オーペス

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オーペス
Opeth
Opeth – Elbriot 2015 02.jpg
ドイツ・ハンブルク公演 (2015年8月)
基本情報
出身地 スウェーデンの旗 スウェーデン
ストックホルム県 ストックホルム
ジャンル プログレッシブ・メタル[1][2][3]
デスメタル[1][2][3]
プログレッシブ・デスメタル
プログレッシブ・ロック[1][3]
ヘヴィメタル[2]
シンフォニックブラックメタル[2]
ゴシックメタル[2]
スカンジナヴィアン・メタル[2]
活動期間 1990年 - 現在
レーベル キャンドルライト・レコード
センチュリー・メディア・レコード
ピースヴィル・レコード
ミュージック・フォー・ネイションズ
ロードランナー・レコード
ニュークリア・ブラスト
共同作業者 フレドリック・ノルドストローム
公式サイト www.opeth.com
メンバー ミカエル・オーカーフェルト(Vo/G)
フレドリック・オーケソン(G)
マーティン・メンデス(B)
マーティン・アクセンロット(Ds)
ヨアキム・スヴァルベリ(Key)
旧メンバー 以下を参照

オーペス(Opeth)は、スウェーデン出身のプログレッシブ・メタルバンド[4]

バンド名はWilbur Smithの小説"The Sunbird"に登場する「月の都」Opetが由来[5]。2006年10月14日に行われた日本のヘヴィメタル・フェスティバル「LOUD PARK 06」では、初来日公演を行った[6]

音楽的特徴と影響[編集]

2005年のライブ
ミカエル・オーカーフェルト(Vo/G) 2014年
フレドリック・オーケソン(G) 2014年
マーティン・メンデス(B) 2014年
マーティン・アクセンロット(Ds) 2015年
ヨアキム・スヴァルベリ(Key) 2015年

ゴシック的なニュアンスを含む暗黒性と、重厚なデスヴォイス・幽玄なクリーンヴォイスの使い分けに代表される巧みな動静の対比を活かした楽曲展開を特徴とし、北欧のプログレッシブ・メタル、ひいてはプログレデスの代表格としばしば評される。日本での人気も高く、『北欧の暗黒神』という独自の愛称が存在する。ミカエル・オーカーフェルトダン・スワノと互いに影響を与え合い、共に70年代のプログレッシブ・ロックデスメタルを組み合わせたスタイルを作り上げたことで著名である[7]

初期はテクニカルなデスメタルにプログレ的な展開の妙味を加えた大作志向、と(後年に比して)ストレートな音楽性であったが、度重なるメンバーチェンジに加えて大きな特徴である動静のニュアンスを複雑化させ、『ブラックウォーター・パーク』より大々的に鍵盤楽器をフィーチュア、次第に古典的なプログレッシブ・ロックに近い抒情性・幻想性を強める。のみならず『ダムネイション』『ヘリテイジ』のように意図的にデスメタルの要素を希薄化・プログレの要素を前景化させる実験的なアプローチもとった。

Iron MaidenSlayerDeathBlack SabbathDeep PurpleCeltic FrostKing DiamondCamelMorbid AngelJudas Priestから影響を受けている。オーカーフェルトはJudas Priestの運命の翼を今までにリリースされたメタルのアルバムで最も優れたものであると評している。また、背信の門収録のHere Come the Tearsをリハでウォーミング・アップとして歌っている[8][9][10]

メンバー[編集]

現メンバー[編集]

