スチュワート・ゼンダー

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スチュワート・ゼンダー
基本情報
出生名 Stuart Patrick Jude Zender
生誕 (1974-03-18) 1974年3月18日(44歳)
出身地 イングランドの旗 イングランドシェフィールド
ジャンル ファンクソウルオルタナティブ・ロックジャズ
職業 ベーシスト
担当楽器 ベース
活動期間 1993-現在
共同作業者 ジャミロクワイ (1993–1998)マーク・ロンソン (2006–2011)
公式サイト http://www.stuartzender.net/

スチュワート・ゼンダー(Stuart Patrick Jude Zender、1974年3月18日 - )は、イギリスシェフィールド出身のミュージシャン。ジャミロクワイのバンドの元ベーシストでもある。

略歴[編集]

シェフィールドで生まれ、幼少期は父の仕事の関係でアメリカのフィラデルフィアの音楽専門系の小学校でスネアドラムを叩いていた。イギリスへ戻りバークシャーの音楽学校へ通うが、学生時代すでに演奏の才能で知れた存在であり、1年で退学した。17歳で親元を離れパンクバンドなどを経験したのち、10代でジャミロクワイに参加。リーダーのジェイ・ケイにだけ権限と賞賛が集まることに不満を抱き、1998年にアルバム『Synkronized』のリリース予定直前にバンドを脱退。脱退後は、メラニー・ブラット(元オール・セインツ、当時の配偶者)、オマー、ローリン・ヒルインコグニート等、様々なアーティストの作品に参加している。

本人は自分がジャミロクワイの創設メンバーであると語る傾向があるが、加わったのは1993年、ファーストシングル後にメジャーデビュー準備をしていたバンドのオーディションへの参加以降である。サーカスパフォーマンス集団のドラムや照明係をやっていた縁による、ジャミロクワイ当時ドラマーのニック・ヴァン・ゲルダーの紹介で、18歳の時であった。脱退後のインタビューでは、「17歳のころからNMEの元編集者やカメラマンらとパンクバンドをやっており、レディオヘッドの前座をやるなどし、レディオヘッドのプロデューサーとは友達」とも発言している。「バンドというものはレディオヘッドのように全員対等であるべきである」という持論を用てジャミロクワイに不満を抱いた説明をしたものだが、実際には参加経緯からしてレディオヘッドのような同級生バンドとは違うものだった。

1998年にイギリスのソウルシンガー、Don-Eと共に『AZUR』と呼ばれるアルバムを制作し、自身をディアンジェロのようなマルチ・インストゥルメンタリストで作曲家であると定義するが、アルバムリリースには至っていない。(どこからかネット上に音源が流出してしまった事態は、これまで二度ほど起こっている。)

2006年にはロックバンドLEROIを結成し一部ボーカルも担当、米ゲフィン社と契約したと発表したが、社内人事のあおりで契約が消えたとのことでデビューに至らぬままバンドは解散し、イギリスに戻ってマーク・ロンソンのツアーバンドに参加した。スチュワート以外のメンバーは別のベーシストを迎えてBlack Cowboyという名でアメリカでバンドを続けた。

2009年にはジャミロクワイへの復帰を望む発言をしていたが叶わず、自身モデルのワーウィック・シグネチャー・ベースの発売にさきがけて『Running Out Of Heroes』なる自身のオリジナル・ソロプロジェクト・アルバムの制作を、SNSやベーシスト向けメディアなどでアナウンスした。その際ジャミロクワイのキーボード担当であったトビー・スミス(2002年脱退、2017年逝去)の参加した楽曲を紹介すると宣言し、ファンに期待をさせていたが、音源を収録したパソコン本体が盗難にあったとの説明で結局は公開されなかった。アルバムは現在までに一曲も発表されず、続報もない。(日本のバンドsuchmosのベーシストHSUとの2017年の対談では、アルバムはグルーヴ以外は白紙状態で、その部分を他のアーティストに作って欲しい旨を語っている。)

