iNaturalist

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iNaturalist
URL inaturalist.org
言語 日本語、イタリア語、インドネシア語、スウェーデン語、スペイン語、ノルウェー語 (ブークモール)、フランス語、ヘブライ、ポルトガル語、ロシア語、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、韓国語[1]
タイプ 市民科学
運営者 カリフォルニア科学アカデミー [2]
営利性 非営利
登録 必要
開始 2008年
 (13年前) (2008)[2]
現在 オンライン

iNaturalist市民科学のプロジェクトであり、ナチュラリスト、市民科学者と生物学者を対象としたオンラインのソーシャル・ネットワーキング・サービスでもある。地球上の生物多様性に関する観察記録をマッピングし共有するというコンセプトの元作られた。[3] iNaturalistのウェブサイトやモバイルアプリケーションなどを利用して観察記録を追加することができる。[4][5] 観察記録を追加することで、科学研究プロジェクト、博物館、植物園、公園、その他の組織にとって有益なオープンデータを提供する。[6][7][8] 2008年の設立から、ユーザーによって800万回以上の観察記録[9]が寄せられ、iNaturalistは"自然史関連のモバイルアプリケーションの旗手"と評価されている。[10]

歴史[編集]

iNaturalist.org はカリフォルニア大学バークレー校情報大学院に在籍していたNate Agrin、Jessica Kline、Ken-ichi Uedaの修士課程課題として2008年に始められた。[2] Nate Agrinと Ken-ichi Uedaは web開発者のSean McGregorとiNaturalistのウェブサイトを継続した。2011年にUedaは、スタンフォード大学の博士研究員であり、カリフォルニア大学バークレー校で講師をしていたScott Loarieと協働を開始した。UedaとLoarieはiNaturalist.orgの取締役を勤めている。この組織は2014年4月24日にカリフォルニア科学アカデミーと合併した。[11] 2014年、iNaturalistに登録されている観察記録は100万件に到達した。[12] 2017年には"コンピューター・ビジョン"と呼ばれる画像による自動的な種同定の機能がブラウザとモバイルアプリの両方に組み込まれた。[13]

参加方法[編集]

iNaturalistのプラットフォームは、データのクラウドソーシングに基づいている。ユーザーは、生き物の観察記録を写真、音声記録、目撃情報の形で提出できる。[7] 観察記録は、"カジュアル"または"研究用" のグレードに分けられ、研究用グレードの観察記録は研究者が使用するオンラインデータベースに取り入れられる。iNaturalistはメキシコにおいて、生物多様性をクラウドソースするためのアプリケーションとして最優位である。[14] 2017年には国際連合環境計画世界環境デーを祝うために、iNaturalistとチームを作った。[15]

iNaturalistのアプリをフィールドで使用する

2017年8月12日 (2017-08-12)現在、iNaturalistコミュニティは500,000人以上のユーザーからなり、世界中に存在する植物、動物、その他の生物に関する観察記録が6,600,000回以上投稿された[9]。ユーザーによって、多くのテーマにまたがる9000以上のプロジェクトが作られ寄与されている[16]

プロジェクトには、例えば、分類群や地域固有のBioblitzロードキルの観察記録、アニマルトラック外来種の拡大の記録などがある。アメリカ合衆国国立公園局は 2016年に開催された国立公園BioBlitzから、観察記録を記録するためにiNaturalistとパートナーシップを結んだ。このプロジェクトでは、2016年8月のうちで100,000回以上の記録がなされた。[17] 2011年、iNaturalistは世界の両生類と爬虫類 のBioBlitzの両方でプラットフォームとしての力を発揮し、その際は観察記録が世界中での両生類・爬虫類の出現と分布をモニターするために使われた。[18]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ 「iNaturalist」をApp Storeで”. 2018年1月30日閲覧。
  2. ^ a b c About” (2013年8月5日). 2013年8月7日閲覧。
  3. ^ San Francisco’s Parks Scoured in Wildlife Inventory” (2014年5月7日). 2015年1月31日閲覧。
  4. ^ iNaturalist application (iTunes Store)” (2013年6月25日). 2013年8月7日閲覧。
  5. ^ iNaturalist application (Google Play)” (2013年6月4日). 2013年8月7日閲覧。
  6. ^ Encyclopedia of Life and iNaturalist work together to support citizen science” (2012年6月18日). 2013年8月7日閲覧。
  7. ^ a b Bowser, A., Wiggins, A., Shanley, L., Preece, J., & Henderson, S. (2014). “Sharing data while protecting privacy in citizen science”. Interactions 21 (1): 70–73. doi:10.1145/2540032. http://andreawiggins.com/wp-content/uploads/2013/10/Bowser2014Interactions.pdf. 
  8. ^ Pimm, S. (30 May 2014). “The biodiversity of species and their rates of extinction, distribution, and protection”. Science 344: 1246752. doi:10.1126/science.1246752. PMID 24876501. http://www.sciencemag.org/content/344/6187/1246752.abstract 2015年1月31日閲覧。. 
  9. ^ a b iNaturalist.org Stats” (2018年1月23日). 2018年1月23日閲覧。
  10. ^ Goldsmith, G. R. (6 August 2015). “The field guide, rebooted”. Science 349 (6248): 594–594. doi:10.1126/science.aac7810. 
  11. ^ California Academy of Sciences Acquires iNaturalist” (2014年5月14日). 2014年5月14日閲覧。
  12. ^ Hance, Jeremy (2014年11月10日). “Citizen scientist site hits one million observations of life on Earth”. Mongabay. 2018年1月30日閲覧。
  13. ^ iNaturalist Computer Vision Explorations”. iNaturalist.org (2017年7月27日). 2017年8月12日閲覧。
  14. ^ Pimm, S. L.; Jenkins, C. N.; Abell, R.; Brooks, T. M.; Gittleman, J. L.; Joppa, L. N.; Raven, P. H.; Roberts, C. M. et al. (2014). “The biodiversity of species and their rates of extinction, distribution, and protection”. Science 344 (6187): 1246752–1246752. doi:10.1126/science.1246752. PMID 24876501. http://static.squarespace.com/static/51b078a6e4b0e8d244dd9620/t/538797c3e4b07a163543ea0f/1401395139381/Pimm+et+al.+2014.pdf. 
  15. ^ App brings marvels of tech and nature together to keep the world connected”. worldenvironmentday.global. 2018年1月30日閲覧。
  16. ^ Projects” (2017年1月28日). 2017年1月28日閲覧。
  17. ^ Seltzer, Carrie (2016年8月25日). “Citizen scientists give NPS 100,000+ biodiversity records for 100th birthday”. National Geographic Society (blogs). 2016年9月17日閲覧。
  18. ^ Holtz, Debra Levi (2011年10月10日). “Reptile, amphibian BioBlitzes tap social media”. San Francisco Chronicle. http://www.sfgate.com/science/article/Reptile-amphibian-BioBlitzes-tap-social-media-2328097.php 

外部リンク[編集]