セバスティアン・ルコルニュ
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| セバスティアン・ルコルニュ Sébastien Lecornu | |
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2025年 | |
| 生年月日 | 1986年6月11日(40歳) |
| 出生地 |
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| 出身校 | パンテオン=アサス大学 |
| 所属政党 |
国民運動連合(2015年まで) 共和党(2015年 - 2017年) 共和国前進(2017年 - 2022年) 再生(2022年から) |
| 内閣 |
第1次ルコルニュ内閣 第2次ルコルニュ内閣 |
| 在任期間 | 2025年9月9日 - 現職[注釈 1] |
| 元首 | エマニュエル・マクロン |
| 内閣 |
ボルヌ内閣 アタル内閣 バルニエ内閣 バイル内閣 第1次ルコルニュ内閣 |
| 在任期間 | 2022年5月20日 - 2025年10月5日[注釈 2] |
| 内閣 | カステックス内閣 |
| 在任期間 | 2020年7月6日 - 2022年5月20日 |
| 内閣 | 第2次フィリップ内閣 |
| 在任期間 | 2018年10月6日 - 2020年7月6日 |
| 内閣 | 第2次フィリップ内閣 |
| 在任期間 | 2017年6月21日 - 2018年10月16日 |
その他の職歴 | |
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(2015年4月2日 - 2017年7月10日 2021年7月1日 - 2022年12月26日) | |
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ウール県選出元老院議員 (2020年10月1日 - 2025年11月1日) | |
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(2015年4月2日 - 現職) | |
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ポルト・ド・ルール自治体連合第1副議長 (2014年4月18日 - 2020年11月3日) | |
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(2014年4月5日 - 2015年12月4日) | |
セバスティアン・ルコルニュ(フランス語: Sébastien Lecornu、1986年6月11日 - )は、フランスの政治家。エマニュエル・マクロン大統領のもと、同国首相を務めている。エリザベット・ボルヌ内閣、ガブリエル・アタル内閣、ミシェル・バルニエ内閣、フランソワ・バイル内閣において軍事大臣を務め、自身の第1次セバスティアン・ルコルニュ内閣でも暫定的に軍事大臣を務めた(後述)[1]。
略歴
[編集]サフラン・エアクラフト・エンジンズで技術者として勤める父と主婦の母の間に生まれる。
パンテオン=アサス大学で学士号、修士(公法)を取得[2]。
政治の道へ
[編集]2005年、ウール県第5区選出の国民議会議員、フランク・ジラールの議会補佐官となる。国民議会の最年少議会補佐官であった。ユール県第1区選出の国民議会議員(当時は国民運動連合に所属)であったブリュノ・ル=メールとの知己を得て、同氏が務める欧州担当政務官の官房に入る。当時22歳であり、第2次フランソワ・フィヨン内閣で最年少の補佐官であった。ブリュノ・ル=メールが農務大臣に任命されると、同氏の補佐官に引き続き起用された[2]。
2010年、ルコルニュは、国民運動連合ウール県本部事務次長に任命される。2013年の国民運動連合総裁選挙において、ブリュノ・ル=メールの選挙活動に参加。2013年5月から2014年10月まで、国民運動連合全国事務総長を務めた。
2014年、地方自治体議会選挙にヴェルノン市で立候補し、現職のフィリップ・グエン・タイン市長(社会党)に対して4倍の差をつけて圧勝[2]。ポルト・ド・ルール自治体連合(後の、セーヌ・ノルマンディー自治体連合)の第1副議長となり、総務を担当した。
2015年、ウール県議会選挙に国民運動連合から出馬し、当選。2015年4月2日には、28歳にしてウール県議会議長に選出された[2]。
中央政府の役職に就くにあたっての不文律の兼職規定により、ルコルニュは2017年7月10日、ウール県議会議長を辞任した。
政務官として
[編集]2017年6月21日、第2次エドゥアール・フィリップ内閣にてニコラ・ユロ国務大臣兼環境大臣付の政務官に任命される[2]。
それにあたり、共和党での役職が一時停止され、2017年10月31日に共和党から除名された。2017年11月25日、共和国前進に入党。
地方自治体担当大臣として
[編集]2018年10月16日、第2次エドゥアール・フィリップ内閣の内閣改造をうけて、ジャクリーヌ・グロー地方共栄・地方自治体関係大臣付の地方自治体担当大臣に任命される[2]。
海外領土大臣
[編集]2020年7月6日、ジャン・カステックス内閣にて海外領土大臣に任命される[2]。同年9月に実施された上院議員選挙にウール県選挙区から立候補し、当選したが、大臣職を継続するために翌月に議員辞職し、議席をニコル・デュラントンに譲った[3]。
軍事大臣として
[編集]2022年5月20日、エリザベット・ボルヌ内閣にてフロランス・パルリの後任として軍事大臣に任命される。35歳にしての任命であり、フランス革命以来最年少の軍事大臣である。以降もマクロン政権下では軍事大臣を務めており、2024年12月23日に発足したフランソワ・バイル首相率いる内閣でも留任した[4]。
首相として
[編集]2025年9月8日に不信任決議案が可決され辞任を表明したバイル首相の後任として、9日にマクロン大統領より新首相に指名された[5]。翌日からは、新首相を非難する反政府デモがフランス国内各地で行われた[6]。
ルコルニュは首相任命後もしばらくは新内閣の閣僚人事を行わず、バイル前政権の閣僚をそのまま暫定的に続投させた。フランス議会の通常会期が始まる10月1日になっても新内閣の閣僚を発表せず、10月5日になってようやく組閣を行ったが、主要閣僚の大半はバイル前政権から留任させるという、財政再建路線の継続が色濃い陣営であった。特にルコルニュが兼任していた軍事大臣の職にブルーノ・ル・メール元経済・財務・産業相を据えたことはマクロンの経済政策を引き継ぐものとして左派系野党から強い批判を浴びた[7]。新内閣の陣容は与野党から批判が巻き起こり、このため2026年度予算案の審議は難航することが予想された[8]。
