ、一時絶体絶命に陥りながらも1号、2号とともにこれを突破していく。
ハイカラスクエア編(3巻 - 6巻)
常にトレンドを追い求めるイカ、グローブに連れられハイカラシティの近くの町ハイカラスクエアにたどり着いたゴーグルたち。しかし、そこに店を構えるロブの店を壊してしまう。グローブからスクエアキング杯で優勝すれば店を持つことができることを告げられ、参加することとなる。予選を難なく勝ち抜いたブルーチームだったが、そこで大会4連覇の絶対王者、エンペラーのことを聞かされる。エンペラーの圧倒的な実力と威圧感に怖気づくものの、スミカケチーム・はぐれイカチーム、そして準決勝でグローブチームを破りついに決勝へ進出する。決勝戦ではンペラーの圧倒的実力に苦戦しながらも諦めず、試合を楽しもうとする。エンペラー兄弟の「ジェットパックキングダム」でゴーグルを除きヒットするも、エンペラーがジェットパックで着地したところをキューバンボムで撃破。このヒットでできたスキを活かし、塗り返すことに成功。中央で入り乱れての大混戦となるも、最終的に0.1%差で勝利した。
サーモンラン編(6巻)
優勝パーティーの途中、ちょっとしたことからクマサン商会でバイトすることになったゴーグルとグローブ。また、エンペラーは修行のため、マスク"は新作のゲーム代を稼ぐためにバイトに参加する。ほかの三人がバイト初心者だということを知ったマスクは「最悪だ」と嘆くものの、絶対王者のエンペラー、エンペラーを破ったゴーグル、準決勝進出のグローブと実力者ぞろいであったため、安堵する。無事にすべてのWAVEをクリアしたゴーグルであったが、 海に落ちてしまう。帰りの船もどんどん遠ざかっていき、ゴーグルは流され、見知らぬ場所につくこととなる。

登場人物[編集]

ブルーチーム[編集]

元あおぐみ[1]の四人が集まってできたチーム。ほとんどのメンバーは頭が抜けているため、他のイカたちからはよくアホチームと呼ばれる。リーダーはメガネ。

ゴーグル
声 - 小松未可子
この作品の主人公。ウデマエC-。使用ブキはスプラシューター。周囲から「アホ」と称されるほど頭が抜けている能天気な性格の持ち主。おまけに破天荒な行動を起こすため、事あるごとにメガネやヘッドホンに突っ込まれている。しかし、格上が相手であっても怖気づくことはなく、またライダーにも「S4以上の力があるかもしれない」と言われるなど、ウデマエではかれない強さがある。
メガネ
声 - 白石晴香
ブルーチームのリーダー。ウデマエC+。使用ブキは主にパブロ。自他ともに認めるツッコミ役で、チームの中ではまともな存在だが、彼自身も抜けているところがある。驚くとメガネから眼球が飛び出る描写がされるが、実際はレンズ入りな模様。
ヘッドホン
声 - 近藤玲奈
メガネ同様、ブルーチームのツッコミ役。使用ブキは主にスクイックリンαなどのチャージャー。曲者ぞろいのブルーチームの中ではしっかり者で、ウデマエもチームの中で最も高いB-。
ハイカラスクエア編では、決勝戦前にスコープをつけようとしたが、スカルに「仲間のサポートのための射撃なんだろう?」と諭されたことで考えを改める。決勝戦でエンペーサーに「よそ見はよくない」と言われるが、「仲間を見るよそ見は悪くない」と反論する。
ニットキャップ
声 - 小松未可子
ゴーグル同様、ブルーチームのボケ役。使用ブキはバケットスロッシャー。ウデマエ少々間延びした口調で話す。常に笑っていられるほど楽天的な性格の持ち主[注釈 4]

イエローグリーンチーム[編集]

リーダーはライダー。もともとはライダーが集めた即席のチームだったが、ブルーチームと戦って以来、自主的に集まって練習するようになっている。

ライダー
声 - 吉川幸之助
イエローグリーンチームのリーダーでツッコミ役。よくゴーグルにズボンを下ろされては返り討ちにしている。ウデマエはS+。使用ブキはダイナモローラーテスラ。当初はほかの三人を「トルネード要員」と吐き捨てたり、「バトルは強い奴が一人いれば勝てる」と発言するなど、傲慢な態度が目立ったが、ブルーチームに敗北して以来考えを改めた様子。気に入らない者に対して態度の悪いことや、すぐに舌打ちすることなどであまりいい印象ではないが、根は誠実な性格。
ブレザー
スゲ
ナイトビジョン

オレンジチーム[編集]

