シュトラウス (競走馬)
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この記事は現役競走馬を扱っています。 |
シュトラウス | ||||||
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第28回東京スポーツ杯2歳S優勝時 (2023年11月18日) | ||||||
欧字表記 | Strauss[1] | |||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||
性別 | 牡[1] | |||||
毛色 | 黒鹿毛[1] | |||||
生誕 | 2021年1月24日(3歳)[1] | |||||
父 | モーリス[1] | |||||
母 | ブルーメンブラット[1] | |||||
母の父 | アドマイヤベガ[1] | |||||
生国 | 日本(北海道安平町)[1] | |||||
生産者 | ノーザンファーム[1] | |||||
馬主 | (有)キャロットファーム[1] | |||||
調教師 | 武井亮(美浦)[1] | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 7戦2勝 | |||||
獲得賞金 |
5390万2000円[1] ※2024年6月23日現在 | |||||
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シュトラウス(欧字名:Strauss、2021年1月24日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2023年の東京スポーツ杯2歳ステークス。
馬名は、独語の「花束(Blumenstrauss)」に由来する。母名より連想。
経歴
[編集]2023年(2歳)
[編集]6月3日東京芝1600mの2歳新馬戦でダミアン・レーンを背に1番人気で出走。道中2番手追走から3コーナーで先頭に躍り出ると最後は後続に9馬身差をつけデビュー戦を飾った[2]。4か月の休養を挟んで、10月7日に行われたサウジアラビアロイヤルカップでは道中折り合いを欠きながら4番手で追走し最後の直線で脚を伸ばしたがゴンバデカーブースの3着に敗退した[3]。11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークスでは好位の3番手でレースを進め、直線半ばで抜け出すと最後はシュバルツクーゲルに1馬身半差をつけ重賞初制覇となった[4]。
続いて、初のGI挑戦として12月17日の朝日杯フューチュリティステークスに出走。1984年のグレード制導入後、1度も勝ち馬が出ていない大外枠ではあったが、ジャンタルマンタルに次ぐ2番人気に支持された[5]。レースはスタートで出遅れるも、徐々に盛り返して向こう正面からハナに立った。そのまま先頭で直線を迎えたが、ジャンタルマンタルに並ばれると後続にも次々と抜かれ、期待を大幅に裏切る10着に大敗[6]。以前から指摘されていた気性面の課題が露呈する結果となった[6]。
2024年(3歳)
[編集]3月16日のファルコンステークスより始動。終始行きたがる様子を見せつつも最後方を進み、直線で抜群の伸びを見せたが、進路を塞がれ9着に終わった[7]。
競走成績
[編集]以下の内容は、JBISサーチ[8]およびnetkeiba.com[9]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2023. 6. 3 | 東京 | 2歳新馬 | 芝1600m(不) | 9 | 8 | 8 | 1.4 (1人) | 1着 | 1:36.9(34.5) | -1.5 | D.レーン | 55 | (ショウナンマントル) | 504 | |
10. 7 | 東京 | サウジアラビアRC | GIII | 芝1600m(良) | 9 | 1 | 1 | 2.8 (2人) | 3着 | 1:33.7(34.3) | 0.3 | C.ルメール | 56 | ゴンバデカーブース | 514 |
11.18 | 東京 | 東スポ杯2歳S | GII | 芝1800m(良) | 10 | 7 | 7 | 5.8 (4人) | 1着 | 1:46.5(34.9) | -0.3 | J.モレイラ | 56 | (シュバルツクーゲル) | 520 |
12.17 | 阪神 | 朝日杯FS | GI | 芝1600m(良) | 17 | 8 | 17 | 3.9 (2人) | 10着 | 1:34.6(36.2) | 0.8 | T.マーカンド | 56 | ジャンタルマンタル | 510 |
2024. 3.16 | 中京 | ファルコンS | GIII | 芝1400m(良) | 17 | 3 | 5 | 7.0 (3人) | 9着 | 1:21.0(34.1) | 0.8 | 北村宏司 | 57 | ダノンマッキンリー | 520 |
