サラ・ポーリー
サラ・ポーリー Sarah Polley | |||||||||||||||||
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![]() 2009年撮影 | |||||||||||||||||
生年月日 | 1979年1月8日(43歳) | ||||||||||||||||
出生地 |
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国籍 |
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配偶者 |
デヴィッド・ワーンズビー(2003年 - 2008年) David Sandomierski (2011年-) | ||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||
『スウィート ヒアアフター』 『死ぬまでにしたい10のこと』 『ドーン・オブ・ザ・デッド』 | |||||||||||||||||
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サラ・ポーリー(Sarah Polley, 1979年1月8日 - )は、カナダの映画監督、脚本家、女優。
来歴[編集]
生い立ち[編集]
オンタリオ州トロントにて、イギリス出身で俳優の父親と俳優兼キャスティングプロデューサーの母親(1990年にガンで亡くなっている)との間に5人兄弟の末っ子として生まれる[1][2][3]。
キャリア[編集]
4歳のときから子役として活躍し、1986年の『クリスマスに届いた愛』で映画デビューする。その後カナダのテレビで活躍。1997年のアトム・エゴヤンの『スウィート ヒアアフター』で注目されるようになる。その後ハリウッド映画等にも出演しているが、インデペンデント映画への出演が多い。
女優としてだけでなく1999年から監督業にも進出しており、2006年の初長編映画『アウェイ・フロム・ハー君を想う』では、監督および脚本を担当し、カナダの脚本家組合が主催する脚本賞の映画部門最優秀脚本賞のほか、2007年度のロサンゼルス映画批評家協会賞のニュー・ジェネレーション賞、ニューヨーク映画批評家協会賞の新人監督賞を受賞した。また、第80回アカデミー賞脚色賞にもノミネートされた。
私生活[編集]
2003年に長年の恋人で、映画やテレビで編集の仕事をしているデヴィッド・ワーンズビー(David Wharnsby)と結婚したが2008年に離婚[4]。
反戦活動に熱心で、カナダの人気ドラマ『アボンリーへの道』で主人公セーラ役を演じた際、社会運動への傾倒が原因となり、後半からフランスへ留学するという設定で出演機会がほとんどなくなったことがある。デモで警官と衝突して歯を折ったこともあるという[5][6]。
2011年8月23日、トロント大学法学専攻博士課程に在籍する男子学生と再婚し、同時に妊娠3ヵ月であることを発表した。2012年に娘が生まれている[4]。
主な作品[編集]
出演[編集]
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1986 | クリスマスに届いた愛 One Magic Christmas |
モリー・モナハン | |
1987 | ビッグタウン The Big Town |
クリスティ | |
1989 | バロン The Adventures of Baron Munchausen |
サリー | |
1990 | 丘の家のジェーン Lantern Hill |
ジョディ | |
1990-1994 | アボンリーへの道 Road to Avonlea |
セーラ・スタンリー | テレビシリーズ、65エピソード |
1994 | エキゾチカ Exotica |
トレイシー・ブラウン | |
1997 | スウィート ヒアアフター The Sweet Hereafter |
ニコル | |
ハンギング・ガーデン The Hanging Garden |
ローズマリー | ||
1999 | 写真家の女たち Guinevere |
ハーパー・スローン | |
イグジステンズ eXistenZ |
メルル | ||
go Go |
ロンナ | ||
2000 | 悪魔の呼ぶ海へ The Weight of Water |
マレン | |
めぐり逢う大地 The Claim |
ホープ・バーン | ||
2003 | Re:プレイ The I Inside |
クレア | |
死ぬまでにしたい10のこと My Life Without Me |
アン | ||
LUCK ラック Luck |
マーガレット | ||
2004 | ドーン・オブ・ザ・デッド Dawn of the Dead |
アナ | |
シュガー Sugar |
妊娠しているドラッグの売人 | ||
2005 | アメリカ、家族のいる風景 Don't Come Knockin |
スカイ | |
あなたになら言える秘密のこと La Vida secreta de las palabras |
ハンナ | ||
ベオウルフ Beowulf & Grendel |
セルマ | ||
2006 | スリングズ・アンド・アロウズ Slings & Arrows |
ソフィ | テレビシリーズ、第3シーズン |
2009 | ミスター・ノーバディ Mr. Nobody |
エリーズ | |
スプライス Splice |
エルサ | ||
2010 | Trigger Trigger |
ヒラリー |
監督[編集]
公開年 | 邦題 原題 |
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2006 | アウェイ・フロム・ハー君を想う Away from Her |
兼脚本 |
2011 | テイク・ディス・ワルツ Take This Waltz |
兼脚本・製作 |
2012 | 物語る私たち Stories We Tell |
脚注[編集]
- ^ “Sarah Polley Biography (1979–)”. Filmreference.com. 2010年3月27日閲覧。
- ^ Brian D. Johnson. “Polley, Sarah”. Thecanadianencyclopedia.com. 2010年3月27日閲覧。
- ^ “The Polley dynasty was born in Kingston; Diane Polley, the mother of actor and director Sarah Polley, grew up in the Limestone City. She used to put plays on in her backyard, attaching theatre curtains to the clothesline — The Whig Standard — Ontario, CA”. Thewhig.com (1990年1月10日). 2010年8月1日閲覧。
- ^ a b http://www.imdb.com/name/nm0001631/bio
- ^ Toronto Life: Woman on the Verge - Page 4
- ^ http://www.thecanadianencyclopedia.com/index.cfm?PgNm=TCE&Params=M1ARTM0011399