アンドレイ・ベロウソフ
アンドレイ・ベロウソフ Андрей Белоусов | |
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公式肖像写真 | |
生年月日 | 1959年3月17日(65歳) |
出生地 |
ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 モスクワ |
出身校 | モスクワ大学経済学部 |
前職 |
経済学者 経済開発大臣 大統領補佐官 |
現職 | ロシア連邦国防大臣 |
所属政党 | 無所属 |
称号 | 経済学博士 |
配偶者 | ラリサ・ベロウソワ |
子女 | 1人 |
内閣 | ミハイル・ミシュスティン内閣 |
在任期間 | 2024年5月14日 - 現職 |
大統領 | ウラジーミル・プーチン |
内閣 | ミハイル・ミシュスティン内閣 |
在任期間 | 2020年1月21日 - 2024年5月7日 |
大統領 | ウラジーミル・プーチン |
在任期間 | 2013年6月24日 - 2020年1月21日 |
大統領 | ウラジーミル・プーチン |
内閣 | 第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣 |
在任期間 | 2012年5月21日 - 2013年6月24日 |
大統領 | ウラジーミル・プーチン |
アンドレイ・レモヴィチ・ベロウソフ(ロシア語: Андре́й Рэ́мович Белоу́сов、ラテン文字表記の例:Andrey Removich Belousov, 1959年3月17日 - )は、ロシア連邦の政治家、経済学者。2024年より国防大臣を務めている。ウラジーミル・プーチン政権にて経済発展大臣、大統領補佐官(経済担当)[1][2] 、第一副首相を歴任。モスクワ出身。経済学博士。
来歴
[編集]1959年3月17日にモスクワに誕生する。父のレム・ベロウソフは経済学者で価格と管理に関する学校の創設者であり、ブレジネフ時代のソビエト連邦閣僚会議議長アレクセイ・コスイギンが主導した「コスイギン改革」の推進者の1人であった。母親は放射化学研究者のアリーサ・パブロブナで希少元素を研究していた[3]。
物理数学学校を経て、1981年にモスクワ大学経済学部を卒業する.[4][5]。
1981年から1986年にかけて、ロシア科学アカデミーの中央経済数学研究所人間・機械システムシミュレーション研究室の研究員補佐、下級研究員。1996年から2001年まで科学アカデミー経済予測研究室長。2000年にロシア連邦首相外部顧問。2006年にロシア連邦経済開発貿易省次官。2008年にロシア連邦首相府財政経済部長。
2012年5月21日に経済開発大臣であったエリヴィラ・ナビウリナの後任として、第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣の経済開発大臣に任命される[4][6]。
2013年6月24日、経済政策担当の大統領補佐官に任命された。2020年1月21日より第一副首相。 2020年4月30日にはミハイル・ミシュスティン首相が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示して自主隔離に入ったことを受け、首相代行に指名され[7]、5月19日まで務めた[8]。
国防大臣(2024年-)
[編集]2024年5月に、セルゲイ・ショイグに代わって国防相に就任した[9]。
経済畑を歩んできたベロウソフの起用は異例の人事として受け止められている[10]。ウクライナ侵攻が長期化し、GDPに占める軍事費の割合が高まる中で、戦時経済体制を確立しようとしているプーチンの意向が背景にあると指摘されている[11]。
人物
[編集]ロシア正教の敬虔な信者であり、趣味はロッククライミング[12]。プーチン大統領と同様に武道の愛好家で、若い頃は空手とサンボを練習していたと言われている[13]。妻帯者であり、1人の息子がいる[14]。
脚注
[編集]- ^ Андрей Белоусов назначен помощником Президента(アンドレイ・ベロウソフ、大統領補佐官に任命。)”. ロシア大統領府 (2013年6月24日). 2014年1月26日閲覧。 “
- ^ ロシア大統領、経済発展相を補佐官に起用へ=関係筋”. ロイター (2013年5月31日). 2014年2月2日閲覧。 “
- ^ 日本, Sputnik (20240513T1703+0900). “ロシアのベロウソフ次期国防相はどんな人物?” (jp). Sputnik 日本. 2024年5月21日閲覧。
- ^ a b Dubien, Arnaud (June 2012). “The composition of Russia’s new Cabinet and Presidential Administration, and its significance”. Policy Department DG External Policies 2014年2月2日閲覧。
- ^ “Andrei Belousov, the head of the Ministry of Economic Development”. The Voice of Russia. (24 May 2012) 2014年2月2日閲覧。
- ^ “Andrei Belousov appointed Economic Development Minister(アンドレイ・ベロウソフ、経済開発相に任命)” (英語). インターファックス通信 (モスクワ). (2012年5月21日). オリジナルの2014年2月19日時点におけるアーカイブ。 2020年5月7日閲覧。
- ^ “ロシア首相、新型コロナ感染 プーチン大統領との接触情報なし”. 産経ニュース. 産経新聞. (2020年5月1日) 2020年5月1日閲覧。
- ^ “露首相、新型コロナ治療から復帰”. 産経新聞. (2020年5月19日) 2020年5月21日閲覧。
- ^ “ロシアのショイグ国防相の交代、プーチン氏が提案 後任に経済学者のベロウソフ氏”. BBC News. BBC. (2024年5月13日) 2024年5月14日閲覧。
- ^ “ロシアのショイグ国防相退任、後任は異例の経済専門家・ベロウソフ氏…参謀総長や外相は留任へ”. 読売新聞オンライン (2024年5月13日). 2024年5月21日閲覧。
- ^ Faulconbridge, Guy、Korsunskaya, Darya、Osborn, Andrew、Faulconbridge, Guy「焦点:ロシア新国防相は「ソビエト的」、プーチン氏盟友の経済学者」『Reuters』2024年5月14日。2024年5月21日閲覧。
- ^ Faulconbridge, Guy、Korsunskaya, Darya、Osborn, Andrew、Faulconbridge, Guy「焦点:ロシア新国防相は「ソビエト的」、プーチン氏盟友の経済学者」『Reuters』2024年5月14日。2024年5月21日閲覧。
- ^ “Who is Andrei Belousov, Russia's new minister of defence?” (英語). www.bbc.com. 2024年5月21日閲覧。
- ^ “Who is Andrei Belousov, Russia's new minister of defence?” (英語). www.bbc.com. 2024年5月21日閲覧。
公職 | ||
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先代 セルゲイ・ショイグ |
国防大臣 第7代:2024年5月12日 - |
次代 (現職) |
先代 エリヴィラ・ナビウリナ |
ロシア連邦経済発展大臣 第2代:2012年5月21日 - 2013年6月24日 |
次代 アレクセイ・ウリュカエフ |