ジャンヌ・ダーク
表示
ジャンヌ・ダーク | |
---|---|
Joan of Arc | |
監督 | ヴィクター・フレミング |
脚本 |
マクスウェル・アンダーソン アンドリュー・ソルト |
原作 |
マクスウェル・アンダーソン 『ロレーンのジョーン』 |
製作 | ウォルター・ウェンジャー |
出演者 |
イングリッド・バーグマン ホセ・フェラー |
音楽 | ヒューゴー・フリードホーファー |
撮影 | ジョセフ・A・ヴァレンタイン |
編集 | フランク・サリヴァン |
製作会社 |
シエラ・ピクチャーズ RKO |
配給 |
RKO セントラル |
公開 |
1948年11月11日(NY) 1950年6月30日 |
上映時間 |
(オリジナル版)145分 (短縮版)100分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 460万ドル[1][2] |
配給収入 |
410万ドル[3] 6502万円[4] |
『ジャンヌ・ダーク』(原題: Joan of Arc)は、1948年のアメリカ合衆国の伝記映画。 1946年にニューヨークで初演されたマクスウェル・アンダーソン原作、イングリッド・バーグマン主演の戯曲『ロレーンのジョーン』(Joan of Lorraine)に基づく映画作品であり、舞台初演に引き続いてバーグマンがジャンヌ・ダルクを演じ、ヴィクター・フレミングが監督を務めた。
テクニカラー作品として撮影されている。オリジナルは145分だが、現在は100分のカット版が流布している。
ストーリー
[編集]イングランドとの百年戦争の最中にあった15世紀前半のフランスを舞台に、神の啓示を受けた少女ジャンヌ・ダルクが、フランスを勝利に導いてシャルル7世の戴冠に大きく貢献、国民的ヒロインとなるものの、敵軍に捕らえられた末に19歳の若さで魔女として火刑に処せられるまでが、ジャンヌの信仰心や心理的葛藤とともに描かれる。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
---|---|---|---|---|
NHK版 | 日本テレビ版 | PDDVD版 | ||
ジャンヌ・ダルク | イングリッド・バーグマン | 藤野節子 | 宗形智子 | 日野由利加 |
シャルル7世 | ホセ・フェラー | 家弓家正 | 増岡弘 | 木下浩之 |
ラ・イル | ワード・ボンド | 大宮悌二 | 大林隆介 | |
ジャン・ド・ブロス | ジョン・アイアランド | |||
ピエール・コーション | フランシス・L・サリヴァン | 早野寿郎 | 宮川洋一 | 茶風林 |
ジル・ド・レ | ヘンリー・ブランドン | |||
ギヨーム・エラール | ウィリアム・コンラッド | |||
ジャン・ド・リュクサンブール | J・キャロル・ナイシュ | |||
看守 | ジェフ・コーリイ | |||
デュノワ | リーフ・エリクソン | 河本邦弘 | ||
ジョルジュ・ド・ラ・トレモイユ | ジーン・ロックハート | 滝口順平 | 中村浩太郎 | |
アランソン公 | ジョン・エメリー | 遠藤純一 | ||
ジャン・ル・メートル | セシル・ケラウェイ | 織間雅之 | ||
ブルボン公 | リチャード・ネイ | |||
ナレーション | シェパード・ストラドウィック | 千葉耕市 | ||
演出 | 本田保則 | |||
翻訳 | 古田由紀子 | |||
調整 | 近藤勝之 | |||
効果 | スリー・サウンド | |||
制作 | コスモプロモーション |
- PDDVD版
スタッフ
[編集]- 監督:ヴィクター・フレミング
- 製作:ウォルター・ウェンジャー
- 脚本:マクスウェル・アンダーソン、アンドリュー・ソルト
- 音楽:ヒューゴー・フリードホーファー
- 撮影:ジョセフ・A・ヴァレンタイン
- 編集:フランク・サリヴァン
- 美術:リチャード・デイ
- 衣装:ハーシェル・マッコイ、ドロシー・ジーキンズ、バーバラ・カリンスカ
アカデミー賞受賞・ノミネーション
[編集]- 受賞
- ノミネーション
参考文献
[編集]- ^ “ジャンヌ・ダーク”. allcinema. 2014年2月15日閲覧。
- ^ “ジャンヌ・ダーク”. KINENOTE. 2014年2月15日閲覧。
- ^ Finler, Joel Waldo (2003) (英語). The Hollywood Story. Wallflower Press. p. 358. ISBN 978-1-903364-66-6 2024年2月12日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)81頁
- ^ 「イングリッド・バーグマン追悼特別企画」として放送。