丘の家のジェーン

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丘の家のジェーン』(おかのいえのジェーン、: Jane of Lantern Hill )は、L・M・モンゴメリ小説、またそれを原作としたカナダ映画作品。

あらすじ[編集]

カナダ、トロントうららか街六十番地で12歳の少女ジェーンは自分を愛してはくれない厳格な祖母と、美しい母と暮らしていた。 父は知らない。ジェーンと母がむつまじくすることを露骨に嫌がる祖母にはばまれ、ジェーンは愛に飢えていた。 そんなある日、いないとばかり思っていた父が、 ひと夏をプリンスエドワード島で過ごそうと手紙をよこす。 不安なジェーンだが、父と会い父と過ごすうちにいきいきとめざましく成長してゆく。

映画版[編集]

赤毛のアン」に続きケビン・サリバン1989年に映画化。別れた両親の仲を戻そうとする少女の話で、キャストにはサラ・ポーリーや「赤毛のアン」に続きコリーン・デューハーストなどが出演。

キャスト[編集]

  • マイロン・ベネット/ジェーン Mairon Bennett....Jane Stuart
  • サム・ウォーターストン/アンドリュ(ジェーンの父親) Sam Waterston....Andrew Stuart
  • パトリシア・フィリップス/ロビン(ジェーンの母親) Patricia Phillips....Robin Stuart
  • サラ・ポーリー/ジョディ Sarah Polley....Jody Turner
  • コリーン・デューハースト/ヘプシバ Colleen Dewhurst....Hepzibah

スタッフ[編集]

  • 監督:ケビン・サリバン Kevin Sullivan
  • 脚本:ケビン・サリバン/フィオナ・マクヒュー Fiona McHugh
  • 原作:L・M・モンゴメリ Lucy Maud Montgomery
  • 製作:ケビン・サリバン
  • 音楽:ジョン・ウェルズマン John Welsman
  • 撮影:ブライアン・トムソン Brian Thomson
  • 本編時間:112分