軍隊らしく、統制がとれたチーム。全員がアタマをモンゴウベレーで揃えており、ギアにも統一感が見られる。

アーミー
声 - 河西健吾
オレンジチームのリーダー。ウデマエ最高ランクS+の中でも凄腕の四天王の一人。軍人気質で、目の下に自分でペイントを入れている。一人称は「ワガハイ」。メンバーからは「隊長」と呼ばれ慕われている。使用ブキはN-ZAP85。バトルしたデータを集め、相手の動きを読んで戦うイカアミマニュアルを得意とする。これとスーパーセンサーの組み合わせによりブルーチームを苦戦させた。予想外のことに弱いタイプで、ブルーチーム戦でもそれが裏目に出て敗北した。バトル後、ゴーグルから「バトルは何があるかわからないから面白い」と諭され、今までの「勝利こそすべて」という考えを改めた。
エフテン
セーラーB(ブルー)
セーラーW(ホワイト)

ピンクチーム[編集]

全員がフクにアロハシャツを揃えており、ギアはイカにも夏のリゾートを連想させるコーディネート。全員パリピらしく、パーティーやイベントでの自分たちの写真をインターネットによくアップしている。

アロハ
ピンクチームのリーダー。ウデマエ最高ランクS+の中でも凄腕の四天王の一人。使用ブキは.52ガロン。軽薄な性格で、言葉の最後には「♪」がつくことが多い。軽やかなダンスで塗るミラーボールダンスが得意。喧嘩していたブルーチームを侮辱するものの、自分たちも些細なことで喧嘩し、最終的には「アホシンクロパワー」で敗北した。試合後、「仲の良さは比べることじゃない」ことを悟る。
ダイバー
オクタグラス
ムギ

シアンチーム[編集]

全体的にコーディネートが暗く、全員が常に下げ眉をしており、性格も暗い。 全員いわゆるオタクであり、バトル以外のプライベートでも集まってゲームをしたりマンガを読んだりする仲間でもある。

マスク
シアンチームのリーダー。ウデマエ最高ランクS+の中でも凄腕の四天王の一人。使用ブキはカーボンローラーデコ。一人称は「オレ」。「フヒヒ」「デュフフ」と不気味に笑う癖を持つ。リア充に恨みを抱いており、それらを滅ぼすことを信条とする。対決前からブルーチーム(特にニットキャップ)に嫌悪感を抱いていた。サブウエポンを用いたSW地獄を得意とする。しかし、ニットキャップの発言によりできたスキに挽回され、「ザコにはローラーを一振りもしない」ということを忘れてしまい、結果敗北する。試合後、自分たちも(憧れの)リア充だったことに気づかされた。
オーロラヘッドホン
マルベッコー
ジャージー

パープルチーム[編集]

スカルは定位置から動かず敵のキルに専念し、他の3人が陣地を広げる戦法を得意とする。

スカル
パープルチームのリーダーで、ウデマエ最高ランクS+の中でも凄腕の四天王の一人。S4の中でも最強のイカでもある。使用ブキは3Kスコープカスタム。脅威の命中率を誇る絶対射程領域 スカルエリアを得意とする。その場から一歩も動かずに全員ヒットさせるなど、その実力は明白である。しかし、ライダーとの特訓の末生み出したゴーグルの新しい必殺技イカズマジェットに敗れ、試合に敗北する。試合後、どんな相手でもバトルを楽しめることも強さであると悟った。
タレサン
チドリキャップ
エイズリー

ダークグリーンチーム[編集]

サイクルメット
ストレンプ
さくら
スケボーメット

グローブチーム[編集]

グローブ
グローブチームのリーダー。ハイカラスクエア出身のイカで常にトレンドを追い求めている。エンペラーに試作品のスプラマニューバーを渡されて大会に出場するも、決勝戦でエンペラーに敗北する。その時にエンペラーから「お前のトレンドは見た目だけ」と言われるも、見た目だけでもここまで強くなれたと立ち直っている。髪型(ゲソがた)に自信を持っており、髪が取れたりすると自我を失ってしまう。
ブロウ
グローブチームの副リーダー。普段はポーカーフェイスだが、笑い上戸な一面を持つ。
クリップ
ストラップ

イカロスチーム[編集]

イカロス
ボーダービーニー
ベーダーキャップ
ヘッドバンド

FCチーム[編集]

テニスバンド
ランニングバンド
スカッシュバンド
バスケバンド

スクールカーデチーム[編集]

一見コギャル系ガールのチームと思われるが、実は女装したボーイのチームである。イエローグリーンチームとの対決を機に、ライダーを「アニキ」と呼び好意を寄せるようになっている。

スクールメトリー
スクールショート
スクールダンゴ
スクールロング

スミカケチーム[編集]

