シーズ・リーヴィング・ホーム

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シーズ・リーヴィング・ホーム
ビートルズ楽曲
収録アルバム サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
リリース 1967年6月1日
録音 アビー・ロード・スタジオ
1967年3月17日、20日
ジャンル ロック
時間 3分35秒
レーベル パーロフォンキャピトルEMI
作詞者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 収録曲
A面
  1. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
  2. ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
  3. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
  4. ゲッティング・ベター
  5. フィクシング・ア・ホール
  6. シーズ・リーヴィング・ホーム
  7. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト
B面
  1. ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー
  2. ホエン・アイム・シックスティー・フォー
  3. ラヴリー・リタ
  4. グッド・モーニング・グッド・モーニング
  5. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (リプライズ)
  6. ア・デイ・イン・ザ・ライフ
  7. サージェント・ペパー・インナー・グルーヴ

シーズ・リーヴィング・ホーム」 (She's Leaving Home) は、ビートルズの楽曲である。

解説[編集]

本作は1967年に発表されたアルバムサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の収録曲である。レノン=マッカートニーの作品。実質的にはポール・マッカートニーの作品とされるが、ジョン・レノンがコーラスなどを手伝っている[1]。「イエスタデイ」や「エリナー・リグビー」などと同じくストリングスをアレンジに用いたクラシカルな楽曲である。この曲のタイトルおよび歌詞は、ポールが家出した少女について書かれた『デイリー・ミラー』の記事から取ったが、実際に少女が家出したのは歌詞に出てくる「水曜日の朝5時」ではなく、両親が不在だった午後である。この曲のサビ「彼女は」「出て行く」「家を」の合間に歌われる部分はジョン・レノンがコーラスを担当しているが、これも新聞に書かれていた言葉である[2]

ビートルズの楽曲でストリングスやオーケストラを用いた作品の編曲は本作と、フィル・スペクターがリメイクしたアルバム『レット・イット・ビー』の収録曲を除いて、すべてジョージ・マーティンが担当している。本作に限ってマーティンがアレンジしなかった理由は、彼が他のアーティストとの仕事で多忙を極めていたため仕事を断ったというものである[3]。ポールはフリーアレンジャーであるマイク・リーンダーにオーケストレイションを依頼した。ジョージ・マーティンはこのことについて「馬鹿馬鹿しいことなんだよ」「彼はやたらと先を急いでいたし、私は他の仕事で手いっぱいで、どうしようもなかった。私が腹を立てているのを知って、彼は驚いていたが、今じゃポールも自覚しているようだ」「少しだけスコアを書き換えた。ほんの少しね。マイク・リーンダーはいい仕事をしてくれたと思う」と語っている[4]。レコーディングは他のアレンジャーがアレンジしたスコアをマーティンが指揮するという異例の形でなされた。編成はヴァイオリン4、ヴィオラ、チェロ、ダブル・ベース各2、ハープ1。ビートルズのメンバーは演奏には参加せず、セッション・ミュージシャンのストリングスハープ、ポールのリード・ボーカルとジョンのコーラスのみとなっている。ジョージ・ハリスンリンゴ・スターは参加していない。

『サージェント・ペパーズ』発表前に訪米したポールが、アルバム『スマイル』を録音中のビーチ・ボーイズをスタジオに見舞った折に、この曲をピアノで弾き語りしてみせた。帰りの際にポールはブライアン・ウィルソンに「『サージェント・ペパー』はもうすぐ完成する。だから『スマイル』の完成も急いだ方がいい」と述べたと言われている(結局完成することはなかった)。

ポールの2002年のツアーで、初めて演奏された。

もともとはモノラル盤の方がオリジナルのキーとテンポで、ステレオ盤ではミックス時にテープのスピードを下げた為、キーとテンポが下がっている。その為、ステレオ盤は3分35秒に対し、モノラル盤は3分25秒となっている。2017年に発表されたアニバーサリー・エディションでは、ステレオでモノラル・バージョンのキーとテンポに作り替えられている。

演奏[編集]

カヴァー・ヴァージョン[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 出典:Miles著 "Many Years From Now" 420頁
  2. ^ 出典:ポール・マッカートニーの自伝" Many years from now"
  3. ^ 出典:『ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版』マーク・ルーイスン著、内田久美子訳、シンコーミュージック・エンターテイメント社、2009年、158頁
  4. ^ 出典:『ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版』マーク・ルーイスン著、内田久美子訳、シンコーミュージック・エンターテイメント社、2009年、159頁