カワサキ・エプシロン
カワサキ・エプシロン(EPSILON)は、スズキからOEM供給を受け、川崎重工業汎用機カンパニー(モーターサイクル&エンジンカンパニーを経て現:カワサキモータース)が販売していたスクータータイプのオートバイである。
概要[編集]
排気量別に二つの車種が存在する。基本的にはOEM元であるスズキのスカイウェイブ、アヴェニスと同一であるが、カワサキブランドでの販売に伴いエンブレムの変更や専用カラーなどが設定されている。なお両社のOEM提携解消に伴い、エプシロン150・250とも2007年までに販売終了となった。これによりカワサキは国内市場向けスクーターから完全に撤退した。
モデル一覧[編集]
- エプシロン250
スズキ・スカイウェイブ250のOEM。スカイウェイブ250からの変更点としては、エンブレムなどの他に、専用カラーとハンドルなどの一部パーツが変更されていた。
- エプシロン150
スズキ・アヴェニス150のOEM。専用カラーや専用ステッカーなどで差別化されていた。
関連項目[編集]
- カワサキ・J - 欧州市場向けのスクーター。キムコ製のエンジンを搭載。
- Dトラッカー250→250SB - 本車両とは逆に、カワサキからスズキに供給された車両。