全員のフクのブランドはタタキケンサキで統一されている。全員綺麗好きで、やられることを汚されるとして認識している。

スミカケ
二重が特徴。「汚れるのは大嫌いだが、対戦相手をインクまみれにするのは大好き」であり、その矛盾をメガネに突っ込まれている。
ゲーダー
アロー
リブ

はぐれイカチーム[編集]

イカマスク
ピラニアマスク
ロッキンマスク
チョコマスク

エンペラーチーム[編集]

大会四連覇を果たしたベテランチーム。隙間を塗りつぶし、相手と出会うことで必ず勝つ王道(エンペラーロード)を得意とする。

エンペラー
「絶対王者」の異名を持つイカ。使用ブキはスプラマニューバーコラボ。
プリンツ
エンペラーの弟。一人称は「ボク」で、兄のことは「兄さん」と呼んでいる。使用ブキは兄と同じくスプラマニューバーコラボ。兄から直々にバトルの手ほどきと帝王学を学んでいる。内向的な性格の持ち主で、優秀な兄にコンプレックスを抱いていることもあり、引っ込み思案な一面を持つ。
エギングJr(ジュニア)
スター選手の息子として知られるイカ。 チームでも随一の身軽さを誇り、ノリも軽い。
エンペーサー
チームの紅一点であり、クールかつ寡黙な性格をしたガール。「女騎士」の異名を持つ。

サブキャラクター[編集]

シオカラーズ / 1号、2号
ハイカラシティのアイドルユニット。要所で現れてゲームの実況・解説をしてくれる。
アタリメ司令
ハイカラシティのマンホールに住まう老イカ。活躍目覚ましいゴーグル(ついでにランダー)に目を付ける。
テンタクルズ
ハイカラスクエア編で登場。スクエアキング杯の準決勝から実況を担当する。

単行本[編集]

VOL 発売日 話数 タイトル カバー ISBN
1 2016年7月28日 第1話~第4話 第1話「ライダー」
第2話「アーミー」
第3話「グリーン」
第4話「アロハ」
第0話「イエロー」
せんしゅめイカん
ゴーグルくん ISBN 978-4091422156
2 2017年1月27日 第4.5話~第7話 第5話「マスク」
第6話「特訓」
第7話「スカル」
第4.5話「ダークグリーン」
bonus「トレイン! トレイン!」
せんしゅめイカん
ゴーグルくん、ライダー ISBN 978-4091422897
3 2017年6月23日 第8話~第11話 第8話「ヒーローモード 前編」
第9話「ヒーローモード 後編」
第10話「グローブ」
第11話「スクエア」
bonus「作戦会議」
せんしゅめイカん
ゴーグルくん、グローブくん ISBN 978-4091424136
4 2017年10月27日 第12話~第15話 第12話「大会本選」
第13話「スミカケ」
第14話「はぐれイカ」
第15話「街歩き」
番外編「あの日のグローブ」
せんしゅめイカん
ゴーグルくん、ライダー、グローブくん ISBN 978-4091424945
5 2018年2月28日 第16話~第19話 第16話「イエローグリーンVSエンペラー①」
第17話「イエローグリーンVSエンペラー②」
第18話「グローブチーム①」
第19話「グローブチーム②」
番外編「あおぐみ」
せんしゅめイカん
エンペラー ISBN 978-4091426239
6 2018年7月27日 第20話~第23話 第20話「エンペラー①」
第21話「エンペラー②」
第22話「エンペラー③」
第23話「サーモンラン」
bonus「「charge!」」
せんしゅめイカん
ゴーグルくん、エンペラー ISBN 978-4091427298

Webアニメ[編集]

2017年8月11日よりYouTubeコロコロチャンネルで配信のコミック版を元にしたコミックアニメ[2]

各話リスト
話数 サブタイトル 配信/発売
#1 ライダー 2017年8月11日配信
#2 アーミー 『Splatoon2 イカすファンブック2』DVD収録
2018年1月20日発売

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ スプラトゥーンではゲームの腕前によってC、B、A、S と分けられ、その中で最低がC-、最高がS+となっている。
  2. ^ 単行本のせんしゅめイカんには○○くん、○○ちゃんと記載されている。
  3. ^ 最高ランクS+の中でも凄腕の四天王のことを言う
  4. ^ 6巻現在笑顔以外の表情が描写されたことがない。

出典[編集]

  1. ^ 単行本5巻136~151P「あおぐみ」参照
  2. ^ 人気コミック『Splatoon(スプラトゥーン)』小松未可子さんが主人公・ゴーグルくん役で、コミックアニメ化! 第1話が配信中”. animate Times (2017年8月14日). 2017年8月21日閲覧。