エゾシマリス

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エゾシマリス
エゾシマリス
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目 Rodentia
亜目 : リス亜目 Sciuromorpha
: リス科 Sciuridae
: シマリス属 Tamias
: シマリス T. sibiricus
亜種 : エゾシマリス T. s. lineatus
学名
Tamias sibiricus lineatus
(Siebold, 1824)
和名
エゾシマリス

エゾシマリス(蝦夷縞栗鼠、学名 Tamias sibiricus lineatus)は、ネズミ目リス科シマリス属に属するリスの1種。ユーラシア大陸北部に分布するシマリスシベリアシマリスTamias sibiricus亜種サハリン北海道択捉島国後島利尻島礼文島天売島焼尻島に分布する。

形態[編集]

頭胴長が12-15cm、尾長が11-12cm、耳長が14-18mm、後足長が35-18mm、体重が71-116gになる。体毛は茶色で、背中には5本の黒い縞がある。縞の間はクリーム色になり、腹と耳の先は白くなる。

生態[編集]

海岸から高山帯までの森林に生息するが、開けた環境に多い。昼行性であり樹上でも生活するが、主に地上で活動する。樹木植物種子昆虫、陸貝、小鳥の卵や雛を食べる。樹木の種子を、地面に埋めたり、冬眠巣に運び込んで貯蔵する。樹洞を巣にするが、地下にも落ち葉を運び込んで巣を作る。冬眠や繁殖は地下の巣で行う。北海道では、10月から翌年4月まで約200日間冬眠する。春に冬眠から目覚めると、新たに別の穴を掘って地上に出てくる。

繁殖期は春から夏であり、年に1-2回出産する。1回に3-7頭、平均5頭の仔を産む。寿命は5-6年である。

種の保全状態評価[編集]

  • 情報不足(DD)環境省レッドリスト
    Status jenv DD.png
    ペットとして入ってきたチョウセンシマリス Tamias sibiricus barberi が、札幌市内など北海道の一部で野生化しており、本種と同じくシマリスの亜種であることから、交雑や競争が生じていることが懸念されている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 小宮輝之 『日本の哺乳類』 学習研究社<フィールドベスト図鑑>、2002年、P16
  • 石井信夫 阿部 永 監修 『改訂2版 日本の哺乳類』 東海大学出版会、2008年、P121