オカヒジキ

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オカヒジキ
Saltwort 20080911 Flower.JPG
オカヒジキの花
分類APG III
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ヒユ科 Amaranthaceae Juss.
亜科 : Salsoloideae
: オカヒジキ属 Salsola
: オカヒジキ
S. komarovii
学名
Salsola komarovii Iljin
和名
オカヒジキ、ミルナ
英名
Saltwort

オカヒジキ(陸鹿尾菜、陸羊栖菜、学名Salsola komarovii)とは、ヒユ科オカヒジキ属一年草。別名ミルナ(水松菜)。

特徴[編集]

日本では北海道から本州四国九州及び南西諸島種子島与那国島)に、日本国外では朝鮮東アジアに分布する。日当たりの良い海岸の砂浜や砂礫地、塩生地等に生育しする。

一年草で、高さ20 - 30cm。茎は斜上又は匍匐する。は互生、多肉質で、線状円柱形で、長さ1.5cm前後、先端は刺状、葉縁は全縁、無毛。葉柄は無い。花期は7月から10月。葉腋に1個付け、花被片は5枚、色は淡緑色。果実は乳白色。

和名の由来は、多肉質の葉が海藻ヒジキに似ており、陸上(おか)に生育することから。また、別名のミルナも同じく海藻のミルに似ていることに由来する。

海岸の開発により自生地が減少している地域もある。

利用[編集]

食用になり、若い葉や茎を茹でて食し、しばしば栽培されている。海岸に自生しているものは、生で齧ると塩気が効いてキャベツの浅漬けのような味がする。本種そのものは特に味に主張が無くおひたしや和え物などとして食す。

保護上の位置づけ[編集]

生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。

参考文献[編集]

  • 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
  • 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科』 新星図書出版、1989年。
  • 鳥取県自然環境調査研究会編 『レッドデータブックとっとり -鳥取県の絶滅のおそれのある野生動植物-』、鳥取県生活環境部環境政策課、2002年。

関連項目[編集]

ヒジキ

外部リンク[編集]