ミラ・ジョヴォヴィッチ

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ミラ・ジョヴォヴィッチ
Milla Jovovich
Milla  Jovovich
2011年
本名 Milica Jovović
生年月日 1975年12月17日(38歳)
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 キエフ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 女優
活動期間 1987年 -
配偶者 ショーン・アンドリュース (1992 - 1992)
リュック・ベッソン (1997 - 1999)
ポール・W・S・アンダーソン(2009-)
家族 夫:ポール・W・S・アンダーソン
長女:エヴァー
公式サイト http://www.millaj.com
主な作品
フィフス・エレメント
バイオハザード』シリーズ

ミラ・ジョヴォヴィッチ: Milla Jovovich ; ウクライナ語:Мілла Йововичセルビア語:Милица Јововићラテン文字表記:Mila Jovovićロシア語:Милла Йовович1975年12月17日 - )は、アメリカ合衆国女優モデル

生い立ち[編集]

ウクライナ・ソビエト社会主義共和国の首都キエフに生まれる。父親はコソヴォ出身のセルビア人医師ボギチ・ジョヴォヴィチ(Богић Јововић[1][2]、母親はドニプロペトロウシク生まれのロシアの女優ガリーナ・ジョヴォヴィチ(ru 旧姓ロギノワ)[3]。本人はジョヴォヴィッチではなくヨヴォヴィッチと読んで貰いたいと周囲にお願いしているので、正確にはヨヴォヴィッチ。

キエフからロンドンモスクワへと移り住み、5歳の時にアメリカ合衆国ロサンゼルスに移住。移住後に両親は離婚。母親と二人三脚で演技を歩み始める。その後父親は再婚し1988年に異母弟が生まれる[4]

その学校時代を通してミラは酷いいじめを経験した。ちょうど冷戦時代のソビエト連邦から来たということが禍して、同級生らから「ロシアのスパイ」、「コミー」(commie コミュニストなどと罵倒されていたという[5]

キャリア[編集]

1987年、11歳からロシアのモデルとして(elite)モデルエージェンシーに所属し活躍していた。1988年には化粧ブランドレブロンの「Most Unforgettable Women in the World」に選ばれる。以降、多くの雑誌のカバー(表紙)やミラノパリニューヨークファッションデザイナーコレクションショーに出演している。広告ではカルバン・クライン(Calvin Klein)の香水エスケープ(Escape)や、ロレアル(L'Oréal)のイメージモデルとして有名である。モデルの仕事と同時に映画への出演もしていたが、1991年に女優としての仕事に専念する為に2年の休暇を取りモデルエージェンシーとの所属契約を解除する。

映画では1988年に『トゥー・ムーン』でヒロインの妹役でスクリーンデビューする。1991年にはブルック・シールズ主演映画『青い珊瑚礁』の続編『ブルーラグーン』に主演。その後女優としての目立った活躍は無かったが、1997年にはリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』のヒロイン役で見せた演技力、美しさが大きな話題となる。この映画では全ての衣装をフランスのデザイナー、ジャン=ポール・ゴルチエが担当した。1999年の『ジャンヌ・ダルク』や2002年の『バイオハザード』はシリーズ作品として彼女の代表的な作品となる。

その他に「ミラ」の名前で音楽活動もしており、1994年には『The Divine Comedy』を発表[6]。モデルや女優の仕事を続けながら、バンド「プラスティック・ハズ・メモリー」でコンサート・ツアーも敢行した。

また、モデル仲間のカルメン・ホーク(Carmen Hawk)と共に2003年にJovovich-Hawk(ジョヴォヴィッチ ホーク)というブランドを立ち上げ、ファッションデザイナーとしても活動している。Jovovich-Hawkはロサンゼルスとニューヨークに拠点がある。

日本ではオンワード樫山キヤノンホンダ・オデッセイパナソニックCMなどの出演がある。

私生活[編集]

英語の他にロシア語フランス語がある程度話せる。

1992年、16歳の時にショーン・アンドリュースと結婚したが直ぐに離婚[7]。1997年に映画監督リュック・ベッソンと結婚するが1999年に離婚[8]。その後、『バイオハザード』シリーズの監督ポール・W・S・アンダーソンと撮影を通して知り合い、交際を経て婚約。婚約中の2007年11月3日に娘エヴァーを出産[9][10]2009年8月22日にアンダーソンと自宅で挙式[11][12]し、三度目の結婚をした。