近年はセッションベーシストとしてINABA/SALASのツアーなどに参加している。

私生活[編集]

1995年頃に女優のミラ・ジョヴォヴィッチと交際していた。後腐れはなく現在まで親交している模様。バンドLEROIのメンバーは彼女の引き合わせであり、また2012年には彼女が歌うウェブ公開楽曲にベーシストとして参加している。

イギリスのアイドルグループであるオール・セインツのメラニー・ブラットとの間に生まれたLilyellaという娘が1人いる。

日本には私事でもしばしば来ているようで、夜の街での予期せぬ遭遇情報が多い。INABA/SALASで共演した稲葉浩志によると、日本語もかなりできるとのこと。

参加アルバム[編集]

  1. Emergency on Planet Earth. 1993 - Credits: Bass.
  2. The Return of the Space Cowboy. 1994 - Credits: Bass, Writer.
  3. Guru - Jazzmatazz, Vol. 2: The New Reality. 1995 - Credits: Bass.
  4. Travelling Without Moving. 1996 - Credits: Bass, Writer.
  5. Live from 6A - Late Night With Conan O'Brien. 1997 - Credits: Bass.
  6. Lauryn Hill - The Miseducation of Lauryn Hill. 1998 - Credits: Bass.
  7. Mica Paris - Black Angel. 1998 - Credits: Bass.
  8. Now Dance 98 - Compilation. 1998 - Credits: Bass.
  9. Omar - Best by Far. 1998 - Credits: Bass, Percussion, Electric Guitar, Keyboards, Programming, Co-Writer, Producer.
  10. All Saints - Saints and Sinners. 2000 - Credits: Writer, Producer, Mixer, Keyboards, Bass, Percussion, Strings, Programming.
  11. Space Monkeyz vs. Gorillaz - Laika Come Home. 2002 - Credits: Remix.
  12. Mark Ronson - Version. 2007 - Credits: Bass.
  13. Mark Ronson & The Business Intl. – Record Collection (bass guitar on "Somebody To Love Me")
  14. Omar - The man (2013) Credits: Bass
  15. Incognito – In Search of Better Days (2016) (bass guitar)
  16. Zak Abel - Everybody Needs Love (2016) (Bass,Composer)
  17. Omar Love in Beats (2017) (Bass)

ビデオ出演[編集]

  • ジャミロクワイ - When You Gonna Learn
  • ジャミロクワイ - Blow Your Mind
  • ジャミロクワイ - Emergency on Planet Earth
  • ジャミロクワイ - Light Years
  • ジャミロクワイ - Stillness in Time
  • ジャミロクワイ - Space Cowboy
  • ジャミロクワイ - Cosmic Girl
  • ジャミロクワイ - Alright
  • ジャミロクワイ - High Times
  • ジャミロクワイ - Virtual Insanity
  • Ms. Dynamite - Dy-Na-Mi-Tee
  • マーク・ロンソン - Oh My God (Feat. リリー・アレン)
  • マーク・ロンソン - Valerie (Feat. エイミー・ワインハウス)
  • US TV Appearance - Stop Me - Conan O'Brien, NBC, 2007.07.12

使用機材[編集]

  1. Warwick Streamer Stage I. 1992-1995.
  2. Alembic Epic 4 String (On Stage Backup Bass). 1992-1995
  3. Warwick Iroquai Rug Bass. 1996-1997
  4. Warwick White Stage 1 Bass. 1997
  5. Warwick The Chrome Ender. 1998
  6. Fender 1964 Precision Bass. 2000-現在
  7. Warwick Stuart Zender Signature Bass. 2009
  8. BOSS ME-6B
  9. BOSS ME-8B
  10. Ashdown SZ Funk Face Twin Dynamic Filter Pedal - Stuart Zender Signature Auto-Wah Pedal

外部リンク[編集]