翌10月6日、ルコルニュは辞任を表明し、マクロン大統領は辞表を受理[9][10]。その数時間後にマクロンはルコルニュに対し、安定的に国を統治する方法を見つけ出すよう48時間の猶予時間を与えた[7]。組閣から14時間足らずでの総辞職となり[11]、自身も首相としての在任期間が第5共和政史上最短の26日となった[12]。ル・メールはわずか1日間で軍事大臣を退任し、ルコルニュが暫定的に引き継いだ[7][13][14]。辞任から4日後の10月10日、マクロン大統領はルコルニュを首相に再指名した[15]。14日には社会党より要求されていた、マクロン政権による年金改革の停止を受け入れると表明したため、社会党は不信任案に賛成しないことを表明した[16]。16日に行われた2つの不信任投票はどちらも否決された[17]。
2026年7月にはフランスを襲う記録的な高温への対策が不十分であるとして不信任決議案が提出されたが、7月6日の採決では野党陣営でも足並みが乱れたこともあり、賛成は132票にとどまり否決された(可決には289票が必要)[18]。
栄典
[編集]勲章
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ “フランス大統領府が新内閣の閣僚名簿を発表”. 在日本フランス大使館. フランス欧州・外務省. 2022年7月7日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 “Sébastien Lecornu, ministre des Armées” (フランス語). Ministère des Armées. 2025年9月10日閲覧。
- ↑ “Sénatoriales. Sébastien Lecornu rate son pari de grand chelem dans l’Eure” (2020年9月27日). 2025年9月9日閲覧。
- ↑ “仏新内閣発足、社会党系の元2首相起用 中道左派頼みに 政局不安続く 外相は留任”. 産経新聞. 2024年12月24日. 2024年12月25日閲覧.
- ↑ “仏新首相にルコルニュ国防相を指名、大統領の側近 左派は反発”. ロイター. 2025年9月10日. 2025年9月10日閲覧.
- ↑ “フランス各地で反政府デモ 道路封鎖や放火、警官との衝突も”. CNN (2025年9月11日). 2025年9月14日閲覧。
- 1 2 3 “France in fresh political crisis as PM Lecornu quits after 26 days”. BBC. 2025年10月7日. 2025年10月8日閲覧.
- ↑ “ルコルニュ仏内閣がようやく始動 主要閣僚続投、財政再建路線を継承”. 日本経済新聞. 2025年10月6日. 2025年10月6日閲覧.
- ↑ “EN DIRECT, démission de Lecornu : le premier ministre a présenté sa démission à Emmanuel Macron, qui l’a acceptée”. ル・モンド. 2025年10月6日. 2025年10月6日閲覧.
- ↑ “フランス、内閣総辞職 首相の在任1カ月弱 交代は2年で5人目”. 朝日新聞 (2025年10月6日). 2025年10月6日閲覧。
- ↑ “【速報】組閣14時間で内閣総辞職 フランス・ルコルニュ首相が辞表提出、マクロン大統領が受理 与党内からも不満噴出”. FNNプライムオンライン (2025年10月6日). 2025年10月6日閲覧。
- ↑ “ルコルニュ首相が辞任、就任からわずか26日 フランス政界は新たな混乱に”. BBCニュース (2025年10月7日). 2025年10月11日閲覧。
- ↑ “France’s premier quits hours after naming government, plunging the country into more political chaos” (英語). AP通信 (2025年10月7日). 2025年10月7日閲覧。
- ↑ “仏首相、政局安定へ「最後の交渉」 大統領が「責任取る」用意”. 時事ドットコム (2025年10月7日). 2025年10月7日閲覧。
- ↑ “仏大統領、ルコルニュ氏を首相に再任 組閣を指示”. ロイター通信 (2025年10月11日). 2025年10月11日閲覧。
- ↑ “仏首相、年金改革の停止表明 内閣不信任案、否決の公算”. 時事通信社. 2025年10月15日. 2025年10月15日閲覧.
- ↑ Horobin, William (2025年10月16日). “フランス首相の不信任投票が否決-年金改革で譲歩、社会党の支持得る”. Bloomberg.com. 2025年10月16日閲覧。
- ↑ “France : la motion de censure déposée par les Écologistes largement rejetée”. ユーロニュース. 2026年7月6日. 2026年7月7日閲覧.
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 “Sébastien Lecornu, ministre des Armées | Ministère des Armées” (フランス語). www.defense.gouv.fr (2022年6月2日). 2025年10月25日閲覧。
- ↑ “Nomination dans l'ordre des Arts et des Lettres hiver 2017 | Ministère de la Culture” (フランス語). www.culture.gouv.fr (2017年3月23日). 2025年10月25日閲覧。
- ↑ “Ordonnance Souveraine n° 10.188 du 17 novembre 2023 portant promotions ou nominations dans l'Ordre de Saint-Charles. / Journal 8670 / Année 2023 / Journaux / Accueil - Journal de Monaco”. journaldemonaco.gouv.mc. 2025年10月25日閲覧。
- ↑ “Emmanuel Macron en Suède: les images du dîner d'État avec le roi Carl XVI et la reine Silvia” (フランス語). BFMTV (2024年1月31日). 2025年10月25日閲覧。
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