主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1988 トゥー・ムーン
Two Moon Junction
サマンサ
1991 ブルーラグーン
Return to the Blue Lagoon
リリー
1992 カフス!
Kuffs
マヤ・カールトン
チャーリー
Chaplin
ミルドレッド・ハリス
1997 フィフス・エレメント
The Fifth Element
リールー
1998 ラストゲーム
He Got Game
ダコタ・バーンズ
1999 ジャンヌ・ダルク
Joan of Arc
ジャンヌ・ダルク
2000 ミリオンダラー・ホテル
The Million Dollar Hotel
エロイーズ
めぐり逢う大地
THE CLAIM
ルチア
2001 ズーランダー
Zoolander
カティンカ
2002 ダミー
Dummy
ファンゴラ
バイオハザード
Resident Evil
アリス
ノー・グッド・シングス
No Good Deed
エリン
プリティ・イン・ニューヨーク
You Stupid Man
ナディーン
2004 バイオハザードII アポカリプス
Resident Evil: Apocalypse
アリス
2006 ウルトラヴァイオレット
Ultraviolet
ヴァイオレット
ポイント45
.45
キャット
2007 バイオハザードIII
Resident Evil: Extinction
アリス
2009 パーフェクト・ゲッタウェイ
A Perfect Getaway
シドニー
THE 4TH KIND フォース・カインド
The Fourth Kind
アビー・タイラー
2010 バイオハザードIV アフターライフ
Resident Evil: Afterlife
アリス
ストーン
Stone
ルセッタ
2011 エターナル 奇蹟の出会い
Vykrutasy
ナディア
ブリンギング・アップ・ボビー/BRINGING UP BOBBY
BRINGING UP BOBBY
オリーブ
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
The Three Musketeers
ミレディ
フェイシズ
Faces in the Crowd
アンナ
2012 バイオハザードV リトリビューション
Resident Evil: Retribution
アリス

名前の発音について[編集]

活動の場がアメリカである為アメリカ読みの「ジョヴォヴィッチ」と呼ばれる事が多いが、出生地キエフでのウクライナ語発音は「ヨヴォヴィッチ」である。[13] 本人も気にしていて自己紹介をする時は「ヨ」を強調して発音する事が多い。 また『バイオハザード』 のDVDオーディオコメンタリーでは共演者に対し「ヨヴォヴィッチが正しい発音なの」「ヨヴォヴィッチと呼んでよね」などと自己紹介の際に強調を繰り返し、名前の発音についての拘りを印象付けた。

脚注・出典[編集]

  1. ^ “Mila Jovović peva zanimljive pesme” (Serbian). Glas Javnosti. (2000年7月7日). http://arhiva.glas-javnosti.rs/arhiva/2000/07/18/srpski/F00071702.shtm 2010年11月7日閲覧。 
  2. ^ The Official Milla Jovovich Website :: Biography”. 2008年11月10日閲覧。
  3. ^ Milla Jovovich (2005年4月11日) (Russian). "Я мечтаю сыграть Анну Ахматову". (インタビュー). russiannightsfest.com.. http://www.russiannightsfest.com/?pt=50&article=98 2007年12月29日閲覧。 
  4. ^ Milla Jovovich”. E!. 2007年12月28日閲覧。
  5. ^ Just Milla, please
  6. ^ Boardman, Mickey (Summer 1994). “Generation Oxymoron”. Paper. http://www.millaj.com/art/paper94.shtml 2007年12月29日閲覧。 
  7. ^ Milla Jovovich”. newfaces.com. 2007年10月21日閲覧。
  8. ^ “Milla's Tale”. Harpers & Queen. (January 2003). http://www.millaj.com/art/harpersqueen0103.shtml 2007年10月22日閲覧。. 
  9. ^ From Milla”. millaj.com (2007年11月7日). 2007年11月7日閲覧。
  10. ^ “Milla Jovovich gives birth to baby girl, names her Ever”. Times Daily. (2007年11月4日). http://www.timesdaily.com/article/20071104/APE/711040815&cachetime=5 2007年11月4日閲覧。 
  11. ^ Von Judith Bonesky (2009年7月30日). “Milla Jovovich: Hochzeit in Los Angeles”. Bild.de. 2010年12月10日閲覧。
  12. ^ “ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミニドレスでバージンロードを!ゲストは50名の家庭的な結婚式!”. シネマトゥデイ. (2009年8月24日). http://www.cinematoday.jp/page/N0019356 2012年11月26日閲覧。 
  13. ^ http://www.millaj.com/faq.shtml

外部リンク[編集]