5. 5 | 東京 | NHKマイルC | GI | 芝1600m(良) | 18 | 7 | 13 | 27.2 (9人) | 16着 | 1:34.0(34.1) | 1.6 | 北村宏司 | 57 | ジャンタルマンタル | 518 |
6.23 | 東京 | パラダイスS | L | 芝1400m(稍) | 16 | 5 | 9 | 7.1 (3人) | 6着 | 1:21.8(34.3) | 0.7 | 杉原誠人 | 53 | オーキッドロマンス | 518 |
- 競走成績は2024年6月23日現在
血統表
[編集]シュトラウスの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ロベルト系 |
[§ 2] | ||
父 モーリス 2011 鹿毛 |
父の父 スクリーンヒーロー2004 栗毛 |
*グラスワンダー | Silver Hawk | |
Ameriflora | ||||
ランニングヒロイン | *サンデーサイレンス | |||
ダイナアクトレス | ||||
父の母 メジロフランシス2001 鹿毛 |
カーネギー | Sadler's Wells | ||
Detroit | ||||
メジロモントレー | *モガミ | |||
メジロクインシー | ||||
母 ブルーメンブラット 2003 鹿毛 |
アドマイヤベガ 1996 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
ベガ | *トニービン | |||
*アンティックヴァリュー | ||||
母の母 *マイワイルドフラワー 1986 鹿毛 |
Topsider | Northern Dancer | ||
Drumtop | ||||
Wildwook | Sir Gaylord | |||
Blue Canoe | ||||
母系(F-No.) | (FN:4-m) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | サンデーサイレンス 4×3=18.75%、Northern Dancer 4×5・5=12.50% | [§ 4] | ||
出典 |
- 母ブルーメンブラットは2008年のマイルチャンピオンシップ、府中牝馬ステークス勝ち馬。
- 母父アドマイヤベガは1999年の東京優駿勝ち馬。
- 叔父に2008年北海道スプリントカップ勝ち馬のジョイフルハートがいる。
- そのほかの近親にホークビル、コジーン、テイエムオペラオーなど。詳細はポーテージ_(競走馬)#主な牝系図を参照。
脚注
[編集]注釈
[編集]
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n “シュトラウス”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年11月19日閲覧。
- ^ 【東京5R・2歳新馬】怪物出現! シュトラウスが持ったままで9馬身V レーン騎手「いいポテンシャル」netkeiba.com、2023年6月3日配信・閲覧
- ^ 【サウジアラビアRC】単勝2番人気シュトラウスは3着 ルメール騎手「まだ勉強しないと…」スポーツ報知、2023年10月7日配信・閲覧
- ^ 【東スポ杯2歳S】シュトラウスが早め押し切り快勝!出世レース制し世代の主役候補へサンケイスポーツ、2023年11月18日配信・閲覧
- ^ “【朝日杯FS】2番人気シュトラウスは後退10着 マーカンド騎手「大外厳しかった」”. UMATOKU (2023年12月17日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ a b “【朝日杯FS】〝不安的中〟のシュトラウス10着 出遅れから向正面でハナに…マーカンドが語った「勝負のポイント」”. 東スポ競馬 (2023年12月17日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ “【ファルコンS・人気馬敗戦のナゼ】シュトラウス9着も距離短縮の〝新たな試み〟で得た収穫 課題の気性面に成長は?”. 東スポ競馬 (2024年3月16日). 2024年4月15日閲覧。
- ^ “シュトラウス 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年11月19日閲覧。
- ^ “シュトラウスの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2023年11月19日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|シュトラウス|JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年11月19日閲覧。
- ^ “シュトラウスの血統表|競走馬データ - netkeiba.com”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2023年11月19日閲覧。