オーペス唯一のオリジナルメンバーでバンドの中心人物。
エッジ・オブ・サニティ(Edge of Sanity)の5thアルバム『クリムゾン』にゲストボーカルとして参加している。ポーキュパイン・トゥリーとも親交が深く、作品に参加したり楽曲提供を行い、スティーヴン・ウィルソンとStorm Corrosionというユニットを組んだこともある。
シリアスな音楽性に相反して、ライヴではユーモアにあふれたMCを行う。
かなりのレコードマニアであり、来日した際には大量のアナログ盤を名古屋のレコードショップや新宿のディスクユニオンで購入したことをBURRN!誌のインタビューで明かしている。また、CDやmp3といったデジタル音源を嫌っており、アナログ盤と比べて「無機質な音」と説明したり「俺にとってCDはカセットテープに詰め込むのと同じ」といった発言をしている。
  • G:フレドリック・オーケソン - Fredrik Åkesson (2007- )ストックホルム出身。
クリストファー・アモット (Christopher Amott)が脱退していた時期のアーチ・エネミー(Arch Enemy)にサポート参加していた(クリストファーの復帰に伴い離脱)。
  • B:マーティン・メンデス - Martín Méndez (1997- )1978年4月6日生まれ。ウルグアイ出身。3rdアルバムの時期にマーティン・ロペスとほぼ同時期に加入したが、レコーディングでの参加は4thアルバムから(3rdアルバムのベースはミカエルが兼任した)。2016年1月現在、ミカエル以外で最も古くから在籍しているメンバーである。
  • Ds:マーティン・アクセンロット - Martin Axenrot (2006- )1979年3月5日生まれ。
ザ・ホーンテッド (The Haunted)のパトリック・ヤンセン(Patrik Jensen)のサイドプロジェクト、ウィッチリー(Witchery)でも活動中。
  • Key:ヨアキム・スヴァルベリ - Joakim Svalberg (2011- )1969年2月生まれ。
キーボードシンセサイザー奏者。イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)、ヒューズ・ターナー・プロジェクト(Hughes & Turner project)、ティアマット(ライヴ・セッション)等での活動歴がある。

旧メンバー[編集]

  • Vo:ダヴィッド・イズベルグ - David Isberg 1990–1992
  • G:ペーター・リンドグレン - Peter Lindgren 1991–2007 (1991年はベース担当)
ミカエルに次いで長年活動していたが、過酷なツアー・スケジュールに付いていくことが困難になったこと、バンドに熱意を失ったことにより脱退。
  • B:ヨハン・デファルファーラ - Johan DeFarfalla 1991, 1994–1997
  • Ds:アンダース・ノルディン - Anders Nordin 1990–1997
  • Ds:マーティン・ロペス - Martin Lopez 1997–2006 
健康上の理由により脱退。2010年にSoenというバンドを結成し、活動を再開。
  • Key:ペル・ヴィベリ - Per Wiberg 2005-2011
バンド活動に熱意を失くしたことにより、バンド側との話し合いの末に脱退した。
  • G:ダン・ニルソン Dan Nilsson 1990
  • G:ミッケ・バーグストロム Micke Bargstörm 1990
  • G:アンドレアス・ディメオ Andreas Dimeo 1990-1991
  • G:キム・ペターソン Kim Pettersson 1991
  • B:マーティン・ペルソン Martin Persson: 1990
  • B:ニック・ドーリング Nick Döring 1990-1991
  • B:マティアス・アンダー Mattias Ander 1991
  • B:ステファン・グテクリント Stefan Guteklint 1991–1994
  • Ds:リレ・エヴェン Rille Even: 1990

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

映像作品[編集]

日本公演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Opeth reviews, music, news - sputnikmusic・2015年7月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Opeth|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2015年7月14日閲覧。
  3. ^ a b c Opeth - オペス - キューブミュージック・2015年12月19日閲覧。
  4. ^ a b “オーペス、さらに深遠なるプログレッシヴ・メタル・ワールドへ”. BARKS. (2016年8月3日). https://www.barks.jp/news/?id=1000129541 2016年8月7日閲覧。 
  5. ^ OPETH”. 2014年8月11日閲覧。
  6. ^ LOUDPARK06 ラウドパーク06”. 2014年10月14日閲覧。
  7. ^ Dan Swano”. 2014年10月8日閲覧。
  8. ^ Azevedo, Pedro. “Born Within Sorrow's Mask”. Chroniclesofchaos.com. 2008年1月18日閲覧。
  9. ^ Interview with Mikael Åkerfeldt or Opeth”. Wnhumetal.com (2006年2月24日). 2008年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年2月8日閲覧。
  10. ^ Opeth: Interview with Mikael Åkerfeldt”. HailMetal.com (2004年12月28日). 2010年5月22日閲覧。

参考文献[編集]

  • BURRN! 2010年12月号、2012年5月号

外部リンク[編集]